有馬記念2010予想

sun
09期 予想歴17年

◎ルーラーシップ
  6着/6人気

○ブエナビスタ2着/1人
▲ダノンシャンティ9着/10人


難しいのがダノンシャンティの取り扱い。

ここまでで十分すぎるほど層の厚さと強さを証明しつづけてる3歳世代で一番強かったのはこの馬だったんじゃないかと思ってますからね。マイルCの強さからマイラーなんじゃないかという見方はあるんですが、毎日杯であのメンバーを余裕しゃくしゃくに子供扱いしてみせたり、マイルCではあのハイペースを追走して33秒台であがるとか、普通ではない強さをみせてる馬ですから、マイラーという枠に現時点で収めてしまうのはもったいない馬だと思ってます。

でも骨折明けで有馬記念は常識的に厳しすぎる。
昔は有馬記念はそんな非常識な勝利が時々起こるドラマチックな舞台だったんだけどなあ・・・。

馬券の運気はピークに達する前に先週から失速してますが、今週もラジオ日経のスミヨンの複を握っていたらあ~いうことになり、さらに下降してるのかなと自覚しております(笑)

あの競馬をみて思ったことは、ラフプレイの多いスミヨンに対するマークが、異常なレベルに達しているのかなということ。ローズキングダムの回避で明日はハンパないマークを受けるのは必至か。不利は少なからずあると見るのが自然の流れかもしれない。
でも今のブエナビスタは多少のことなら跳ね返してしまう力をもっているし、私がきっとそうなると決め打つと何も起こらないオチが見え見え。引きの弱さには自信ありますからね。それでもここはブエナを負かすなら何か?という馬券を買ってみたい気持ちになってきました。

一番やっかいなのはペルーサの扱い。ジャパンカップのパドックはダービー以降では一番落ち着いてみえたし、ゲートを待たされるアクシデントがなければ普通に出ていたかもしれない。そして今回後入れの偶数枠の外枠なら、ゲートが決まってまさかのハナというアンカツの奇襲がはまる可能性を否定できないと思ってます。能力的にブエナに何かあれば先着できる可能性をもってる一頭だと思うしね。
このタイミングで私が買えば出遅れるし、消せばこられるんだろうなといままでの自分の履歴書を紐解いてみればすぐにわかることなんですが

そしてダノンシャンティが奇跡を起こすことはないか?
ダスカは休養中でちゃんと見てないから、私にとってはキンカメが松国の送り出した最後の凄みを感じる馬だった。そして今年この馬にキンカメと同様の凄みを感じた毎日杯~マイルCの走り。奇跡を期待して買ってみてもいいオッズになりました。

最後はルーラーシップ
この血統が本格化するのは3歳秋以降だからと基本的には評価を下げる方向で扱ってきた春。ダービーは苦手なスローの団子の中の競馬で存分に末脚を発揮することはありませんでしたが、スペースができたとたんにぎゅーんと伸びていた。あの脚を見たときに秋以降本格化したら手をつけられなくなるかもしれないなという予感を抱きました。休み明けの鳴尾記念の勝ち方は、その予感が現実になりつつあるのを感じさせるのに十分なものでしたしね。中山は合わないし、この枠なら先行して4コーナーむいた時には十分なスペースを確保できている競馬にならないと苦しいと思う。でもそんな競馬が叶えば中山も能力でカバーできるところまではきてると思う。騎手の意思次第でいこうと思えばいけるメンバー構成ですしね。
あとは今日グルヴェイグの新馬を見てあらためて思ったんだけど、この血統はサンデー系をつけるとそこそこのレベルでまとまってるんだけど、大物感感じないんですよね。対してキンカメをつけたルーラーとアドマイヤセプターは突き抜ける大物感がありますから。

ここまでがブエナに勝つ可能性を感じる馬
単勝とブエナ2着づけの馬単と馬連を買います。ただしやっかいキャラペルーサはどっちかというと来るなよと念をいれつつ買う感じです(笑)

以下勝つとは思わないけど買う馬
ドリームジャーニー
去年より力は落ちてきてるんだろうけど、調教は動いていたし、やっぱり斤量が魅力なんじゃないかなあ。57キロで走るのは今年はここが初めてだし、コース適正が高いのも間違いないのですから。3歳が人気吸ってくれてブエナとの馬連おいしかったよねというオチは十分ありえるのでブエナとの馬連を少々厚く買う。オッズみたらワイドのほうがお得という感じもあるからこっちを厚くするかもしれない

ヴィクトワールピサ
枠がよくて調教も明らかにJCよりよくなってるように感じる。ただローズの回避で人気しすぎになってしまった感はあり、ローズがいたときよりはマークも厳しくなるだろう。なんとなく罠っぽい感じもするが・・・。

エイシンフラッシュ
まともに折り合ったのはダービーだけだし内田と手が合わないかなあと思い始めている。頓挫はあったもののJCは追いきりの動きからデキに問題はなかったと思うし、かかり気味だったにしても直線あっさりとまりすぎにも感じた。春の前の馬をどうにかして捕まえにいくんだというこの馬の前向きさが失われている気がする
でも今回逃げるかもしれないということだし、気分よくいかれるとやはり怖い。人気も無理して切ることもないところだし

馬連ダノンとペルーサを除いたボックス

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オッズをみるとブエナが飛んだ時の馬連は思ったよりつかないんだね。中山2500というコース形態からも何かを期待してる人が多いことがよくわかる。個人的にブエナが連も失う確率と、それが現実になったとき前にきてる2頭を当てた時の報酬としてはどのオッズも低すぎるというのが正直な感想。またブエナからの馬連のオッズとワイドのオッズを比較するとよりあたりやすいワイドは馬連の半分程度はついてるなら、怖いと思う馬を切りつつ点数を抑える戦略に変更するならお得。馬券を変更します

ルーラー、ダノン、ペルーサの単とブエナ2着付けの馬単はそのまま購入。上記予想のとうり、罠っぽいという勘が働くヴィクトワールとエイシンは馬券の対象からははずすかわりに、ルーラー、ブエナ、ドリジャのワイドボックスを厚く買う。特にルーラーブエナのワイドは大本線。
そしてブエナからの馬連はルーラーとドリジャのみ。
万一ブエナがマークのきつさから大きなアクシデントに見舞われて消えるという番狂わせに備えてルーラーの複をしっかりともっておく。

お願いルメール先行して。狭いスペースに閉じ込められて脚を余す競馬だけはみたくないよ。積極的に乗って差されても文句いいませんから


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有馬記念2010回顧
なぜグローリーはかからなかったのか?

sun
09期 予想歴17年

次走狙い:ブエナビスタ


レースをみて一番の謎はトゥザグローリーがあれだけ押して位置を取りにいきながらなぜひっかからなかったかの?ってことなんですよ。武が乗ってた休み明けはひっかかってどうしょうもなくて敗退。2戦目もかかりそうになるのを池添がうまく制御しての勝利
その次陣営が短縮してマイルCSを使ってきたのはすごく納得できる選択でしたから。でも速い流れをつかったことで延長すればかかるのはもっと酷くなるとおもってたんですけどねぇ。中日新聞杯からはそんな雰囲気はいっさいなし。
外人マジック?パドックの落ち着きとか全然みてないからわからない(笑)もしわかる方がいらっしゃったらレクチャーお願いします。
今後のこの馬の取捨においてかなり重要なポイントだと思うんですけどね。


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