朝日杯FS2010予想
昨年と同じような展開じゃないかな

スナフキン
09期 予想歴27年

◎サダムパテック
  4着/1人気

○リフトザウイングス5着/3人
▲マイネルラクリマ6着/7人


本命は総合的にサダムパテックにします。

未勝利で平均ペースを経験、東スポでは反応いい瞬発力と中山マイルへの布石に不安ない内容です。
新馬は試走な面があって届かなかったけど、本気モードの2連勝は2歳馬ではトップレベルに違いません。

上位候補にはリフトザウイングス、これまでマイル以上からの好走馬にはそれなりのタフさがレースにあったからでしょう。
1800-2000-1800と距離の融通性で抜けていますし、前走の重賞では意識的に内を回り下げての立ち回り。
今回は中団待機策だろうし、デビュー2走では行ける脚と上がり脚が使えていますね。
ここ6年で東スポ18から3着を外していないことから、中距離の好走は必要な要素になってます。
栗東の重い坂路をものともしない脚力は相当の力量でしょう。
乾いてると馬なりで50秒を計時しますから、これが2歳レベルかと。
サダムパテックより上かもと思ってしまいます。
なので馬券は2頭軸ですね。

マイネルラクリマは新潟2Sからひと叩きされたのが東スポで、デキと次走を考慮すればここは狙っていい存在です。
前走は離れた逃げを先に追い出してのもの、後ろからの方が有利に働いた面があります。
本追いでは強くしっかりと追われ、デキは前走以上でしょう。
ダイワバーバリアンのレースをすれば・・・3着を確保しても。


あと張った流れが向きそうなアドマイヤサガスも3着候補です。


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朝日杯FS2010回顧
重賞の能力値の重要性

スナフキン
09期 予想歴27年

次走狙い:アドマイヤサガス


人気馬と外人騎手による上位争いとなり、枠順とマイル適性に勝敗が分かれたように感じました。

勝ったグランプリボスはこれ以上ない手ごたえで道中を追走。
直線ではサダムパテックを行かしてから外に持ち出しての差し切りですから、文句なしの内容です。
デムーロの落ち着いた騎乗が光りましたし、それに答えるデキだったということです。
マイル適性と好調教が終いの瞬発力につながった勝利となりました。


2着のリアルインパクトは全馬の中で一番優位に立ち回った1頭。
タメた脚を内から一瞬で伸びて最後は差し込まれての、2着を守った感。
瞬発力の違いが3着馬との差でしょう。
それでも今後距離に不安を残す内容で前走ともに内枠からの有利さはぬぐえませんし、評価は疑問のままとします。


勝ちに行った乗り方だったリベルタスにとってやや息の入らなかった流れは向いたけど、前々で少々脚を使った辛い内容。
枠は有利に働いたがやはり瞬発力では今一歩の反面、差し返したことで距離伸びて良さそうと思わせました。


出てから行き脚が遅いサダムパテックはまともにレースを出来なかったわりに、4着は評価できる内容。
押し上げて、かかって、外外の不利を強引に抜け出そうと全くスムーズさを欠くもの。
出脚は課題になりますが負荷の一番かかったレースで、伸びがいまひとつのなか抵抗したゴール前は評価していいと思う。


リフトザウイングスにはマイル戦は短かったの一言。
将来性に趣を置き過ぎたのと、好調教からの印象が強かった反省が必要です。
大きなフットワークで小脚が使えないぶん、中山では苦戦しそうなイメージ。
終いは徐々に詰め寄って来てるので、距離不足がありました。


6着のマイネルラクリマは仕掛けてもたついたのがあったけど、最後は伸びて来ているのでまずまずの内容。
それでも力量差を感じたし、上位陣とは今後の成長いかんではないでしょうか。


大きな不利となったアドマイヤサガスはよく体勢を整えて追い込んで来ました。
昨日から外枠、外差しが来ていたように枠は気にせずに見てましたが、うまく道中いい位置取り。
仕掛ける一瞬の脚がないぶんの不利ではないでしょうか。
馬券を持ってた身としては、寒空に放り出された感じの4角でした。
過程では一番張った流れを経験していたので、枠が出る前は対抗の存在。外枠からで評価を下げましたが、結果が伴ったと思われるので今後も同馬の期待と臨戦レースのペースの洗い出しはしていくつもり。
長くなるので止めたけど、来年はここにアップしますね。


これまでの傾向とは逆転したレースとなり、マイル以下の適性が生かされた京王杯組に軍配が・・・
近年の傾向の距離を短縮して来た適性は、リベルタス、サダムパテック、リフトザウイングスと好走はしても生かし切れないものとなりました。

芝の状態は良好でハイペースまでは行かない流れ、スタミナ寄りとはならなかったのが京王杯組に向いたものと思います。

オースミイージーを中盤で突くようなら、1着馬は変わらなくても差し馬と入れ替わっただろうとは思われます。
先行馬は多かったわりに絶対的な逃げを打つのは枠順からも内と外のタツミリュウだったので、外からの無理脚を考慮すればある程度の落ち着きと考えるべきだったでしょう。

重賞の能力値で4頭が上位に来ていて、今年も荒れなかったものと言っていいはず。

リベルタスに関しては中1週の臨戦過程にゆとりがあったらと思う惜しい挑戦でしたし、日本人騎手で唯一掲示板だから今年の好調、成長のあった福永騎手を改めて評価するものだった朝日杯FSとなりました。


馬券はリアルインパクトを買っていないので撃沈となりました。
来年以降FSでは重賞能力は重視、それより枠は最重視で行くことが必要だと感じました。


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