08期 予想歴13年
◎フェイトフルウォー
1着/2人気
○スマートロビン12着/1人
▲デボネア2着/8人
★傾向分析★
2004年 タイム 1'59"2 (良) 1FAve=11.92 3FAve=35.76
テン35.3-中盤46.8(3F換算35.10)-上がり37.1 『前傾・ハイレベル』
1着フォーカルポイント・・・エンドスウィープ×スプレンディドモーメント=ミスプロ×ストームバード 〔6〕 6-6
2着マイネルマクロス・・・フジキセキ×サクラユタカオー=サンデーサイレンス×プリンスリーギフト 〔16-g〕 1-1
3着キングカメハメハ・・・Kingmambo×Last Tycoon=ミスプロ×ノーザンダンサー 〔22-d〕 3-4
2005年 タイム 2'07"4 (不良) 1FAve=12.74 3FAve=38.22
テン38.5-中盤51.3(3F換算38.48)-上がり37.6 『加速・一貫』
1着アドマイヤジャパン・・・サンデーサイレンス×Caerleon=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔16-c〕 6-6
2着シックスセンス・・・サンデーサイレンス×Danehill=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔16-a〕 8-7
3着コスモオースティン・・・オース×コマンダーインチーフ=ノーザンダンサー×リファール 〔19-b〕 2-2
2006年 タイム 2'03"2 (やや重) 1FAve=12.32 3FAve=36.96
テン36.8-中盤50.7(3F換算38.03)-上がり35.7 『加速・中弛み』
1着ジャリスコライト・・・Fantastic Light×Chief's Crown=レッドゴッド×ダンチヒ 〔22-d〕 6-5
2着トウショウシロッコ・・・アドマイヤベガ×ニッポーテイオー=サンデーサイレンス×リファール 〔23-b〕 6-7
3着ネヴァブション・・・マーベラスサンデー×Mill Reef=サンデーサイレンス×ネヴァーベンド 〔14-f〕 9-10
2007年 タイム 2'01"6 (良) 1FAve=12.16 3FAve=36.48
テン37.6-中盤49.0(3F換算36.75)-上がり35.0 『加速』
1着サンツェッペリン・・・テンビー×オジジアン=ニジンスキー×ダマスカス 〔22-b〕 1-1
2着メイショウレガーロ・・・マンハッタンカフェ×Carson City=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔7〕 6-5
3着アルナスライン・・・アドマイヤベガ×El Gran Senor=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔9-c〕 10-7
2008年 タイム 2'02"9 (良) 1FAve=12.29 3FAve=36.87
テン35.8-中盤50.5(3F換算37.88)-上がり36.6 『前傾・中弛み』
1着マイネルチャールズ・・・ブライアンズタイム×Zabeel=ロベルト×ターントゥ 〔6-b〕 8-9
2着ベンチャーナイン・・・エイシンサンディ×コマンダーインチーフ=サンデーサイレンス×リファール 〔13-c〕 16-15
2着アイティトップ・・・マヤノトップガン×コマンダーインチーフ=ロベルト×リファール 〔11-f〕 11-9
2009年 タイム 2'02"2 (良) 1FAve=12.27 3FAve=36.81
テン36.2-中盤51.0(3F換算38.25)-上がり35.5 『中弛み』
1着アーリーロブスト・・・バブルガムフェロー×Mazel Trick=サンデーサイレンス×ニアークティック 〔3-f〕 2-2
2着ナカヤマフェスタ・・・ステイゴールド×タイトスポット=サンデーサイレンス×リボー 〔3-h〕 6-6
3着モエレビクトリー・・・ゴールドヘイロー×オジジアン=サンデーサイレンス×ダマスカス 〔8-g〕 1-1
2010年 タイム 2'03"6 (良) 1FAve=12.36 3FAve=37.08
テン37.2-中盤51.2(3F換算38.40)-上がり35.2 『加速・中弛み』
1着エイシンフラッシュ・・・King's Best×Platini=ミスプロ×ハンプトン 〔8-a〕 3-3
2着アドマイヤテンクウ・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔1-o〕 1-1
3着レッドスパークル・・・ニューイングランド×ヘクタープロテクター=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔2-r〕 8-9
馬場状態も流れも様々だが、連対馬に共通していることは4コーナーでの位置取りは5番手前後が多いこと。後方に位置しては届かずの結果が多いように感じます。これは中山芝2000mのコース形態に起因するもので、直線が短いため溜めてキレるタイプ寄りも早めに仕掛けて押し切るタイプに向く流れになりやすいのが原因と思います。『加速』や『中弛み』は逃げに有利な展開だし、『一貫』なら先行が有利なことから、コース形態も相まって好走しやすいのだと考える。
血統の傾向は、サンデーサイレンス系×スピード持続型血統(=ダンチヒ系・リファール系・ニジンスキー系などの大系統ノーザンダンサー系)の配合がよく好走しているように思います。またサンデーサイレンス系は、スタミナ型のサンデーサイレンス系(=マンハッタンカフェ、アドマイヤベガ、マーベラスサンデー、エイシンサンディなどちょっと地味目なタイプ)の好走が多く、スタミナが問われやすいのだと感じます。
