シルクロードS2011予想
いきなり外差しとか

KUROSHIMA
08期 予想歴16年

◎アーバンストリート
  12着/8人気

○スプリングソング7着/2人
▲グランプリエンゼル10着/11人
×ジョーカプチーノ


 芝がBコースに替わりどのくらい傾向が変わってくるか、馬券を買いながら土曜5Rを見ていたが、最後の追い比べでは既に内が有利とは全く思えるような状況には見えなかった。仮柵移動の効果がどこまでかは不明だが、少なくとも先週までのインと逃げ先行が有利という強烈な傾向はフッと姿を消した様子。気持ち早いかもしれないが、今週からは一転、外差しを意識してみたい。

 馬場傾向の変化を先読みするなら、◎は後方一気型のアーバンストリート。シルクロードSを勝ったのは2009年だが、当時の臨戦過程と現在を比較しても、好調期の持続という点では似ていて、一時期の不調ぶりはすっかり影を潜めている。前崩れにならなくても、追走と直線への進出がスムーズなら常に自分の能力はキッチリ出してくるタイプ。その点から気になるのは展開よりもむしろ走破タイム。あまり速い時計の決着にならなければ。

 人気勢での注目では、脚質の融通を考慮してスプリングソング。京都芝1200では安定感があり、控える競馬もできるのは心強い。長欠明けから3戦目と芝短距離界ではいままさに旬な馬でもある。

 前走は直線一気で5着。急坂に展開、馬場状態を思えば掲示板でも健闘と言えるグランプリエンゼルも、仮に外差し馬場なら見逃せない1頭。使われつつ良化しているのは間違いない。

 ラピスラズリSでは格の違いで快勝したジョーカプチーノはやはり根が本質的にやや淡白なのは否定できないところ。先週までの馬場傾向なら豊富なスピードを生かした競馬もできただろうが、他馬も速そうな今回は展開的にも有利を見込める要素がない以上、評価は落とすタイミング。


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