10期 予想歴8年
◎サダムパテック
1着/1人気
○オールアズワン8着/3人
▲プレイ2着/7人
×ウインバリアシオン
×デボネア
◎サダムパテック
◯オールアズワン
▲プレイ
△ターゲットマシン
△ショウナンマイティ
牡馬クラシック戦線は主役が決まらないままトライアルシーズンを迎えることとなりました。
弥生賞の過去10年のデータを見ると、前走1着馬と前走が重賞だった馬が好成績なのですが、今年はその両方を満たす馬、すなわち前走重賞勝ち馬が1頭もいません。前走重賞勝ち馬が過去10年で8勝しているこのレースに前走重賞勝ち馬が出走していないことが、今年のクラシックが先の見えない大混戦であることを示しているように思います。
データ派の私には、クラシックどころか弥生賞の勝ち馬すらもイメージできていません……混沌とした状況に光をもたらす馬がこのレースから現れることに期待します。
【展開】
極端な持久力勝負になった01、03以外は瞬発力勝負になっている。少頭数で逃げ馬不在の今年もスローペースになりそう。
【馬場】
ペースは上がりにくい。スタート後と最後の直線で二度の急坂があり、他場の2000よりもスタミナを要する。スロー~平均ペースでは圧倒的に逃げ、先行馬が有利。枠は内が有利で、多頭数になるほど外枠は不利。種牡馬成績はスペシャルウィーク、アドマイヤベガを中心としたサンデー系が上位で、ジャングルポケットとオペラハウスが割って入る。2/27は逃げ馬が活躍するも差しも効き、追込馬は苦戦していた。
【結論】
前走重賞勝ち馬がいないので、前走が重賞だった馬を重視しました。
本命はサダムパテック。
前走の朝日杯は出遅れて、終始外を回るロスの多い競馬でした。前々走の東スポ杯の圧勝を考えれば、ここで巻き返しがあって当然だと思います。
今回も中山ですし、また出遅れてロスの多い競馬になる可能性もありますが……
対抗はオールアズワン。
ラジニケはレースレベルに疑問符が付きますし、展開に恵まれた感もあります。
それでもこのレースを2連勝中のネオユニヴァース産駒というのは大きな魅力です。
小回りコースを器用に立ち回れる馬ですし、中山2000の適性はかなり高いと思います。
単穴はプレイ。
前走1着でも前走が重賞だったわけでもないんですが、京成杯で逃げ、先行馬が沈む厳しい流れを3着に粘ったのを評価しました。
前走もダノンシャークには差されましたが、3着を0.5ちぎっていますから評価を下げる内容ではなかったと思います。
なにより、前に行けるというのが大きな魅力です。
2戦2勝で前走中山2000の寒竹賞を勝ったターゲットマシンと、前走の若駒Sで直線でブレーキをかける不利がありながらも上り最速でタイム差無しの3着だったショウナンマイティを押さます。
ウインバリアシオンはラジニケときさらぎの敗戦でクラシックの主役にはなれないということを証明してしまったように思います。ここでこの馬が巻き返してくるようだと、牡馬クラシック戦線はさらなる混沌に……
京成杯2着のデボネアは上りのかかる流れで差してくる馬だと思うので、スローを予想する今回は軽視しました。
馬券は◎から馬連、ワイドを流します。
tipmonaとは?