スプリンターズS2008予想
この人気とは舐められたもんだ

しゅんぴぃ
08期 予想歴5年

◎スズカフェニックス
  4着/4人気

○キンシャサノキセキ2着/2人
▲ジョリーダンス13着/8人


前日オッズを見ての印象は、1人気と2人気の単勝オッズの差。
13時の現在も、

1人気スリープレスナイト2.8倍
2人気キンシャサノキセキ6.1倍

このオッズほどにスリープレスナイトは信頼出来る馬なのだろうか。

■スリープレスナイト
レース間隔も開いており、G1初挑戦の鮮度、S系クロフネ産駒の連チャン中となるほど1人気に見合うカードを保有している。

しかし、気になる点が2点。

ひとつめは上村騎手。政治騎手のヒノ君の言葉を借りれば上げシックスの一人。

ふたつめは父クロフネ。
近2走の競馬は揉まれずに先行から早めに抜け出しての競馬。揉まれると脆いクロフネ産駒にとってもっとも理想的な競馬が出来ての重賞2連勝。
そして、問題は中山芝1200mのG1で1番人気。果たして揉まれずに競馬出来るだろうか。

この2点とオッズを勘案するならば、スリープレスナイトの頭を想定した馬券は買いたくないというのが判断。

■人気物色
1人気スリープレスナイト
2人気キンシャサノキセキ
3人気カノヤザクラ
の物色理由は、鮮度・夏の好走リズムと言える。

しかし、本レースは

[07年]
1着アストンマーチャン
[06年]
1着テイクオーバーターゲット/2着メイショウボーラー
[05年]
1着サイレントウィットネス/2着デュランダル/3着アドマイヤマックス
[04年]
2着デュランダル/3着ケープオブグッドホープ
[03年]
2着ビリーヴ/3着アドマイヤマックス

に見られるようにG1連対実績という格が問われるレースでもある。

上位人気馬にこれらの物色が見られないなら、このカードを優先したい。
(キンシャサノキセキはG12着経験あり)

■予想

◎スズカフェニックス

G1を1人気1着実績という最高の格を保有しているのは同馬のみ。
今回、豊でなくノリということで4人気は舐められた。
終わった馬という意見も巷間聞くが、近走本馬が着外に終わったのは、休み明けか距離延長の時のみ。
さらに言えば、高松宮記念はスタート後に躓いてのもの、セントウルSは出遅れとはっきりした理由があり、それでも上がりは最速を計時。セントウルSは休み明けで-8キロだったので集中してなかったのも伺える。

差し傾向見えた昨日の馬場で、ある程度出していければまとめて差し切れる。

○キンシャサノキセキ

前走は道中で押さえたせいで間に合わなかった競馬。
サマースプリントの中で、最もレベルの高かった函館SSを3番手追走で完勝はポテ証明。

▲ジョリーダンス

07年韓国馬事会杯・安田記念から締まったペースで発揮出来る能力はこのメンバーでも上位。
今春から、馬体重が増え続けているので7歳になり馬自信が走る気をなくしている可能性もあるが、今回絞れてきたら買ってみたい。

△スリープレスナイト
△タニノマティーニ
△ビービーガルダン

■買い目
単勝◎▲
ワイド◎-○▲


tipmonaとは?

スプリンターズS2008回顧
上村騎手おめwww

しゅんぴぃ
08期 予想歴5年

次走狙い:カノヤザクラ


個人的な予想の回顧から。

1人気に不安要素があれば軽視して、他に勝つ可能性のある馬を狙うのが私のスタイルです。

今回はスリープレスナイトに騎手と初G1で揉まれた時に不安があると判断しました。

そこで、スリープレスナイトの持ち合わせていない、『G1連対実績』というカードともうひとつ『差し』というスリープレスナイトの先行策に対しての隠れカードを使って、スズカフェニックスとキンシャサノキセキの2頭に絞りました。

スズカフェニックスを選らんだのは単純に人気が無い方ということです。

これも普段から、2頭で迷ったときは人気薄の方を買うと決めていることなので、キンシャサノキセキが2着、スズカフェニックスが4着だったのは仕方ないことでした。

■ラップ

[08年]
33.6-34.4=1.08.0

テン3Fが03年以降で比較すると、カルストンライトオが逃げ切った04年と同じ33.6秒。ただし、04年は不良馬場。つまり03年以降で最も緩いペースのレースだった。

サマースプリントもほとんどのレースで33.5秒前後のラップだったので、前哨戦で好走していた馬がそのまま連対して、他の馬の巻き返しは見られなかったというのが08年のスプリンターズSであったと消化したい。

■上位入着馬

1着△スリープレスナイト
ラップ的には前述したが、本馬に関してはむしろ前走より緩いペースで追走でき、さらに懸念した揉まれるということもなく気分よく外目を追走出来たのが良かった。量系クロフネ産駒だけに-8キロと減らしてきたのはどうかとも思ったが、ゴール板前に鞍上がガッツポーズしたように完勝だったのは、今がよほどの充実期(連チャン期)を迎えている証なのだろう。

この先は香港スプリントに是非出走してもらってその走りを見てみたい。出走せずに高松宮記念に向かうのなら、ハンデや斤量面から阪急杯しか使えそうになく、そうなると1400mはどうなのかという問題もあるが、兄弟を見る限りこなせそうだし、クロフネならむしろ1400mの方が向きそうな感じもする。

2着○キンシャサノキセキ
終始勝ち馬を見ながらの競馬。4角ではほとんど同じ位置取りだったが抜け出すスピードで劣った分2着だった。

気持ちで走るタイプだけに中5週と間隔が開いたのが良くなかったのかも。キーンランドCではなくセントウルSから詰めて使ったらまた結果も違ったかも。

3着△ビービーガルダン
1.07.0台を想定していたので△だったが、結果1.08.0台の決着となったのが良かった。
予想では△を打った理由は鮮度と舐められたダンチヒ系。

■印馬

◎4着スズカフェニックス
正直、横山典騎手騎乗でもう少し前での競馬を期待しての本命だったが、スタートが遅く結果後方から。

終いはまずまず伸びてきたが、間に合わなかったのはスタート含めて叩き2戦目でも集中出来ていなかった分かなと。

△8着タニノマティーニ
前走は2走前のレコード勝ちのストレス。今回、それが抜けて11番人気ならと印を打ったが、[7-8]という競馬で見せ場なし。

ここで、少し強引にでも先行していけないあたりが吉田隼人騎手がいまだ大きいレースではパッとしないところかなと。川田将雅や藤岡佑介、または兄の吉田豊あたりを見習って勝負を掛けられる騎手になれるように期待したい。

▲13着ジョリーダンス
絞れたらという条件だったが-2キロ。予想でも懸念したように、馬が繁殖モードに入ってしまったというのが感想。

お疲れ様でした。

■次走狙いたい馬

カノヤザクラ
次走というわけではないが、今回はスプリンターズSというレース質がはっきりと合わなかったのは確か。

アイビスSDやセントウルSのように、道中の摩擦が少なく高速馬場ならまだまだ見限れない。


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >