09期 予想歴13年
◎エイシンフラッシュ
3着/3人気
○アーネストリー1着/6人
▲ナムラクレセント14着/8人
×ドリームジャーニー
本命はエイシンフラッシュ
今年の春は大阪杯から天皇賞(春)を使って宝塚記念が大目標というローテーション。
大阪杯は斤量と休み明け、天皇賞(春)は道中と4角で外を回るロスが響き惜敗したが、共に着差は僅か。
本番のここ宝塚記念に向けてきっちり態勢は整った。
どんなコースでも安定して自分のパフォーマンスを発揮できる同馬こそ、
ハイレベルの4歳世代No.1に相応しいとクラシックからずっと思っている。
阪神の芝2200mは直線が短く立ち回りの求められる内回りコースで内枠の方が有利。
内の馬場が極端に悪いということは無く、内の偶数枠である4番枠は絶好。
ブエナビスタ、ルーラーシップの2強対決に興味集まる中での離れた3番人気というポジションで
マークされる立場に無い点も有利。
乗り慣れた鞍上からの乗り替わりが微妙だが、大舞台での経験は豊富な騎手。
キャプテントゥーレの取り消しで速いペースは望みにくいだけに、
鞍上お得意の「最後方ポツン」さえやらなければ地力を結果として示してくれるはず。
対抗はアーネストリー
この馬の取捨は降雨次第と考えていたが、土曜の降雨はわずかで日曜もなんとか天気が持ちそう。
一昨年の秋以降、良馬場で行われたレースでは連対を外していない馬。
昨年ブエナビスタと勝負付けが済んだ印象も、良馬場ならばまだまだ見限れない。
前走は休み明けと苦手の不良馬場で度外視。
と言うよりも、展開が向いたとはいえ3着に残したという結果を評価すべき。
強力な先行馬不在の中で番手から競馬ができる脚質も魅力。
逃げが想定される最内ナムラクレセントのすぐ外の2番枠は、楽にインの番手を取れる絶好枠。
2年連続でこのレース馬券圏内に絡んでいるグラスワンダー産駒と言う点も後押し。
3番手はナムラクレセント
前走は出遅れで万事休すも、道中で自ら動いて消耗戦に持ち込み3着に残す強い内容。
天皇賞(春)で一番強い競馬をしたのはエイシンフラッシュという意見が多いが、
この馬だって前走のパフォーマンスでは負けていない。
昨年の宝塚記念は逃げて9着と言う内容だったが、充実ぶりは今年の方が上。
天皇賞(春)との間に金鯱賞を挟んだのも良くなかったか。
長距離戦向きのスタミナホースで距離短縮はマイナスだが、
鞍上の和田Jは同馬の末脚のしぶとさを活かす術を完全に掴んでいる印象。
最内枠を引いたことで包まれるのを嫌ってここは逃げの一手だろう。
道中で自ら動いて後続との差を広げるような逃げが打てれば、
マークが外れてあっと驚く再度の残り目があっても良い。
海外帰りとはいえヴィクトリアマイルの内容に不安の残るブエナビスタは、
昨年同レースで2着とはいえ直線の長いコース向きの印象。
だだし末脚は確実なので連下には加えたい。
ルーラーシップは海外帰りの前走の評価がいかにも過剰と言う印象。
出遅れて最後方から前残りの競馬を1頭だけ追い込んで勝った内容は秀逸だが、
不良馬場という特殊な条件下もあった。
内枠で出遅れが無ければ好位から競馬ができる脚質も魅力的だが、
前走の末脚を過信してマークされる立場と言うこともあり大事に乗り過ぎる懸念もある。
連下には加えるが積極的に触手が伸びない。
前走チグハグな競馬で惨敗したトゥザグローリーは夏負け気味との報道。
しかし距離短縮はプラスで、京都記念勝ち、有馬記念3着と非根幹距離は巧者。
外目の枠を引いたのは若干マイナスだが、積極的な競馬もできる馬で
強力な先行馬不在の中展開は向きそう。
前走凡走で単勝2桁台まで人気が落ちており、配当妙味と言う意味でなら
ルーラーシップよりもこちらの方が旨みがある。
ローズキングダムは前走でスタミナ不足を露呈した格好。
距離短縮はプラス。
好位から競馬が可能で展開の影響も受けにくい。
枠も真ん中で可もなく不可も無くといったところ。
人気が無いなら買い目に加えたい存在だが、
昨秋からほぼ休みなく使われており、
4歳になってからの上積みイマイチ感じられない印象。
惰性で使われている感じで、イマイチ勝負気配が感じらず。
現時点では3着が精一杯というレースしか想像ができない。
ドリームジャーニーはここが引退レースという感をヒシヒシと感じるメイチの仕上げ。
阪神内回りコースはベストの舞台だが、そのベストのコースで近走結果が出ないのは
衰えの証拠と判断している。
2歳のG1馬がもう既に7歳。
壊れない程度に無事に周回してきて欲しいというのが本音。
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