09期 予想歴19年
◎アパパネ
1着/1人気
○アプリコットフィズ3着/2人
▲コスモネモシン14着/11人
×ワイルドラズベリー
×サンテミリオン
久しぶりに「週刊競馬ブック」を購入したら
国枝調教師と獣医師の先生との座談会が掲載されとった。
「アパパネはどんな性格なのですか?」と訊ねられた国枝師は
「アパパネの性格は母親のソルティビッドとよく似ている」
と答える。
ソルティビッドは「本当に利口で、人の話を聞く。物事を教えるときも
『こうだよ』といえば、『はい、そうですね』というような馬」らしい。
アパパネもスタッフのやることを素直に受け入れるタイプで、
オークス挑戦時は長い距離に適応させるるために
坂路調教からトラック調教に変更したら
丸々した体形が変化して馬体に伸びが出て、
長距離向きの体形になったんやって。
国枝師いわく「不思議な馬」なんだとか。
この記事を読んで、腑に落ちた。
◎アパパネの強さの秘密は「素直さ」なんやな。
ウオッカやブエナビスタのような強さや速さ、鋭さみたいなのは
あまり感じられへんけど、
アパパネは「素直さ」を武器に勝ち残ってきた馬なんやろ。
松下幸之助も「人間に大切なのは素直さ」と言うとるけど、
人も馬も素直なんがいちばんやで。
同世代の若い牝馬がなかなか人間の言うことを聞かずに
ごたごたしているときに、
アパパネはその「素直さ」で一足早く成長を遂げてこれたんやろな。
アパパネはその「素直さ」を武器に、さらに成長する。
写真でみるかぎり、春よりええ馬体になっている風にみえるな。
素直なタイプはあまり大崩れはせえへんのちゃうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101015-00000059-spn-horse
※
アパパネが勝つとなると、たぶん2着は人気どころで
堅くおさまるやろ。
秋華賞は堅いときは堅い、荒れるときは大荒れ、と極端なレースやからな。
サンテミリオン、アニメイトバイオ、アプリコットフィズあたりやろか。
×サンテミリオンは単勝が10倍を超えていて狙い目にも思うけど、
春は「横山典旋風」+「ゼンノロブロイ旋風」のW追い風があったんで、
それが両方途絶えた今、買う気にあまりならん。
アニメイトバイオのほうが魅力やけど、
こちらも「ゼンノロブロイ」産駒。
ゼンノロブロイ産駒の代表格となるはずやったペルーサの
先週のふがいないレースっぷりを見ると、
人気のゼンノロブロイ産駒を買う気にならんな。
すると、
○アプリコットフィズが対抗にあがってくる。
斤量差はあったものの、プロヴィナージュを完封した前走は実に強かった。
栗東に長期滞在してびしびし鍛えられているみたいやし、
陣営のやる気を感じるな。
ひとつ不安要素をあげるなら、
小島太が「テンションが高い」と言っていることやろか。
小島太と一緒でGIの雰囲気に呑まれて力を出せんタイプなんちゃうか、という予感もある。
たぶん距離もマイルくらいが向いとるしな。
×ワイルドラズベリーは典型的なトライアルホースにみえる。
ローズSで買うべき馬で、ここで買ったらあかんやろな。
ワンカラットと同じファルブラウ産駒やしな。
※
もしもアパパネが3着以下に沈んで、大荒れの結果になった場合は
紫苑S組が上位にくると思う。
今年の紫苑Sは好タイムで軽視は禁物。
以下の3頭を穴候補として考える。
▲コスモネモシンは紫苑S3着。
直線で前がふさがってのものなので、見限るのは早計。
こいつもゼンノロブロイ産駒やけど、
典型的な穴馬体質の馬なので、もしかしたら大仕事をするやもしらん。
△ディアアレトゥーサはナカヤマフェスタの妹。
ダイワメジャーとダイワスカーレット、
ビワハヤヒデとナリタブライアンなど、
「兄弟DNAの爆発」ってのが時々あるので、
注意したほうがええと思う。
とはいえ、父トーセンダンスってのがマイナー過ぎるかな。
△レインボーダリア。
ナカヤマフェスタの二ノ宮厩舎はおさえとかんと。
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