ロベルト系やノーザンダンサー系はもちろん好走多く、欧州型スタミナ血統は要注目。
ミスプロ系も好走していますが、エンドスウィープやエルコンドルパサーなど中長距離の持続型の流れに強いミスプロ系からもスタミナが重要と考えます。
ステップの傾向は、朝日杯FS上位馬はここでは実績上位ということなのか好走多し。
前走ホープフルS好走馬は、同コースを経験している強みか好走が多いです。
★予想★
◎フェイトフルウォー・・・ステイゴールド×メジロマックイーン=サンデーサイレンス×マイバブー 〔8-c〕
前走ホープフルS3着(=中山芝2000m:0.5秒差)。前走ホープフルS好走馬はこのレースで連続して好走することが多く、好走に期待する。
ステイゴールド産駒はスタミナ型のサンデーサイレンス系。ステイゴールドは母父ディクタスの特性がでていて、サンデーサイレンスというよりはサッカーボーイに近い特徴があり、夏~秋にかけてよく軌道に乗ることが多い。ディクタスのスタミナ型の特性とまた強敵相手に食い下がる勝負根性は、ステイゴールド産駒の持ち味。1戦燃焼型のタイプも多く、惨敗後から涼しく巻き返す能力も高い。内枠の多頭数では勝負根性が刺激されるのか、好走の可能性が高くなる特性にも注目。母父メジロマックイーンは晩成型の成長力があり、古馬で本格化するステイヤー血統だが、2歳~3歳時にも第1次の成長段階がある。ステイゴールド×メジロマックイーン配合は、中山の鬼ドリームジャーニーと同配合でもあり、適性は似る可能性は高いと考えて、プチドリームジャーニーと期待する。
No.〔2〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。分枝記号nは、仕上がり早で素軽いスピードと立ち回りの上手さが持ち味。底力には欠けるが器用さでカバーする。
○スマートロビン・・・ディープインパクト×Lyphard=サンデーサイレンス×リファール 〔7〕
前走エリカ賞1着(=阪神芝2000m)。
ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、馬体重450kg以下の小柄な産駒はキレに優れていて、逆に500kg以上の産駒は少しジリ脚な傾向が見て取れる。軽量馬は瞬発力を活かしやすいが、大型馬は加速するまで時間がかかるがその後ばてない末脚を繰り出すようなタイプ。本馬は500kgを超える馬体重なので後者のタイプと考える。この特性は父母父リファールに由来する特性と考える。また本馬は母父Lyphardなので、よりリファールの特性を強調した配合馬。母父Lyphardは、マイルから2400mを守備範囲とし、得意距離は産駒によって異なるが底力があり大レースに強い。成長力も豊富。
No.〔7〕の牝系は、京都コースや阪神コースでの好走が多い牝系。また距離変更ショックや位置取りショックなどのショックが良く効く特性があり、間隔を詰めた時にも良く好走する。分枝記号なしは、産駒ごとに得手不得手ははっきりしているものの、平均的に能力を発揮し、やや晩成傾向。
▲デボネア・・・アグネスタキオン×Singspiel=サンデーサイレンス×サドラーズウェルズ 〔4-k〕
前走未勝利戦1着(=小倉芝2000m)。
アグネスタキオン産駒はスピード型サンデーサイレンス系で、前走0.5秒差以内で5着以内だと好走しやすい特性を持ち、サンデーサイレンスの瞬発力を最も活かしやすい。母父Singspielはサドラーズウェルズ系で、一瞬のキレよりも全体的なスピードを持ち味とし、底力を問われる淀みない流れになるほど強さをみせる。格上挑戦でも侮れず、重賞挑戦などで厳しい展開になると能力が発揮される。本馬も500kgを超える大型馬で、キレよりも持続した流れ向きと考え、小回りコースでの好走経験から中山芝コースに向くと考えて期待する。
No.〔4〕の牝系は、3歳春から力をつけてクラシックで好走するような成長力がある。スタミナを活かしての好走が得意でもあり、皐月賞での好走も多い牝系。皐月賞と同じコースの本レースにも向くはず。分枝記号kは、かなり時計の掛かる馬場でのみ力を発揮する。冬場のダートや最終週の重馬場等が合う。
△プレイ・・・ロックオブジブラルタル×サンデーサイレンス=ダンチヒ×サンデーサイレンス 〔7-f〕
前走ホープフルS5着(=中山芝2000m:0.6秒差)。半兄アドマイヤムーン。
ロックオブジブラルタル産駒はダンチヒ系で、本格化は3歳以降だが晩成血統というわけではなく、素質のある馬は早い時期に片鱗を窺わせる。芝向きの先行堅実型で、前走の着順が信頼でき大敗からの大駆けは少ない。相手なりに走り、昇給してもいきなり通用することも多い。父母父ビーマイゲストの影響のようで、一気に走れる短距離かスタミナを活かせる中距離が得意。母父サンデーサイレンスは、勢いに乗じて連続好走しやすい特性を持ち、鮮度の高い時によく好走する。重賞挑戦など格上相手にもよく好走し、重賞初挑戦などは特にプラス要因となる。
No.〔7〕の牝系は、京都コースや阪神コースでの好走が多い牝系。また距離変更ショックや位置取りショックなどのショックが良く効く特性があり、間隔を詰めた時にも良く好走する。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面叩いて一変が少ないタイプ。
他に気になる馬といえば、内枠のステイゴールド産駒ユウセンとマイネルメダリスト。またアサヒライジングの全弟コウヨウレジェンド。
ステイゴールド産駒については◎フェイトフルウォーと同じ特性と、ともに先行脚質から好走可能と考えました。能力的にやや劣るかなと考えヒモ候補に。
コウヨウレジェンドは、中距離以上で本領発揮した全姉アサヒライジングをイメージして、前走よりも距離延長はプラスと考えて期待する。地味目のサンデーサイレンス系向きの重賞である点にも注目。
tipmonaとは?