08期 予想歴13年
◎サアドウゾ
6着/4人気
○エーシンヴァーゴウ1着/1人
▲マヤノロシュニ9着/10人
★傾向分析★
2006年 タイム 55"7 (良)
①11.8-②10.2-③10.8-④10.3-⑤12.6
1着サチノスイーティー・・・カリスタグローリ×アフリート=ネヴァーベンド×ミスプロ 〔7-c〕
2着マリンフェスタ・・・サクラバクシンオー×ミホシンザン=プリンスリーギフト×ヒンドスタン 〔2-r〕
3着レイズアンドコール・・・サクラバクシンオー×Herat=プリンスリーギフト×ノーザンダンサー 〔4-m〕
2007年 タイム 55"1 (重)
①11.9-②9.9-③10.7-④10.5-⑤12.1
1着サンアディユ・・・フレンチデピュティ×Caerleon=ヴァイスリージェント×ニジンスキー 〔22-d〕
2着ナカヤマパラダイス・・・パラダイスクリーク×Mountain Cat=ネヴァーベンド×ストームバード 〔3〕
3着クーヴェルチュール・・・ブラックホーク×ラッキーソブリン=ヌレイエフ×ニジンスキー 〔5-h〕
2008年 タイム 54"2 (良) 1FAve=10.84
①11.8-②9.9-③10.4-④10.5-⑤11.6
1着カノヤザクラ・・・サクラバクシンオー×Woodman=プリンスリーギフト×ミスプロ 〔9-h〕
2着シンボリグラン・・・Grand Lodge×Linamix=ダンチヒ×リファール 〔5-h〕
3着アポロドルチェ・・・Officer×Summer Squall=マッチェム×ストームバード 〔8-c〕
2009年 タイム 56"2 (重) 1FAve=11.24
①11.9-②10.2-③11.0-④10.3-⑤12.8
1着カノヤザクラ・・・・サクラバクシンオー×Woodman=プリンスリーギフト×ミスプロ 〔9-h〕
2着アポロドルチェ・・・Officer×Summer Squall=マッチェム×ストームバード 〔8-c〕
3着アルティマトゥーレ・・・フジキセキ×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔3-l〕
2010年 タイム 53'9 (良) 1FAve=10.78
①11.6-②9.9-③10.3-④10.1-⑤12.0
1着ケイティラブ・・・スキャン×ムーンマッドネス=ミスプロ×セントサイモン 〔1-x〕
2着ジェイケイセラヴィ・・・スクワートルスクワート×コマンダーインチーフ=ミスプロ×リファール 〔1〕
3着マルブツイースター・・・サクラバクシンオー×ウォーニング=プリンスリーギフト×マッチェム 〔8-h〕
直線競馬のため、スピード勝負の『ゼロヨン』のイメージ。
①~④まではスピードとダッシュ、⑤は最後にばてずに伸びることが出来るかが問われるスタミナが必要と考える。
血統の傾向は、サクラバクシンオーやダンチヒ系、ウォーニングなどのマッチェム系が好走から最高速度が問われているのは確か。
またニジンスキー系や、グレイソヴリン系やレッドゴッド系など大系統ナスルーラ系、つまり持続型の流れに強い血統も好走しています(=スタミナが問われるのに関係あり?)。
07年はダート→芝路線変更のサンアディユが激走したように、ダートもこなせるタイプは要注意。パワーが推進力として活きると思われる。
牝系の傾向としては、No.〔2〕〔4〕 の牝系が好走馬複数出しているが、これよりも分枝記号cに注目したい。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。分枝記号cがパワーに優れたタイプと考えると、開幕週の好走や馬場の荒れた最終週や重馬場に強いのも納得。そのパワーがダッシュに活きるはず。
また牝馬の好走が多いこともポイントで、毎年必ず3着内好走しています。。牝馬は斤量が軽いことがテンのダッシュにつながるためと思われます。
それから外枠か内枠が強い傾向。中枠の成績はあまりよくないようです。レースの映像見る限りではラチに沿って走るように見えるので、そのためと思われます。中枠は少し距離損ではないでしょうか?閃光特別も外枠と内枠が好走が多く、傾向は顕著だと思います。
★予想★
アイビスサマーDのポイントは、
①外枠有利。または内枠。中枠はやや不利と考えるべし。ただしスペシャリストのレースなので、コース実績を最優先すること。
②軽量ハンデの牝馬。ハンデは軽いほうがダッシュ力がつきやすい。
③サクラバクシンオー産駒やマッチェム系など快速スピード血統中心。サクラバクシンオー産駒は特注。サンデーサイレンス系はやや苦手。
④分枝記号c・hは特注。
⑤リピーターの好走にも注意。
◎サアドウゾ・・・ゴールドアリュール×デヒア=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 〔8-f〕
前走1000万条件戦驀進特別1着(=新潟芝1000m)。新潟芝1000mは2戦2勝のスペシャリストタイプ。
