10期 予想歴25年
◎キングスエンブレム
9着/3人気
○シルクメビウス5着/2人
ちょっと豪華なG3といった感じだよな・・・。
今年のポイントはトランセンドが逃げ切れるかどうかの判断だと思う。前走は見た目が圧勝でキングスエンブレムとは勝負付けが済んだように見えるが、そんなことはないな。今回も前走同様にマイペースでは逃げられそうだが、斤量はキングスエンブレムより1kg軽かったし、直線が平坦の京都で最後の1ハロンが12.7。これはややかかりすぎで、今回は斤量増に直線で坂のある阪神になるんだから、マイペースで逃げれたとしても最後に止まる確率は高いのではないか。昨年は地力でエスポワールシチーが逃げ切ったが、2,3着は追い込み馬だった。今年のトランセンドはまだエスポの域までは達してないだろうから失速して差し馬にやられるパターンになると思うんだけどな。
昨年追い込んで2着に突っ込んできたのがシルクメビウス。その後は東海ステークスでトランセンドと僅差の勝負だったが、水が浮いている状態の馬場で明らかに逃げ先行が有利にもかかわらず、最後の最後に差し切った。まあこの馬の湿った馬場成績も良いんだけどな。次走はカネヒキリ相手に圧勝でこのメンバーなら威張れるのは間違いない。前走はスマートファルコンに離されたが、もともと休み明けはダメな馬で、明らかにここが目標だから問題ないでしょ。内枠はキニナルところだが、トランセンドがマイペースなら団子状態にはならないだろうから心配ないか。
さっきも書いたが、キングスエンブレムはトランセンドとの勝負付けが済んでいるとは思えない。みやこステークスの回顧では『本番では前もそう簡単に止まらないからな』と書いたが、今回は止まると判断したし、スタートしてすぐに610kg馬のクリーンにボディアタックを喰らって少し下がってしまった。そのぶん道中はいつもより後ろからの競馬になってしまったし、調教もここを見据えたと思う軽めの調整で、最後は素晴らしい脚で差を詰めてきているんだからトライアルとしては上々でしょ。シルクメビウスとの人気を考えてこちらが本命。
あとは3着候補。トランセンドも3着ならとは思うが、配当的に魅力がないので消し。前走は番手からの競馬で失速した内容はいただけないが、明らかに状態がUPしたと思えるダイシンオレンシ。相手なりに走れるアドマイヤスバル。前走は落鉄の影響もあったのではないかと思えるクリールパッション。いつ走るかわからないダイショウジェットまで。
アリゼオは独断と偏見の・・・で書いたように母系は芝向きと思えるので消し。だいたい初ダートがG1で馬券になっちゃったらレース自体の意味がなくなってしまうだろ。ヴァーミリアンは状態は良さそうだが、G1の休み明けは常識的に不利。ラヴェリータは昨年より地力がUPしているとは思えるが、牡馬相手では苦しいし、グロリアスノア同様ミスプロのクロスではG1だと足りないな。バーディバーディとマカニビスティーはここでは力が足りない。オーロマイスターは前々走でエスポワールシチーを退けてG1馬になったが、今回は距離が微妙に長いし、同じ外枠とはいえ、コーナーが4つでは明らかに不利。それでも南部杯のように今回はトランセンドに同じようなことをしてくれればさらに的中に近づくと思うのだが。だったら無欲の追い込みでマルカシェンクをちょっと買ってみるのがいいかな。まあ出遅れるんだろうけど・・・。
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