08期 予想歴16年
◎メデタシ
11着/9人気
○ホエールキャプチャ3着/2人
▲マルセリーナ4着/1人
×ハブルバブル
×バウンシーチューン
単勝オッズは２強というフォーカスで売れているが、上位２頭とも成績に綻びが少ないだけでなく、スピードを要求されるマイル戦で好成績を残している点で、やはり２頭の大崩れはどこか考えにくい。それは２頭ともマイル戦で崩れていないから。
オークスの過去５年を見た個人的な印象だが、桜花賞とオークスで800Ｍの距離の差こそあれ、マイルの上級条件で高パフォーマンスを叩き出した経験のある馬の好走が多いように思われる。
反面、芝の中長距離で結果を出しオークス向きと期待された馬が、本番で意外と苦戦する姿もまた多く見てきた気もする。と書いていたら、昔本命に据えながらもレースでは３着止まりで馬券で苦杯をなめさせられたラブカーナを図らずも思い出してしまった。
マイル戦を基準に能力差を判断するなら、マルセリーナとホエールキャプチャは桜花賞で既に決着済みと見てだろう。人気の２頭のうち、実力は不利がありながら桜花賞を制したマルセリーナにサッと軍配を上げたい。ただ、レースへの柔軟さという点ではホエールキャプチャのほうがセンスがありそうなので、印は○▲逆に。
そして、上位２頭に対抗できる穴馬をもしマイル戦基準で考えるなら、桜花賞４着のメデタシが面白い。桜花賞は差し追込馬で決まったレースだが、一方で５着フォーエバーマークが逃げ残ったように、レース質そのものは決して前崩れでもなかった。展開に恵まれた４着ではなかった点を評価したい。マイル戦の時計勝負では限界もあるタイプに映るだけに、４Ｆの距離延長でスピード面の不利をどこまでごまかせるか。あとは馬体の小さな馬だけに、関東圏への輸送を克服できるかどうかがカギに。
マイル戦での実績を基準に判断すると、３番人気～６番人気辺りの馬達はいかにもな穴人気。根幹距離でまだ結果を出していないハブルバブル、走破タイムからは条件面の援護がほしいバウンシーチューンはちょっと売れ過ぎでしょう。
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