シルクロードS2011予想
58kgでも負けられない!

クライスト教授
10期 予想歴32年

◎ジョーカプチーノ
  1着/1人気

○スカイノダン6着/3人
▲スプリングソング7着/2人
×アーバニティ
×サンダルフォン


休養明けが3分の1(6頭)おり、それが全て前走京阪杯組というのが特徴的な今年のこのレース。

「◎」ジョーカプチーノは、たとえ58kgでも負けられない状況だろう。
問題は相手となる馬が「上がり馬」なのか、それとも「オープン経験馬」なのか・・・

私は上がり馬の中に背景面(土台=牧場・馬主)で不安のある馬が多いと見ており、「◎」の相手には「オープン経験馬」を重視した。

そこで「○」にはスカイノダンを推す。

このレースがハンデ戦である以上、多少でも軽い斤量で臨める馬が有利であるのは否めない。
また、通常なら私的にもっとも気になる所の鞍上の技量差も、こと短距離戦となるとあまり重視はできない。

この2点を考慮した場合、本来の実績に従うと有力である京阪杯勝ち馬スプリングソングは、今回は不安が高いと思えてならない。

これらの観点より、スカイノダンにチャンス大と判断して対抗とした。

「▲」は、迷った末に土台の差でスプリングソングに。

スプリングソングには背景面の不安はほとんどない。これが単穴に選んだ最大の理由である。

同馬と比較した場合、同一背景である「6」と「12」は、同斤量の上に高齢馬であるのが不安点。
また、背景は違う「13」と上がり馬の「1」と「4」も同じく斤量面で見込まれ過ぎ。
唯一、人気で準オープンを勝ってきた「2」は、背景面の馬主において問題があるので軽量でも不安がある。
その他では、「10」と「11」が同じ背景だが、こちらはAJCC並みの展開の利があった時に限り「10」のみが対象となるだけで、これではさすがに印を打つことはできない。

したがって、穴の伏兵として残るのは、前走より鞍上強化になっている「8」・「15」・「16」、そして1kg軽いのが優位と見られる「7」の4頭しか見当たらないことになり、奇しくも枠番4と8が伏兵枠となった。

しかしながら、有力馬に関しては、どの馬の目標もこの先の高松宮記念であるので、その前々章たるレースとあっては、順当に収まる可能性は低いと見るのが正着。
果たしてどんな伏兵が出てくるのかに注目したい。


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シルクロードS2011回顧
ビックリ四位くん!

クライスト教授
10期 予想歴32年

次走狙い:ジョーカプチーノ
次走狙い:スプリングソング
次走危険:アーバニティ
次走危険:セイコーライコウ


1着ジョーカプチーノは当然の結果。
この鞍上でNHKマイルを勝てるのだから、こと1200m戦では今は日本一強い馬。

同馬にとっては、前走の中山戦が絶対に負けられない戦い(=今後のために賞金を積んでおかねばならなかったレース)だったので、吉田豊騎手だったのだろう。

したがって、こと高松宮記念で今回と同じようなレースをしたら、藤岡康くんでは取りこぼすことになるので、できるならもっとマシな騎手で本番は臨んだ方がより確実だろう。

2着アーバニティにはビックリ!
斤量不利と思って消した馬だったが、伊達に格上別定G2戦たる阪神カップを使った馬ではなかったということだろう。
しかしながら、四位くんで好走したことが私には一番ビックリ!
どうやら今回のヤラセは2着騎手だったらしい。
2年連続ダービー騎手の面目を見せるヤラセだったのだろう……でなければ理由のつかない好走である。

3着モルトグランデは素直に健闘!
2着馬よりも買える材料があった馬なので、この好走は不思議でもなんでもない。
ただ、やはりこの鞍上ではまだまだ重賞では役不足であることを証明した3着といえる。
なぜなら、もう少し技量があるなら2着まで来れた展開だったから。

とはいえ、今回は関西でのレースなので、田辺くんなら上出来と言って良いのかもしれないが・・・

★先が見えた感のある国分恭くんの中途半端な騎乗!
最終的に3番人気に推されたように、今回のスカイノダンは斤量面でもかなり有利な状況で臨んだのに、蓋を開ければ見せ場の少ない=仕掛け所にメリハリのないただ流れで乗って、流れで追っただけの凡騎乗をしてしまった。
今回の騎乗ぶりでは、どうやらこの子もただの減量時の活躍だけで終わってしまう可能性が高いだろう。

ただでさえ双子というだけでも信頼度に欠ける存在なのに、今回のハンデG3戦で流れ込みの騎乗をしているようでは、到底今後期待できる騎手になるのはムリだろう。

若手の将来性に残念な騎乗が見えたこと。それが惜しいレースだった。


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