08期 予想歴21年
◎ウインバリアシオン
2着/10人気
テレビ東京解説の吉沢さんが調教映像を見ていわく、
「大飛びなので道悪が心配ですね」
なのだが、
僕の見方では逆で、小さなフットワークだから道悪になったら楽しみ!と思ってきた馬。
たしかに前走はすごい脚を使ったので最後は結構脚を伸ばしているように見えるが。
本来きちっと掻き込むように接地して、パワフルに、あまり脚を上げずに、どちらかというと硬めに、一流馬としてはそこまで首を使わずに、速い回転で走る馬。
内内を回っても大丈夫なのではないかと思っている。ガサもある。57キロさえこなせば、と思う。
いま振り返って見てみれば、ハーツクライの子はツルマルレオンやオースミイージー、アルマフローラなどなど、フットワークが小さく道悪が上手そうな馬たちがずらり。この馬もそのうちの一頭なのではないか、遺伝的なものを感じる。
結局やはりここまで馬場が悪化してしまうと、デジタルに、道悪適性ということだけに焦点を当てて予想することになってしまった。
正直他にあまり道悪でこそ、と感じる馬はいないので、心はひとつウインバリアシオンで!
サダムパテックは飛びが綺麗過ぎて心もとない・・・
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NHKマイルCが、最近は凄まじい時計を叩き出すようになってきている。
個人的見解としては、これはJRAが意図したとおり、きちんと馬のすみ分け、路線分けが進み。
スピード馬は短距離に、スタミナ馬は長距離にというのが本格的に進んだ結果。
NHKにはびゅんびゅん飛ばしてくれる馬が集まり、ダービーにはゆったり差し馬ばかりが揃うようになったということなのではないかと思っている。
今年のダービーの顔ぶれを見ても・・・・・・
昨年のダービーも、史上最高のメンバーと言われたものの、超スローペースの競馬になってしまい、私の周りでも、あれを機会に競馬に冷めてしまったという非常に悲しい話をいくつか聞いた・・・
気持ちはわからないではない。なにせダービーは特別だから。年に一度の競馬の祭典だから。そこで競馬らしい競技を見れたのは最後の500mくらい。あとの1900mくらいは馬のお団子みたいなのがぐるぐる回ってきただけだったのだから、、、
ただ個人的には前に書いたように、ガチンコであってこそのスローペース。みんなが自分だけはどうしても勝ちたいと願うがゆえのがんじがらめだと思っていて。マラソンでもトラック競技でも仕方のない現象だと思うので、昨年のダービーもなんとかやり過ごすことはできた。
きっとこういったことはこれからも繰り返されるだろう。
だからそろそろ、
スローペースは悲しい言葉じゃない
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9170435
それぞれの距離へと夢をつなぐエール
そんな風に発想を転換すべき時代が来ているのではないか。
ハイペース=ハイレベル スローペース=低レベルではなく。
NHKマイルのようなびゅんびゅんの高速競馬も、長距離のゆったりとした乙なレース、駆け引きも、どちらも楽しめて嬉しいなと思えるようになっていきたい。
とまたまた能書きばかり書いたところで。
ペースが読めないのだから予想も自信は当然ない・・・
ただ基本的にはスローになる可能性も多く含んだレースでは、強い馬オッズの低い馬をわざわざ狙いにいってがっかりするということはしないようにしようと思っているのだが・・・
サダムパテック
メンバーを見渡すとこの馬しか思いつかなかった。
非常に合理的な伸びのある柔らかい綺麗なフォームの馬。
東京2歳Sで凄まじい脚でちぎったのも頷ける。
素晴らしい末脚を着実に使えて、個人的には決め手のある馬、スローペースでもきっちり力を出せる一流馬という印象を持っている。
掛からない素直な気性で、反応が良いのも、スローペース対応能力だと思うし。57キロも克服した。あまり死角を感じない。
なのになぜか競馬ブックを見ると▲印ばかり。5倍つけば万々歳という感覚だったが・・・
そうか皐月賞で勝った馬はかなりちぎって勝っているから、抜けた存在になっているのだな・・・期待したい!
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