08期 予想歴15年
◎コスモネモシン
4着/8人気
○マイネルスターリー7着/6人
▲ヤングアットハート10着/4人
×トーセンジョーダン
×キングトップガン
◎コスモネモシン
お待たせいたしました。クイーンSの回顧で書いたように、クイーンSから札幌記念へのローテはかなりいいデータがあります。
札幌でクイーンSが施行されるようになって11年。そのローテーションで出走した馬の成績は以下の通りです。
03年 ノブレスオブリッジ 4着→3着
05年 ヘヴンリーロマンス 2着→1着
チアフルスマイル 3着→8着
ダンスインザムード 8着→12着
06年 レクレドール 3着→2着
07年※フサイチパンドラ 5着→1着
ディアチャンス 3着→4着
09年 マイネカンナ 5着→8着
フミノサチヒメ 12着→13着
※07年は馬インフルエンザの影響で札幌記念は順延になったため連闘ではありません。
9回中4回馬券になっていますね。十分でしょう。馬券になった馬は過去に重賞でも好走している馬ですし、洋芝でも好走歴があった馬たちです。
なお馬券になら買った馬ではどちらも人気で大敗していたダンスインザムードは体調ができていたかは疑問ですし、マイネカンナやフミノサチヒメはこのレースの後に引退しているので明らかにピークは過ぎていました。ディアチャンスはもうほとんど3着ぐらいの惜しい競馬。
この少頭数でメンバーレベルも疑問であればこのデータもどの新聞にも載ってしまって人気になってしまうとは思いますが、前走のクイーンSのような思い切ったレースができれば何も心配はないと思います。
マイネルスターリーの方に先約があるようで丹内騎手は乗らないようです。皇成騎手は騎乗停止(そうじゃなくてもアクシオンに乗っていただろうけど)なので軍団の馬に乗りそうで北海道にいそうな騎手といえば柴山か津村になるのかな?いずれにしろクイーンSを参考に騎乗してくれるはずなのでとにかく思い切った競馬を。
前走の捲りはコーナーのきつい札幌では普通は厳しい。それでもあれだけやれるならばやっぱり小回りは向くはずで。
○マイネルスターリー
丹内騎手は函館記念でやってほしかった騎乗をクイーンSのコスモネモシンでやってしまった感じです。こっちに乗ろうともやることは一緒です。切れる脚ではなく長くいい脚を使う馬なのでやはり合うのはロングスパート。コスモネモシンだと思って乗ればいいだけの話です。
函館記念は結果的に内にいた馬たちの決着でしたが、大外枠で最重量で1番人気。仕方なかったと言っていいでしょう。(もちろん馬券を勝ってる側からしたら仕方ないでは済まないのだけど。)
今回は別定戦で自身の斤量が軽くなりますし、他の馬が背負います。函館よりも札幌の方に実績があるからコース替わりも歓迎のはずですし、もう言い訳は効かないので丹内騎手には正念場になるでしょう。
▲ヤングアットハート
アーネストリーの回避がなかったら、アーネストリーが◎でこの馬を○にしていたと思います。アーネストリーがいれば必ず3コーナー手前からロングスパート勝負になります。そうなったら長くいい脚を使えるこの馬が浮上できると思っていましたので。
回避をしてもあまり評価を下げなかったのは、藤田騎手がいい加減にこの馬が切れる馬ではないということをわかってくれていると思うからです。戦績からも後藤騎手と手が合うことは明らかで、どうして後藤と合うかというと早めに仕掛ける騎手だからでしょう。スローのヨーイドンでは明らかに向かない。なので前が積極的に引っ張ってくれる展開を望むか、自ら仕掛けて行くしかないのです。それをやらないのであれば北海道リーディング争いなんてやめてほしいものです。
△カリバーン
キャリアも浅くて大きく崩れていない馬ですから恐らく人気になるでしょうね。先行抜け出しを得意としていて普通に考えれば向きそうですが、力のいる洋芝未経験ですし、印上位の馬たちが積極的に捲るという展開を想定すると消極的に押さえておく程度が妥当か。
△ネオヴァンドーム
京都が得意というイメージ。下り坂でつけた惰性を生かしたいんでしょうから一気に動く展開を想定すると正直微妙ですが、当時同じタイプと見ていたタスカータソルテが08年に勝利しているし、そのタスカータソルテとネオヴァンドームは同厩舎。中途半端な仕上げでは出走させないこの馬をわざわざこちらに参戦させる意図を考えると怖い1頭。
△ダンスインザモア
印上位が捲り不発でズブズブになれば浮上もあるでしょう。とにかく末一手で前が止まればいつかは飛んでこれる馬。いつでも注意は払っておくべきでしょう。
馬連 ◎-○▲△△△ 5点
3連複 ◎-○▲-○▲△△△ 7点
×トーセンジョーダン
福永騎手ですね。ちょっとわかりません。成績上位の厩舎はこの騎手好きですよね。腕っぷしでガンガン乗って上位に食い込ませるというタイプではないので力のいる芝では一歩劣るでしょう。
馬が切れるのであれば話は別ですが、この馬は積極的に動いて行ってこその馬。有馬記念(当時は三浦騎手)で◎にしましたけど、なぜか勝ったヴィクトワールピサと同時に仕掛けて突き放されました。逃げたことを高く評価をしましたが切れないこの馬の特徴を全く生かせていませんでした。陣営の仕上げもプラス二桁体重で酷かった。
宝塚記念もよくわからない。アーネストリーが積極的に動いてくれて切れなくても長く脚を使えれば浮上できた展開になったけど後方からの競馬で何もできず。頓挫明けでは仕方なかったのかもしれませんけどね。
とにかく積極的に動いて行かない騎手で人気で買う馬ではないことは明らか。ましてアーネストリーのように展開を作ってくれる馬がいないのであれば騎手のキャラ的に他の追い出しを待ちそうで。捲られて終了の悪寒。
×キングトップガン
もう今さら買えないというところでもあるんですけどね。担当厩務員が変わってから快進撃のようですが、明らかに軽ハンデに恵まれていると思います。前々走は軽ハンデで楽に行けましたし、前走にしても内枠の恩恵があって他馬の捲りも不発でだいぶ楽。少頭数で決め手が問われると疑問。
×レッドディザイア
ようやく出走にこぎつけるという感じでしょうか。去年は海外遠征明けで有馬記念に出走して全くいいところなし。その反動でここまで遅らせてきましたけど、先週のサンテミリオンのように牝馬は一旦狂ってしまうと立て直すのは相当困難。松永幹調教師の腕の見せ所ですが・・・
メンバー的に人気は必至でしょうがそれほど信頼できるまで戻っているかはやはり疑問。
×アクシオン
前走は恐れ入りました。ただもうこの馬は終わったと思ってると断言してしまったので今さら買えません。来たらごめんなさいで。
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