安田記念2011予想

編集長おくりばんと
08期 予想歴21年

◎リーチザクラウン
  17着/14人気

○ビービーガルダン15着/17人
▲エーシンフォワード12着/10人
×ストロングリターン


東京の内は見た目に荒れていて、内で粘ったりする馬もいるが、そちらの方が例外で、それは展開が向いたもの。基本は外。外差しが決まりやすい馬場になっていると、個人的には感じる。


リーチザクラウン
力は誰もが認める馬。ここのところは言い訳もあったし、重い斤量ということもあった。もともとがムラ駆けな馬なので、いつ走るかはわからない。であればこの人気薄のときに・・
気分良く走れる良い枠を引いたし。
騎手もテンノリであまり考えすぎずにこの馬の力を信じて乗るのが一番ではないだろうか。
武豊騎手がここまで教え込んできた、控える競馬を、ここで体現で切れば・・・

ビービーガルダン
すんなり走れる外枠が条件の馬。
最近はずぶくなっているし、この距離もよいかもしれない。58キロも大丈夫な馬。
前走内容から衰えはなし。


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ショウワモダン
昨年の優勝馬ながら、
あの後さっぱり勢いを失って、
今回は最低人気になってもおかしくないくらいの存在になってしまった。
昨年の勝利は個人的にはかなりの衝撃だった。
走り方が非常に硬く、道悪専用のパワータイプと思っていた馬が、1:31秒台の時計で東京マイルでGⅠを勝ってしまったからだ。
というかその前にメイSで重い斤量を背負って1:45秒台で勝ったときからこれはやばいと思っていた。
こんな走り方の馬がこんな勝ち方をするなんて、というのは、
自分の競馬の見方を根底から覆しかねないような出来事で、目をそむけたいようなことだった。

なのでけっこうしつこく考え続けていたのだが、
1年経ってひとつ結論に至った。
「硬い馬は勢い」なのではないかというもの。

ダートは勢い、とよく言われるが、
その本質は、硬い馬・パワータイプは勢い、ということなのではないか。


例えば、私は小さい頃けっこう野球で鳴らした子だったのだが、、
カーブはどうしても練習しても投げられなかった。
腕を振るときに手首を抜くという動作がどうしても掴めず。
それはどうやったって、手首の硬さは解消されなかったからだと思う。
手首の柔らかさとかは、天性のもので、後天的にはどうしようもない。
プロ野球でも、巨人の東野投手だったか誰か正確に憶えていないが、
カーブはどうしても投げられないという投手をよく聞く。
ああいう手首の使い方は練習してできるようになるものではないのだと思う。
例えば、私は小さいころピアノを弾いていたけれど、
手首を柔らかく使え、というのは非常に難しい注文で、硬い音質は変わらなかった。

そんなわけで、芝馬の柔らかいしなやかなフットワークとスピードは天性のもので、
後天的につけようがないが。
パワーは、後天的に調教をばりばり積めば付いていくもので、
すごく体調がよいときにパワーもりもりな状態になったりすることもあるのではないかなと。
だから、ナニハトモアレにしてもキングスエンブレムにしても、他にも枚挙にいとまがないが、
ダート馬は勢いのあるときは手がつけられなくなる。


ショウワモダンは勢いに乗って、パワーで、1:31秒の時計を出したのだという結論。

速い時計はスピードの現れだろうと前は思っていたが。
これについてはキンショーオーロラについての北村友一騎手のコメントを聞いて考え方がちょっと変わった。
パワーがあると、芝でぎゅんぎゅん加速するという。
パワーはスピードに転化するらしい。


と長々書いてきたが、
結局のとこと勢いを失ってしまったショウワモダンはもうあの時計は出せないのではないかと思う。
あれは天性のスピードではなく、一時の勢いとパワーで叩きだした一生に一度のものだと思う。



ストロングリターン
確かおととし、ナンデ上で、79さんと、
カンパニー引退後、マイル界には強い馬がいなくなってしまった、どうなってしまうんだろうという話をしていたときだったか。
私は、次はストロングリターンの時代に!
と言った記憶がある。どこかに探せば残っていそうだ。
当時まだ1000万条件だった馬を指名した私をほめてください^^その自慢をしにきました。
とはいえ、たしかそれを言って自信満々で1000万平場で◎ストロングリターンにしたら、
がっつり引っ掛かって6着大敗して、当時は大恥をかきましたから・・・

まあ私が言わなくてもラジオnikkei賞2番人気した馬で、期待されてきた馬。
合わないコースを使ったり、気性難で出世が遅れたりしていたので、
むしろGⅠの速いペースのほうが存分に力を発揮できると思う。

他に誰も言っていないが、
個人的に伝説の500万条件だったと思っている、
レッドスパーダ、ストロングリターン、ドリームゼニス、クーデグレイスの東京1600戦から2年半がたって
ドリームゼニスとストロングリターンが登録してきたというのは感慨深い。

ただ、1000万平場で買って大敗されちゃった馬が、
GⅠで人気になって出てきておめおめ買うことはできません。
本来気性難からして、人気で信頼するタイプでもないと思う。


◎ジョーカプチーノ
競馬ブックを見て一番意外だったのはこの馬の不人気。高松宮記念も敗因明らか、前走も頑張っているのに、なんでだろう。
マイルは長いと決めているのだろうか?
マイルのGⅠを勝っていることを忘れてはいないだろうか。
綺麗なフットワークで、東京マイルは良いと思う。
スピードが活きる馬場なら。


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