函館記念2011予想
最近はあまり荒れないレースだが

KUROSHIMA
08期 予想歴16年

◎ウォークラウン
  7着/11人気

○マンハッタンスカイ13着/10人
▲ミッキーペトラ16着/2人
×マイネルスターリー
×キングトップガン


 芝の推移を見ると、今週はBコース替りで時計面は多少回復、同時に先週後半のように差しが決まりやすい馬場ではなくなったようだ。それでいて前残り優勢かと言われるとそこまで傾向は顕著ではない気もする。ただ、差し追込は得てして追走で脚を使わされやすく、4コーナーである程度の位置にいないことには勝負にならないのは間違いないと思う。狙いは先行好位勢に。

 53キロの恵量に加え、前目の競馬では成績が非常に堅実なウォークラウンに注目。オープン級との対戦歴はほぼ皆無だが、下級条件では大崩れが少なく、良く言えば相手なりの側面を持っている。また、馬券の圏外に敗れたレースはほとんど中団後方から差し届かなかった競馬ばかり。言い換えると、流れに乗り先行好位からの競馬ではキッチリ馬券対象に食い込んでいる。休み明けは条件的に酷だが、新鮮さの少ない相手関係のGⅢなら意外とアッサリ通用していい。

 マンハッタンスカイは7歳に突入して成績が上がらないが、五稜郭Sから1ヶ月以上かけて本番を迎えるじっくりとしたローテには好感。昨年は6着だったが、当時はスピード馬ドリームサンデーの存在が煩かった。今年の方がマイペースの先行が叶い易いはず。

 前走は絶妙な逃げ切り勝ちのミッキーペトラはヤネ替りが微妙だが、いまの馬場なら青函Sの再現で前残りを警戒したい。

 昨年の覇者マイネルスターリーは2000Mで4勝しているが、2着3着がゼロと勝つ時は強くてもしくじった場合には番手は利かないタイプ。昨年の勝ちっぷりは出走馬中でも最上位の評価ではあるがが、当時は臨戦過程にも余裕があり騎手も香港の名手ホワイト、斤量も56キロとソコソコ。前年は順風だったが今年はやや逆風というのが正直なところ。

 キングトップガンは単純に小回りの競馬が合わない印象。しかもコーナー4回の2000Mでは忙しくこの馬の良さを出せる気がしない。


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