天皇賞(春)2011予想
キッツ3年連続だ。1着2着と来たから3着かな?

スナフキン
09期 予想歴28年

◎トゥザグローリー
  13着/1人気

○マイネルキッツ6着/6人
▲エイシンフラッシュ2着/3人


今日の京都の芝は重くもなく軽くもなくじゃないでしょうか。

レースが緩んだあやめ賞では切れないエーシンミズーリの上がりが33.8。
続く鴨川特別は前半遅く、後半一貫して流れ上がりが34.3。

緩めば速め上がりタイムですから、芝の長さほどはパワー寄りとは言い切れないような。

現4歳の昨年からの古馬重賞では、勝率~好走頭数は他世代を圧倒しているのは言わずとですね。

2400mから800m伸びるこの距離でも黙って4歳を買う方がと思ってしまいます。
今年の重賞も固めに収まっているので、ここでも荒れないんじゃないかと。

でもこの舞台ってアルナス、キッツ、ジャガー、エリモ、マンボなどの中距離で一歩足りない馬が好走しますよね。
20~2400m辺りのセオリーがそのままとはいかない。

この後に宝塚がありますが、これまで4歳4歳って言ってきて
春の大一番なのに4歳馬買わないのはねえ~

エイシンフラッシュはダービーの印象から瞬発系にされていますが、神戸新聞杯、大阪杯では相手なりにレースなりに走れています。
瞬発力を要さない場合でも対応できると見ます。

順調さを欠いたJC以外、直線で下がることはない点では距離の延長へは大丈夫に思えます。
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今週は天皇賞春3200Mの長丁場です。
このところ長距離における出走がメンバーの低迷化で危ぶまれていました。
今年はなんとか揃ってくれましたので、とりあえず安堵です。

例年道中のペースはそれほど遅くなるものじゃないし、ゴール前はサバイバルな様相が毎年見受けられます。
強靭な精神と、3000Mを超えてもひと伸びできるど根性が必要でしょう。
加えて臨戦過程も順調な馬を選択していきたいです。


「昨年春とは別馬、本格化トゥザグローリー」

昨年の同時期だった青葉賞では離された2着、好位から伸びなかったダービー7着。
続く福島のラジオNでは5着と振るいませんでしたが、今思うとこのレースの立ち回りが今のマクリ差しの先駆けだったと思いませんか?
それが表面化したのが中日新聞杯1着、続いて有馬記念では確率されたような立ち回りを見せ3着。
年明けて安定して好位からの位置取りが、マクる脚を使わない分終いの伸びにつながっている2連勝。

最強世代と言われた現4歳馬の中で、クラシックで名をはせた面々とはここに来て晩成の逆転劇を見せています。
追い出されたときのパワフルさはなんとも頼もしく、まだ強くなる余地を残しているようで秋は完全本格化を迎えるでしょう。油の乗ってきた今が旬ですね。
受ける印象からラスト200Mの攻防で善戦するイメージを強く感じます。
乗り変わりですが誰が乗っても問題ないでしょう。


「持ってるものは一級品、エイシンフラッシュ」

走りのイメージからして型にはまったときというか、ゾーンの入ったときには相当の力量を発揮するタイプ。
ゾーンに入れば小回りでもはありますが、本来直線が長く、距離も長めの方が崩れないタイプと感じます。

順調さを欠いたJCと出遅れた有馬は度外視、明けての59キロの大阪杯3着が本来の姿です。
勝ち馬ヒルノダムールは何もかもうまく行った内容、仕上げ途上に酷量、直線の不利のフラッシュとの比較は明らか。
高速ダービーや前走も芝が短い高速阪神の内容から、高速京都の長丁場は向きそうでなりません。
心配な点は3000Mを過ぎてからもゾーンの走りができるかで、できれば勝ち負けでしょう。


「春の天皇賞を走るため生まれた、マイネルキッツ」

善戦マンの代表格ですが、常に善戦できるから距離伸びて結果を出せるのでしょう。
8歳でもまだ若々しくこれまでこの舞台、6歳1着⇒7歳2着と来ている晩成のクチ。
この年齢じゃとは言い切れないと思います。