ゴールドアリュール産駒はサンデーサイレンス系で、スピード化の進むダートに向く足回りが施されたタイプで、芝も走れるダート血統。ダートで人気の場合の信頼性も高く、軸馬としても安定している。どちらかといえば叩き良化型で、穴は叩き3~4戦目や8枠に多い。スローの決め手勝負より淀みないペースに向き、パワーとスタミナに富む。弱点は小刻みなギアチェンジが苦手なこと。母父デヒアはヴァイスリージェント系で、短距離から中距離まで幅広くこなし、D1000mではどの競馬場でも好走していて得意条件。距離変更や道悪は穴になりやすく、激走条件となる。またヴァイスリージェント系はセカンドステージが存在し、牝馬でも牡馬と互角に戦える。近走の勢いからこの時期に上昇中と期待して評価する。
No.〔8〕の牝系は、2歳~3歳春シーズンも好走は可能だが人気の時には詰めが甘い特性があり、本領発揮は3歳秋以降で古馬で真価を発揮するタイプが多い。叩き良化型で、高速時計にも強い。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面叩いて一変が少ないタイプ。この特性から前走好走にて調子は良いと考えて期待する。
○エーシンヴァーゴウ・・・ファルブラヴ×Thunder Gulch=ノーザンダンサー×ミスプロ 〔4-c〕
前走ルミエールS1着(=新潟芝1000m)。新潟芝1000mは1戦1勝。
ファルブラヴ産駒はノーザンダンサー系で、、同系のエリシオなどと同じく2歳や3歳春に好走する早熟の快速牝馬がでやすい特性がある(=レーヴダムール、ビーチアードル、ラルケットなど。エリシオ産駒ならヘルスウォール、シェーンクライトなど)。牝馬のスピード馬は多数いるのだが、現状は芝1200mや芝1400m、芝1800mが主戦場で稼ぎ所。夏を境に上昇する産駒も多く、上昇軌道に乗った馬はしばらく追いかけても損はない。トップスピードに乗るのは早くないが、速い上がりの瞬発力勝負にも対応できる。母父Thunder Gulchはミスプロ系で、2歳短距離で荒稼ぎするタイプではなく、3歳以降のマイル・中距離戦で頭角を現すタイプ。成長力もやや疑問で、粘りはあるがキレがないため2・3着になりやすい傾向にある。
No.〔4〕の牝系は、3歳春から力をつけてクラシックでも好走することの多い牝系。成長能力に優れ、スタミナも豊富。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。荒れ馬場に向くパワーがダッシュに活かしやすいと考えて期待する。
▲マヤノロシュニ・・・マンハッタンカフェ×Cozzene=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔13〕
前走船橋S11着(=中山芝1200m:0.8秒差)。新潟芝1000mは(3-0-1-1)と得意としていて、得意コースでの反撃に期待して評価する。
マンハッタンカフェ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、ステイヤータイプだが素軽い先行力を持ち、難儀な不発が少ない堅実さが特徴で前半に脚を溜めれば鋭い瞬発力も使える。また道悪の成績が良く、パンパンの良馬場よりも多少時計の掛かる馬場向き。丈夫さが取り柄で、詰まったローテーションや高齢馬が穴をあける。母父Cozzeneはグレイソヴリン系で、大物喰いの特性を持ち、先行馬は二枚腰、差し馬はえげつない末脚を繰り出す。芝向きの豪腕血統で、淀みのない流れで持ち味が活きる。マイルを中心に、産駒によって短・中距離もこなす。2歳から走り、一度落ち込んでも古馬になって復活する。
No.〔13〕の牝系は、距離が延びて本領発揮型で、キャリアを積み上げながらクラスの壁を越えていくタイプ。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。荒れ馬場に向くパワーがダッシュに活かしやすいと考えて期待する。
△エーブダッチマン・・・アフリート×ノーザンテースト=ミスプロ×ノーザンテースト 〔12-c〕
前走バーデンバーデンC2着(=中山芝1200m:0.2秒差)。新潟芝1000mは初となるが急坂コースでの好走も多く、そのパワーを上手く活かせるなら適性は合うと考えて期待する。
アフリート産駒はミスプロ系で、ダートの好位差しや逃げ残りが得意で近年は短距離の活躍が増えてきているが、自分より弱い相手にきっちり力を発揮する安定感が魅力。芝ならローカルコース向き。出入りの激しくない展開なら信頼度は高く、そのため直線競馬には向くと考える。母父ノーザンテーストはノーザンテースト系で、丈夫な体とミラクルな成長能力を有している。2歳や3歳時にも好走する仕上がりの早さはあるが、古馬にて本格化しさらにもう一段階進化する。
No.〔12〕の牝系は、早い時期から走る馬もいるが、3歳秋から古馬にかけて本格化する馬が多い牝系。また高齢でも衰えが少なくタフな馬が多い。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。荒れ馬場に向くパワーがダッシュに活かしやすいと考えて期待する。
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