10期 予想歴26年
◎コルポディヴェント
7着/6人気
○グレープブランデー2着/1人
▲ビッグロマンス13着/5人
×アストロロジー
×アイアムアクトレス
今年は確たる傑作馬がいなく難解な一戦。前哨戦的レースである、いぶき賞を物差しにしてそれ以上に通用するかどうかを見極めるのが的中への近道かな。
そのいぶき賞の勝ちタイムは1.51.7。この時期の３歳なら比較的速そうな数字ではあるが、同日行われた古馬1000万の舞鶴特別に0.7劣るものだった。重賞で勝ち負けできるには、古馬と同じかそれ以上のタイムが欲しいところなので、やや物足りない結果と言える。じゃあ別路線組でこれを上回りそうな馬を探せばいいのだが、これがまた難解。
500万のダートを勝ち上がってきたオメガスカイツリー、ホノカアボーイ、タマモビラウン、ユウキマリアッチは内容＆タイムとも平凡すぎる。芝で勝ち上がってきたアストロロジーは今回が初芝。母父がミスプロ系のシーキングザゴールドならダート適性もあるんだろうが、父アグネスタキオンが超嫌味。東海ステークスなどで書いているが、アグネスタキオンやスペシャルウィーク産駒は下級条件のダートならそこそこ通用するが、重賞では今年の平安ステークスでゴルトブリッツが勝ったのが初めてというほどダートでは魅力がない血統。全く買う気になれない。
ボレアスの父ディープインパクト産駒も同じ道を歩みそう。芝より出走数はかなり少ないものの、昨年が14戦2勝で今年が29戦1勝。昨年の夏にデビューしてから３勝しかしていないということである。そのうちの２勝がボレアスだから問題ないのかもしれないが、この数字はいくらなんでも悪すぎるだろ。先に結論を言うが、印はいぶき賞組を上位にとった。でもこの馬だけは血統で省いた。重賞で馬券になるとは到底思えないけどな。
他に前走いぶき賞以外でダートを使っているのがタイセイファントム、アイアムアクトレスとエーシンブラン。タイセイファントムは能力的に足りないだろう。アイアムアクトレスはアグネスタキオン産駒でさっき話したことと同じ。1400mでこれだけ強い馬は1400mオンリーの可能性が高く距離延長はマイナスだろ。エーシンブランは取捨が難しい。前走は地方の小回りコースの特性を活かしきった逃げ切り勝ちで評価は微妙。父スウェプトオーヴァーボードでマイル以上の距離を勝ったことは評価できるのだが、今回は同じ競馬ができるわけがなく重い印はつけられないな。
後は前走芝組。アドマイヤサガスは血統的にダートもこなせるとはおもうが、朝日杯の被害がトラウマになっているのかレースっぷりがイマイチ。デイリー杯の時はこれからが楽しみな一頭と思っていただけに残念。ビッグロマンスは２歳時に交流Ｇ１を制覇しているが、その力がここで通用するのかとなると疑問。３番手評価にしたのは、他に買いたい馬がいなかったというのが本音。キョウエイバサラは力が足りんな。
血統で買わない馬もいるが、いぶき賞より上回るパフォーマンスを見せる馬がいないとみて、いぶき賞組を高く評価する。本命はコルボディヴェント。前走は最内枠で包まれるのが嫌だったのか、１コーナー手前から前をとりにいったことで向正面に入るまで折り合いを欠いていた。デカ馬だからかコーナーの曲がり方もイマイチで、だだっ広い府中＆外枠＆コーナー減はかなり有利な材料になると思う。グレープブランデーは堅実なだけに軸馬としての信頼度は高そうだな。
tipmonaとは？