昨年の夏以降、歩様の乱れや外傷で長期休養となりました。
明けて出走となった日経賞はここへの布石ですが、善戦マンらしく掲示板でした。
相手もそうそうたるメンバーでひとまず好スタートと思います。
本来叩き型だし、ケイコ駆けしないし、地味な面から人気をもらわないところがいいんですね。
4歳の攻勢ぶりに影を潜めているところも2年連続で騎乗してきた松岡君には、気楽に立ち回れることでしょう。

追い切りではトゥザグローリーに食い下がる好調教を見せ、栗東入りでの状態の良さを感じます。
掲示板は外さないと見てますんで、上位候補の一角に入れたいですね。


「ペースが一貫して流れると浮上するぞ、ナムラクレセント」

忘れ去られていた頃、長丁場になると好走してくるクレセント。
これまで3000M以上では菊花賞3着、阪神大賞典09年3着~11年1着、春天4着と崩れていません。
昨年の春天はスローな入りから向かない流れとなるも4着。

前走は1000M通過が61秒、道中のラップも13秒台が1回とスタミナを要するものでした。
上記で述べたようにヘレノスがこういう流れを作る可能性があり、クレセントのこれまでの長丁場実績が生きる展開は想像できます。
いかに道中スムーズに運んで気の悪さを出さずに行けるかはポイントですが、調子が上がって来ると持続期間の長い馬なのでここも期待できそう。

上がり馬コスモメドウを3馬身ちぎった過程から、好調な馬というファクターがあります。
前に居ても後ろに居てもレースさえ流れれば、好走パターンにハマリそう。上位候補に。


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天皇賞(春)2011回顧
グローリーの考えられる敗因

スナフキン
09期 予想歴28年

次走狙い:トゥザグローリー


トゥザグローリーは発馬から行く気満々だったので、果たして他のジョッキーが騎乗していてもどうだったかはあるんです。
四位騎手への批判は相当なはずです。
そういう記事をあんまり読んではいませんが、ボロクソ(失礼)だと思います。
厚い支持率だったし、臨戦過程の連勝からも期待⇒裏切りの落差は大きく、ふんがいするのは見えてます。

私自身も、四位騎手への不満はレース後ありましたよ。
グローリーからの馬券持ってたしね。
でもどうでしょう、ここまで馬を持って来た管理側に不備はなったのか?
冷静に考えて、敗因を調べてみました。
そうしないと騎手だけで片付けては次どうします?になるんですよ。
まあ、あくまでも可能性の話しですが。

トゥザグローリーは日経賞を境に転厩しましたね。
京都記念は今まで通りのポリトラック追い。
続く転厩した日経賞からは、CW主体の坂路併用への変更。
ここでは中間CWで併せ馬をして、本追いはCW単走仕上げ。

そして今回の天皇賞でもCW主体の坂路を併用。
ここで違う点は中間でCW2頭併せ、本追いではCW3頭併せ。

本追いでも併せることで前走より馬の気持ちを高めています。
心情から大一番への策でしょうから、わかります。

ただ昨年までキッチリ仕上げる時でもポリトラックで負荷を掛けずに余裕ある仕上げでした。
3歳時代折り合いの心配を払拭する努力がいろいろあったと思われますから。
当然、ギリギリな状態というのはテンションの維持が難しいところです。
それを負荷を加えつつ、なお併走させてガラッと変えてしまった点に疑問を持ちました。

確かに四位騎手が言うように馬を前に置ければはあったでしょう。
でもスタート前の時点でテンションが高かったはずです。
そうじゃなければ押して出て行ったわけじゃないのにあんなに掛かるはずがないと思います。

ひとつの想像として調教の失敗、管理側のミスの方じゃないかと。
たぶんですが、あの状態では誰が乗っても抑えられなかったと思うんですよ。
あるとすれば、返し馬をせずに燃えないような配慮でしょうか。
その点は騎手の手腕のうちではありますね。

次走の管理過程に注目したい。


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