東スポ杯2歳S2010予想
ビップセレブアイの大外枠はどうかなぁ・・・

はまちん
10期 予想歴25年

◎トーセンケイトゥー
  7着/2人気

○サダムパテック1着/1人
▲ダコール5着/6人
×ビップセレブアイ
×リフトザウイングス


毎度のように2歳戦は過去のレースを振り返りながらの予想。先週はレースを振り返る前まではグランプリボスを本命にする予定で組み立ててたんだけどな・・・(;・∀・)
 一番インパクトがあったのがトーセンケイトゥー。角居Qらしい?尻が大きくてそれなりにフットワークの大きい走りが印象的。大外枠で出遅れて道中は5番手を追走。1000m通過が1.03.6だから超スローだが、ラスト3Fは12.0→11.8→11.1の流れを直線を向いてサッと楽に逃げていた馬に追い付き最後はクビ差先着した。そのクビさ退けたのがメイショウオオゾラで、その後未勝利を勝ちあがり萩ステークス2着の実績がある。新馬の内容を考えればメイショウオオゾラより能力ははるかに上で、すでにオープン勝ちレベルには到達してると考えていいだろう。走りを見る限り小回りよりも断然だだっ広いコースのほうが向いているのも好感。
 あとは特に凄味を感じなかったな・・・。すでに2~5着までが勝ち上がったレースに勝利したビップセレブアイは注目していたのだが、前半は掛かり気味でなだめるのに苦労していたのを見ると、この大外枠はかなり危険。もちろん新馬だったからで終わるのかもしれないが、買うのはかなりリスクが高いと思う。
 サダムパテックは2戦とも出遅れがキニナルし、前走は相手に恵まれた感はあるがマイルを34秒の前半で走破したのは優秀。控える競馬は苦にならないし、この枠ならロスなく立ち回れそうで無理矢理の相手。血統的に大物感はないし、マイルがベストで1ハロン長い可能性もある。
 ダコールはサダムパテックが未勝利を勝った翌日に新馬を1.35.1で勝ちあがり。タイムは悪くないし、枠的に道中は外々を周ったものだけに数字以上に評価できる内容。兄のルシュクル(父サクラバクシンオー)も早い時期から活躍してたしな。まあこの馬も1ハロン延長が意外と響くかもしれないが・・・。
 サトノペガサスは穴が少なそうで買いやすいが、こちらも血統的に大物感はないだけに強く推したくはない。新馬でサトノペガサスを退けたフェイトフルウォーも悪くはないが、ステイゴールド×メジロマックイーンはドリームジャーニーと同じ配合でで、ドリームジャーニーの全弟オルフェーヴル共々、ドリームジャーニーが走ったから同じ配合にした所謂二番煎じというのが非常に気に入らん。
 イイデタイガーの新馬も優秀っぽいが、逃げて勝ったもので評価は微妙。こちらも母父シャンハイじゃ大物感ゼロだしな。ならば全兄がココナッツパンチのアッパーイースト。ってこれじゃドリジャと同じ二番煎じか・・・(;・∀・)
 リフトザウイングスは2戦目でキッチリ勝ちあがったが、新馬の内容がイマイチ。使って良くなったとも考えられるが、外枠に入ったので割り引きたい。


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東スポ杯2歳S2010回顧
想像以上に・・・

はまちん
10期 予想歴25年

次走狙い:ダコール


勝ち馬の強さが際立ったレースになっちゃったな・・・。
1000m通過が1.00.1。この時期の2歳戦なら少し速いペースか。勝ったサダムパテックは出負けするも、すぐに中団を確保。直線を向いてからは外に出すしかなく、『こりゃ厳しい競馬になっちゃったかな』と思ったら1頭だけ次元の違う脚であっさりと抜け出してしまった。勝ちタイムも過去10年でNo.2の速さで上がり33.7も文句なし。予想前はマイルのほうがいいんじゃないかと思っていたが、これなら2000mでも問題なさそうだな。次は朝日杯らしいが1番人気は確実だし一番勝利に近い馬だとは思う。一つだけ苦言を呈するなら、直線で内に刺さったのはいただけない。
 リフトザウイングスは武兄様が何を考えていたのかよくわからないが道中はイン待機。直線で内の進路がないとみるや外に出して追い込んできた。直線でスムースさを欠いたところもありながら、上がりが勝ち馬と同タイムなら評価していいのかもしれないが、まだ信頼に欠ける部分はありそうだし、今回なみたいな競馬は向いているとは思えないな。だけに鞍上は替えたほうが良いと思うが。
 ファイトフルウォーは勝ち馬よりも後からの競馬で最後までしっかり伸びて3着を確保。長く良い脚が使えるタイプみたいで府中は合っているんだろう。2戦目だったことを考えれば上々の内容だが、自己条件でも勝ち切るのに苦労しそうな感じがするな。中山などの小回り適正もどうかな。
 マイネルラクリマは大健闘。といっても重賞で2着の実績があるんだから、これくらいやれても当然か。先行して粘り込むタイプだけに府中や新潟よりも小回り向きで、中山ならさらに粘りが増しそう。距離はこれくらいまでが良さそうな感じなだけに、スプリングステークスあたりが面白いと思うが。
 ダコールは後方から脚を伸ばしてきたものの届かずだったが、新馬で先行していたんだから、こういう競馬だできたのは収穫。自己条件なら楽に突破できるだろう。
 アッパーイーストは先行した中では粘っているほうで悪くはない。トーセンケイトゥーは勝ち馬よりも悪いゲートの出だったが、新馬でも出遅れただけに今後は気がかり。今回キツイ競馬をしたのが今後に活きればいいが。イイデタイガーは残念無念・・・合掌。
レースレベルは勝ち馬だけは普通以上の評価をしていいよ思うが、全体的にみるなら普通の『3』。
 次走の狙い馬は自己条件ならダコール。
 危険馬は・・・採り上げるのをやめておくか。


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