10期 予想歴26年
◎フォーエバーマーク
5着/12人気
○マルセリーナ1着/2人
▲スピードリッパー10着/10人
×ホエールキャプチャ
今年の桜花賞をブルーハーツに例えると絶対的なカリスマ甲本ヒロト(レーヴディソール)が直前の体調不良で歌えず、マーシー(その他の人気馬)と河ちゃん、梶くん(人気にもならない馬)の3人で強引にライブをやってしまうようなものか(´゚ω゚):;*.':;ブッ 河ちゃん、梶くんファンだった人はごめんね。
土曜の阪神は後半3レースが良馬場で行われたが、内が止まらずに外差しがまったくきかなかった。日曜日にすべて乾ききってどうなるかわからないが、普通に考えればイン有利は変わらないと思う。外枠の馬は嫌って内枠の先行馬から入るのがベターな選択だろ。
そこでシラハノヤが立ったのはフォーエバーマーク。今の今までまったくノーマークだったんだけどな。ファルブラヴのマイルは置いといて、初めてのマイル戦だった阪神ジュベナイルフィリーズでは好スタートから逃げるかと思ったが、ハナにこだわらず好位からの競馬を選んだ。今後のためにも先行を覚えさせたい考えがあったんだろうけど、今となればそれは大きな間違え。気性の激しい馬にそういうことをさせちゃいかんよ。長所(スピード)を殺して短所(気性難)をなくそうという発想自体が間違っている。それでもレースでは伸びることはなかったけど、バテることもなく勝ち馬と0.7差、3着のライステラスとは0.4差だった。前走のフィリーズレビューは完全なスカ調教。クロッカスステークスを勝った時点でここの出走権利を得ているんだがら仕上げてくるわけがない。もちろんレースだって無理に逃げて激しく消耗させることなんてしないだろ。ただ回ってきただけ。今回は逃げ宣言をしてるのかは知らないが『自分の競馬をしてどこまで粘れるか』と言っているんだから逃げ宣言ととっていいだろう。同系は見当たらないし、スピードでサクラベルが絡んできたとしても鞍上は弟なだけに無理な競り合いは絶対にない。最内枠から最短距離で逃げ、イン有利の馬場を味方につけての逃げ切りに期待。
もう一つ逃げ・先行馬が有利だと思うことがある。それがレーヴディソールの回避。末脚が強烈な馬に食らいつくにはどうすれば良いのかと考えると真っ先に思いつくのが早めの抜け出し。菊花賞でディープインパクトに抵抗を試みたアドマイヤジャパンや有馬記念で土をつけたハーツクライなんかは良い例だよな。そういう馬がいなくなり今の騎手の心理はホエールキャプチャの仕掛けるタイミング。レーヴディソールと同じタイミングで仕掛けても突き放されるのは目に見えているが、ホエールキャプチャならなんとかなるかもしれないと思わないかな。要はどの馬も早めに動かなくても良く、ホエールキャプチャの動きに合わせようという心理が働くのではないか。そうなると逃げ馬のマークはさらに薄くなるはず。
相手は今の馬場を読み切っているイズくんが言っているように重厚な血統の馬が活躍しているのを考えると、『独断と偏見の血統診断』で鈍重やら重厚、重いと書いた馬が狙い。マルセリーナはまだ牝馬には負けなしで、シンザン記念1,2着はその後も重賞を制覇している。スピードリッパーは相手なりに走れるし、非根幹距離を好むファルブラヴ産駒で1600mの外回りはマイナスだが、1800mがベストと思えるだけに距離延長はプラス。デルマトゥルガーは『字面もクロスも重たい印象』と書いたけど、こういう馬のほうが今の阪神には合っているということ。ダンスファンタジアは走ってみないとわからんが、前走は負けてもよかったレースだったことだけは言える。
トレンドハンターは前走初芝のフラワーカップを快勝。どういう経緯でダートで下ろしたのかはしらないが、脚元が弱く負担のかからないダートでっていうのが通常で、脚元がパンとしてここぞという時に芝を使ったのが前走かと。調教の動きを見る限りでは元気一杯で疲れはなさそう。例年中山で行われるフラワーカップだが、今年は同じ阪神の外回りということで、いつも以上にこのレースと密な関係になっていそうで怖い。異次元の強さでまとめて負かすならこの馬だろ。フラワーカップ2着のハブルバブルは2月末デビューで今回が4戦目。間に連闘も挟んでいてさすがに積極的には買えないな。
トレンドハンター以外の外枠は総じて軽視。ライステラスは勝ち切るイメージがまったく湧かないし、メデタシは調教で破格のタイムを叩き出したが調教で競馬をしちゃっただけ。フレンチカクタスは外回りでは斬れ負け必至。ホエールキャプチャもこの枠は試練だな。血統も重厚さはなくクロフネ産駒はこのレースには不向き。
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