キーンランドC2011予想
カレンチャンに逆らうのならば

サニーのすけ
08期 予想歴15年

◎パドトロワ
  3着/4人気

○カレンチャン1着/1人
▲アンシェルブルー14着/3人


函館スプリントSは牝馬がよく勝ちます。

01 メジロダーリング
03 ビリーヴ
04 シーイズトウショウ
05 シーイズトウショウ
06 ビーナスライン
07 アグネスラズベリ
09 グランプリエンゼル
10 ワンカラット

これらが勝っていますが、そのままキーンランドCへ出走した場合は

06 ビーナスライン 3着
07 アグネスラズベリ 2着
09 グランプリエンゼル 3着
10 ワンカラット 1着

と、すべて馬券になっています。函館スプリントSとほとんど変わらない今回のメンバーではカレンチャンに逆らうのはちょっと厳しいのかなという気はしています。

ただし両方勝つというのはワンカラットのみで連勝というのは稀。変わり映えしないメンバーなのにパフォーマンスはほぼ確実に落としているという印象は当然受けます。敢えてカレンチャンを嫌うのであっても単系の2,3着に置くのが妥当ではないかと思います。

では何が逆転可能であるかを考えた時には

1200mのG1以外では崩れていないジョーカプチーノ
or
函館スプリントは熱発明けだったパドトロワ
or
函館スプリントの内容で1200mは大丈夫そうなアンシェルブルー
or
得意舞台で復活も考えられるビービーガルダン

このあたりでしょうか。(結構いるじゃねぇか)
あとはお好みで。


◎パドトロワ
お好みで行くと3歳春から生温かく見守ってきたこの馬に白羽の矢が。
上記の通りで函館スプリントSは熱発明けだった。好タイム決着の2番手追走では厳しかったか。前走のUHB杯はメンバーが弱かったとはいえ自分の形に持ち込んでそのタイムを上回る快走。
勝ち上がりの内容は番手の競馬だけど、前走をみると現状は3歳時のさくらんぼ特別もそうでしたけど気持ちよく飛ばして行った方がいいでしょう。当初批判していたテイエムオオタカの小倉参戦がこの馬には追い風に変わった印象。


○カレンチャン
まぁ外せませんよね。前走は枠もよかったんですが決してそれを利して楽な競馬をしたわけではなくて、逃げたテイエムオオタカを出しすぎなぐらい外へ出してねじ伏せて相当強い内容。
上記のようにほとんどが2戦目でパフォーマンスを落としている点が心配。ここ最近の快進撃はいずれも内目の枠を引いていて、今回は真ん中あたりの枠。どのように克服してくるかは楽しみではある。これを克服してこないとG1ではさすがに苦しくなりますよね。それだけ期待を持っていい馬だとは思います。名前もかわいい。


▲アンシェルブルー
函館スプリントSは枠に恵まれたことに間違いはないと思うんですけどね。当初揉まれる内枠はどうなの?と思っていた馬なので内過ぎない今回の方がいい気がしないでもない。ただ前走だけでスプリント適性があると断言するのは危険で、時計が速かったことに助けられただけかも?という疑問は持っておきたい。
上に書いたのは函館スプリントSで勝った牝馬についてのデータだったんですけど、函館スプリントSで馬券になった牝馬となるとこのレースでは近年すべて馬券になっているんですよね。


とりあえず

3連単 ◎→○▲→○▲△☆ 

という馬券を考えています。
パドトロワは気持ちよく行けないとどこにもいない可能性が高そうなのでどうせ買うなら頭で。


以下、


△ジョーカプチーノ
ジョッキー含めあまり好みではないので重い印は打ちたくありません。しかしこの馬の1200mでの好走は逃げ切りと出負けして外を豪快に差したものに限定されます。要は揉まれ弱いということでしょう。この枠なら買わないわけにはいかないでしょうね。
腐ってもG1馬。重賞3勝の実力馬ですから普通に考えたら重い印なんですけどね。


△グランプリエンゼル
おくりばんとさんも書いていらっしゃるように、ここ最近の好走は内枠に恵まれてのものという判断が妥当でしょう。同じく外枠なら全くいらないと思ったのですがまた内枠を引いたのでね。札幌は得意舞台ですし無理して嫌うことはないでしょう。


