皐月賞2011予想
枠と脚質から常識を敵に回します

スナフキン
09期 予想歴28年

◎オルフェーヴル
  1着/4人気

○ベルシャザール11着/3人
▲デボネア4着/14人


乾いても時計はかかると思うのでキレ者より持久力タイプを狙う。
それと位置取りでは、内のほうに差し馬、中枠に先行馬、外枠にも先行馬がちらほらと。
発馬してコーナーへ進むとき、中枠が前に出ればそのスペースに外の馬が入りやすくなる。
となると、内側が窮屈に・・・
少しでも出が悪いと包まれて後方というのが私の波乱のシナリオ。

どこもかしこも内枠内枠と目に耳にします。
当然、乗り手だってわかっていること。
4枠ロッセ、5枠カフナにオスマン、6枠ベルシャがうまく出れば、内に入ってきます。

逆に内外に先行馬がいる時は中枠が後方に。
こうなると内有利説ですから、額面どおりでしょう。
今回は脚質の配置を見ると内がスムーズさを欠くような気が・・・

話しソレますが、「常識は敵だ」はいいCMですね。
内有利の常識どおりにはいかないような(笑

話し戻します。
内枠を消すわけじゃないですが、スムーズな位置取りが見込める中から外め中心で考えます。
混戦といわれています、ごもっともです。
ましてや東京2000mの条件を経験しているのは、ロッカヴェラーノだけですね。
古馬を含めた重賞を見ても秋天と牝馬戦くらいで、正直不思議ですよ。

東スポや通信杯の1800m、坂のある阪神1800mスプリングが経験値として近いところ。
でも東2000実績がなくてちゃんと走れるかどうかは未知なんです。

悩みだしたらキリがないので、枠順とパワー系に絞って考えます。
脚捌きの素軽い馬は切りますので、オルフェーヴル、ベルシャザールを中心に。
デボネア、プレイを相手に。


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皐月賞2011回顧

スナフキン
09期 予想歴28年

次走狙い:デボネア
次走狙い:オルフェーヴル


今回の皐月賞はコースが東京というよりも馬場の重さに適したかどうかだったと思う。
金曜日の馬場発表後、昨年との開幕を比較する記事を書きましたが、世間の見解は開幕で前が止まらないをよく耳にしました。
あれれ~芝長いでしょ、前というよりタフさじゃなのかと思いながら、半信半疑の土曜日を観戦。

案の定、重かった。そりゃそうでしょ、昨年よりも約4cm長いし、通信杯よりも約4cmだし。
たぶん洋芝の範囲では18cm以上はないと思いますから、野芝の通常通りと合わせてもスピード寄りとは言えません。
なので切れ味は必要なく、2000m以上のスタミナとパワーある走りができるタイプが好走の要因でしたね。

サダムパテックは能力値でカバーするもオルフェーヴルの影さえ踏めずの完敗。内側ももがいたぶん仕掛け遅れるもの。
中山のパンパンな馬場だったら勝ったでしょうけど・・・

ダノンバラードはピッチの遅いタイプで、高速は苦手のクチ。
枠と位置取りも良かったけど、洋芝の長さにピッチがあっていたのでしょう。
池江さんちは1着と3着ですか、親子丼に変わって今度は池江サンドなのか・・・今回はサダムパテサンドかあ~!?

デボネアは前に行けなかったぶん、持続脚が届かない直線。
中枠だったらもっと善戦したのでしょう。
もっとレースが流れていればだったので、やっぱり張った流れがいいです。
この世代に果敢に行く馬はいればいいんですが・・・

ナカヤマナイトはこれまで、上がりの速いものばかりで切れ味が出せないのではいけませんね。
3~4角辺りは水分がまだ残っていたという情報でしたので、この馬は道悪は危険なんでしょうね。

その水分ですが、実際馬場の判定はどこでしてるのか?
メンコに泥がついていたということは、総合的に良馬場でもやや重寄りだった。
われわれはどうやってそれを知ったらいいのか?

馬場発表の段階についてはもうひとつ詳細な評価がほしいと思いませんか?
良Aとか良Bとかでの区分けしてほしいものです。

ということは、洋芝の長いぶんに加えて湿りもあったわけで手の軽いタイプには苦しかったはずです。
手の軽いカフナ、ダノンミルらには向かなかったのはそういうことでしょう。

前に行きたいがために押していったのが裏目に出た、ベルシャザールとステラロッサは力んでしまい失速でした。両馬とも可能性があったわけで、騎乗ミスもあったいうしかありません。
3~4角の湿ったところを抜けた直線で怪しくなったベルシャザールの手ごたえから、道悪はよくないですね。
爪の形状も良馬場向きですし、柔軟性にかける部分でも2000mまでと考えるのが妥当でしょう。

勝ったオルフェーヴルは力強い走りで枠もよく位置取りと直線のスペースといい、運と実力がうまくいった感じです。
池添のレース前のコメントでは、後ろからじゃ届かないようなニュアンスから、中団辺りを狙ってることが匂いましたね。

4枠と5枠勢にお隣さんが前に行ったことで内にスペースが空き、やはりこの枠順は運が見方しました。
それに内のダノンバラードにステラロッサが前に行くことで人気どころ(ナカヤマ~サダム)にはジャマになったぶん、4角で外に振ったりスペースを探したりとロスの恩恵はあった。

ただ今回の馬場で距離適性やコース相性云々は論外では。
本来東京と京都の芝は軽く、阪神と中山が重いのですから、今開催の重い東京と先日までの軽い阪神を良く覚えておかないと秋以降間違いを起こしますね。

でもなんだかんだで皐月賞を東京でやった方が直線の攻防は盛り上がります。

ダービーに直結するかどうかはまた芝の長さや馬場の荒れ具合を見る必要があります。
今年は故障を避けて来そうで洋芝は残してなら、スタミナを要求されるダービーの気配を感じます。

先日の直感したのですが、オルフェーヴルは3冠のどれにも顔を出すような気が・・・をまずはクリアーしたようです(ほっ)
東京は合わないとか言われてましたが、京王杯は距離不足だし、兄弟でコース相性が似るなんて確率が低いでしょう。

それにジャーニーみたいなピッチ走法じゃないし、前脚の送り出しも兄より抱え込むし、体型も違います。

コース不適性は何の根拠もない想像の域の批判ネタだったわけです。
手に取ったスポーツ紙の看板記者の見出しでは「外枠は全部消し」・・・
には、適当過ぎて読む気になれませんでした。
東京18と2000mは中枠に先行馬がいる時は外枠は生かされるし、内の差し馬はスムーズさを欠く馬が出るのが自然なんだけどね。

京成杯2着、弥生賞3着のデボネアが外というだけで14番人気。
この条件だと外は無条件で消されるんですね。
逆に外はおいしいという見方もできます。


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