桜花賞2011予想
アンチディープ論継続中…我慢が利いて激走配合。

ばっじょ
09期 予想歴4年

◎サクラベル
  16着/15人気

○デルマドゥルガー11着/9人


●ダンスファンタジア『ファルブラフ/SS(Nijinsky)』

(狙い方次第で本命も)

G1戦線で活躍したダンスインザムードの初仔です。『ファルブラフ/SS』というとローズS2着のワイルドラズベリーになるのですが、同馬の母ダンスインザムードがダンスインザダークと同じでST志向の強い傾向がある一族です。

その感じが重厚にでればHペースで展開される総合力向きの競馬は向いていると思うのですが、イメージがダブルのはチューリップ賞、京都牝馬Sを制したショウリュウムーンで適性距離は14‐16芝短めに思います。

●トレンドハンター 『マンハッタンカフェ/BT(Storm Cat)』

(内枠で妙味)

万能型:マンハッタンカフェ産駒なので母系に注目すると、『Roberto系統/PW系Northern Dancer』配合なので本質的には小回り1800m向きの配合。

馬場の恩恵を受ける形でレースを、捲り気味に先頭に立ちその母系のPWを生かしたい。

●ホエールキャプチャ『クロフネ/SS(Blushing Groom)』

(人気と適性の判断の重要さ)

NHKマイルCとジャパンカップDの芝ダでG1を制した父:クロフネは、母系のIcapacadeが配合されているのでどうしても産駒にはそのダート色の強いPWが伝わりやすい。

そのためレジネッタやアドマイヤジュピタを輩出した祖父のフレンチデピュティよりも芝適性が低く、芝で好走しているのは母系に『より芝適性の強い配合』をしている馬で狙いはクラシックで好走したブラックシェルのように、母系にNasrullahのクロス配合をし柔らかさを補助している配合。

理想の配合からは少し劣るので、出走馬に超A級馬がいないことを願いたい。そういった意味でレーヴディソールの取り消しは光明。

●デルマドゥルガー『リンカーン/Storm Bird(Roberto)』

(今年であれば狙いの立つ配合)

父:リンカーン産駒です。リンカーンは『SS/トニービン(Sadler's Wells)』の配合なので総合力に長けた良い配合馬です。父がこの配合なので母系に重たすぎる配合をするよりPW血統で固めた方が良いと思います。ホエールキャプチャよりは配合面ではこちらを上にしたい感はあります。

●サクラベル『サクラプレジデント/SB(Blushing Groom)』

(高配の使者中の使者)

父:サクラプレジデントは『SS/マルゼンスキー』なのでスペシャルウイークと根幹が同じSS後継種牡馬です。スペシャルウイークと置き換えると少し重たくSTSPに優れている配合なので、母系には必ず柔らかい配合を持ってきたいのですが、当馬はきっちりとPrincely GiftなどのNasrullahを配合し、ナスキロ配合にもなっています。

能力不足かもしれませんが、初の阪神1600m外回り戦で買いたくなる1頭です。


-考察結果-

ホエールキャプチャの配合が狙いにくい配合なので、素直に実績からいくのか配合面で魅力のある馬からいくのかになりますが、血統分析を展開しているので血統面からの推奨馬はダンスファンタジアなどに見られるの『ファルブラフ/SS(Nijinsky)』の距離適性を信じるのもありだと思いますが、妙味たっぷりは

サクラベルの綺麗な配合に激走を期待したくなります。

http://makenaikeiba.blog.eonet.jp/makenaikeiba/2011/04/2011-2243.html


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