09期 予想歴13年
◎タカオノボル
2着/2人気
○タガノロックオン4着/3人
▲ボレアス1着/1人
レース特性：
2年前に新設された重賞ということでデータは少ないが、
前走にジャパンダートダービーを使った馬が2年連続連対中。
また、前走古馬混合のダート1000万下特別を使った馬が
2年連続で複勝圏内に2頭づつ来ている。
展開：
近5走で中央でハナを奪った経験があるのはコスタパルメーラ、ファストワーカー、
タガノロックオン、レックスパレードの4頭。
(地方を含めると更にタナトス、リアライズブレイクの2頭)
さらに、近5走で4角2番手以内の競馬をしている馬は上記の馬を除くと、
タカオノボル、カラフルデイズの2頭。
この中で積極的に行きたいのは近2戦連続して逃げている
コスタパルメーラとファストワーカー。
ダートで控える競馬の経験がないコスタパルメーラに対して、
鞍上に中舘Jを起用してきたファストワーカー。
お互い譲らず1角に突入し、前半から忙しい流れになる公算も。
先行集団に取りつきたい馬も多く、道中淀みない流れで進んで、
平均～ハイペースの持久力勝負か。
血統
サンプルが少ないが、芝のG1勝ち馬を輩出している種牡馬の産駒が
近2年で複勝圏内に4頭来ている。
(特にキングカメハメハ産駒が2年連続で3着)
ただ、近2年で複勝圏内に来た6頭全ての父は
それまでにダート重賞(交流重賞含む)の勝ち馬を輩出している。
◎ タカオノボル
前走はレース間隔が空いて馬体重+22kgも番手からの競馬で直線抜け出し完勝の内容。
重馬場で1:50.9の時計もクラス水準級の時計で、相手関係からも評価できるレース。
父ネオユニヴァースは、このレース相性の良い芝GI馬を産駒に持つ種牡馬。
脚質的にロスの少ない5番枠も好印象。
前走麒麟山特別勝ちは一昨年の勝ち馬トランセンドと同じ。
前に馬を置く競馬も可能なので、とにかく自分のペースで競馬ができれば。
○ タガノロックオン
前走は中段から道中外を回るスムースな競馬で若干ロスがあったとはいえ
力負けの印象。
ただ前々走以前は短い距離で結果を残していた馬で、
2000mの距離と地方の深いダートが若干影響した可能性もある。
今回は距離短縮、中央の軽いダートに替わる点は好材料。
前々走の勝ち時計1:49.5は優秀で、ここでは能力上位の存在。
兄弟にタガノクリスエス、タガノジンガロのいる血統で
ダート適正は疑いの余地がない。
気性にやや難があるが、どんな競馬でも可能な馬で展開は不問。
鞍上田辺Jの手腕に期待したい。
▲ ボレアス
前走はグレープグランデーを目標に進出の競馬もアタマ差捉えきれず2着。
3歳限定のオープンクラスでも常に上位争いをしており、
この世代では能力上位の存在。
前に行きたい馬が多いメンバー構成で、差しが不利なコースとはいえ
展開利は見込める。
父ディープインパクトのダートでの出世頭が同馬という点が、
データ的には不安材料だが、平坦コースでの実績も十分で大崩れ無く走ってきそう。
△ コスタパルメーラ
ダートに替わって圧勝での2連勝。
前走時計もタカオノボルの前走の勝ち時計と同じで、
一つ上のクラスでも十分に通用する内容だった。
父キングカメハメハは同レースとの相性良く、
ダートで底を見せていない強みもある。
展開的に楽な競馬は望めないが、秘めた地力に期待。
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