阪神大賞典2011予想
なんだかんだ言ってもG2別定戦の壁

はまちん
10期 予想歴26年

◎ナムラクレセント
  1着/3人気

○トウカイトリック12着/9人
▲コスモメドウ2着/1人


 ハンデ戦G3から別定戦のG2になれば、斤量がきつくなると共に相手が一気に強化され苦戦するのが普通なのだが、今年は大半がダイヤモンド組で他路線で有力どころが少ない。これだったら多少斤量が増えてもダイヤモンド組が有力なのかな。

 ダイヤモンドステークスを振り返ってみると、勝ちタイムは平凡で勝ったコスモメドウは2着のコスモヘレノスに2馬身差をつけた。勝ち馬はそれなりに評価できるものの、それ以下の馬は・・・。だだっ広い府中から内回りの阪神なら適性が変わってくる可能性はあるが、別定の壁にぶち当たりそうな気がしてならないな。

 別路線組から。実績ならオウケンブルースリだが、器用さがないだけに内回りの阪神はマイナス。この馬は京都の外回りでこその馬だろ。

 トウカイトリックは年齢的にもこの春が最後の勝負。ここ3戦の内容で”終わった感”があるものの、前走は海外帰り初戦だし、過去の成績を見てもこのレースがベスト条件。単なるオープン特別なんかより、G2→G1で勝負したほうが賞金はでかい。アイポッパーもそうだったが、得意の条件になれば前走の成績は度外視して走れるのがこの馬の特徴でもある。

 トウカイトリックを本命にしてもいいのだが、昨年も本命だったしイマイチ面白味がないので、少し捻ってナムラクレセントから。菊花賞の時に半信半疑で本命にした馬なのだが、6歳になってもいまだに適性距離がわからない馬だよな。それでも3000mが走れないというわけではない。買いたくなった材料は1つが調教の動きが抜群に良くなったこと。タイムが出なかった栗東の坂路でいつもは出せない51秒台の前半を出せたんだから調子は間違いなく良いだろう。あとは和田くんとの相性の良さ。カシオペアステークス2着もそうだが、前走もゴール前まで3着争いに加わっていたことは評価できる。小牧さんだとなんかチクハグな印象で、この馬の特徴を掴めていない感じなんだよな。

 ゲシュタルト、キタサンアミーゴはスローになれば出番があるかもしれないが。逆にモンテクリスエスは消耗戦になれば出番。でもこの3頭は積極的に買いたいとは思えないな。


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阪神大賞典2011回顧
オウケンもトリックも終わったな・・・(;´Д`)

はまちん
10期 予想歴26年

次走危険:コスモメドウ


 何もかもがはまった感はあるもののナムラクレセントは強かったな。枠は最高で内からコスモラピュタがハナを主張して楽に番手におさまったのも好都合。前半はムキに走っているようにも見えたが、折り合いを欠いているわけではなかった。勝負どころでは後にいたコスモメドウがモタモタしてくれたしな。予想で『小牧さんだとなんかチクハグな印象』と書いたが、構えるところがあって過去に豪快に差し切った印象が強く残っているのだろう。やっぱりこの馬は和田くんのほうがいいな。これで春天で通用するかは微妙ではあるが。

 コスモメドウはさっきも書いたように勝負どころでの動きが悪かった。状態なのか斤量なのかはわからんが、結果的に勝ち馬には完敗。重厚な血統なだけに軽い京都の芝は不安で、スローの上がり勝負になったらさらに苦しいだろう。豊富なスタミナを活かして自分から早めに動けるかがポイントかな。

 モンテクリスエスは気楽に乗れたおかげでもあるが末脚は評価していいかな。京都では斬れ負け必至なだけにいらないだろ。

 コスモラピュタは菊花賞もそうだったが、マイペースで逃げればしぶといね。こういう馬は能力は関係なく展開ひとつで粘り込むこともあるから要注意。

 ドンタくんも頑張ったなぁ。POGのときはここまでのステイヤー適正があるとは思ってもいなかったが・・・。

 ゲシュタルトとキタサンアミーゴはこのタイムでこの距離だと辛い。オウケンブルースリは終わっている印象。それ以上に終わっていたのがトウカイトリック。

 レースレベルはメンバー的には疑問も、このタイムの決着なら勝ち馬には『4』はあげられる。
 次走の狙い馬はなし。危険馬は本番は更なる斤量増で斬れも要求される京都ならコスモメドウはかなり危ないと思う。


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