△ビービーガルダン
衰えただろうと見られていたけど今年の高松宮記念で4着。以前のように先行する感じではなく差してきてのものでどう判断するかは難しい。
行くにしろ控えるにしろ揉まれ弱いことは確かなのでこの枠は微妙。洋芝実績から58キロでもそこそこ売れそうな気がしますので嫌っていいような気が。
しかし高齢馬・・・と思いきや7歳。タニノマティーニの件もあるからどうしてこんなに人気ないの?というパターンで好走されるのが一番痛いのだけど。


意外と△が普通になってしまいましたね。
馬券的な妙味としてはパドトロワ頭という馬券ですけど、上にも書いたようにどこにもいない可能性も高いので、

3連複 ○▲-△

をオッズ次第で保険をかけてもいいかなと。



全部書いて思ったこと。

「買い目はほとんどカレンチャン本命な件」


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キーンランドC2011回顧
その競馬をされたら・・・

サニーのすけ
08期 予想歴15年

次走狙い:パドトロワ
次走危険:ガルボ


1着 ○カレンチャン
出して行く競馬をしてきましたね。先行争いが雁行状態でサープラスシンガーとシャウトラインはかなり苦しくなってしまったけどそれを捌いたカレンチャンが先に出る展開。
正直4コーナーでパドトロワが一旦前に出た時に
(うは~おれの予想完璧!)
と思ったんですけどあの競馬で押し切られてしまってはさすがにどうにもならないか・・・
最後はさすがに差を詰められていますがそれは出して行った分。重賞2連勝がいずれも内で立ち回って強い競馬なので明らかに溜めて行った方がいいタイプ。牝馬ですし急坂でスプリントG1はどうだろう?楽しみではあるけど。スプリンターズSは安田厩舎無双かな・・・


2着 △ビービーガルダン
黒い馬体なので相変わらず強そうに見せるんですけどね。老いてなおいい馬体をしていました。
外から被されると脆いタイプでしたけどアンシェルブルーが早々に後退してくれたので上手く被されずに外に出せたこともよかったと思いますし、高齢馬でも問題ないレースですし、何しろ洋芝は合うので・・・かなりうまく行った感があります。
わざわざ乗りに来た佐藤哲三騎手。この騎手が稽古をつけるとホントに馬が変わりますね。恐ろしい人です。
さて悲願のG1の期待も再び沸きますがどこまでできるでしょう。馬体はいつもよくみせるのでパドックをみないでレース前に判断したいです。


3着 ◎パドトロワ
正直アンカツさんにはもっと積極的に前に出て行ってほしかったけど・・・でも逆に言うと今まではそういう積極的な競馬な分着順がハッキリしていたのかもしれないなぁと思います。
上にも書いたとおり4コーナーで勝ちを確信したんですがね。まぁ斤量の分もありますからいずれ巻き返せる舞台が用意されていると思いますよ。体も大きな馬なので急坂のコースだったら逆転も可能だと思いますが、現状で賞金は足りるでしょうか・・・この僅差の3着はかなり響いてくるかも。


4着 ケイアイアストン
サープラスシンガーとシャウトラインが内2頭分を下がって行ったのでそこらにいた馬たちは苦しくなりました。1~3着馬は上手く予測して内から3,4頭目を走っていたので上手でしたが、恐らく内を狙っていた横山典騎手は開かないと見るやギュン!っと進路変更しました。ちょっとブレーキがかかってしまった感じでちょっともったいなかった感じ。まぁそれでも力は示せたと思いますしOP特別なら十分通用か。
ただ番組がないんだよね。暮れの中山のラピスラズリSまで修行の日々でしょう。


8着 △グランプリエンゼル
この馬も内を狙っていましたがケイアイアストンとは対照的に外へ。ここ数戦はいかに内枠が功を奏していたかというのが浮き彫りになった感じ。 


9着 △ジョーカプチーノ
これはまだ緩かったと思います。パドックでボタボタ汗をかいていましたからね。まぁ暑かったですけど。せっかくの外枠がもったいないです。
この馬の扱いは今後もよくわからないまま進んで行くと思います。下手に消すよりも押さえておくのがいいのかもしれませんが、好みの馬ではありません。今も今後も。


11着 ガルボ
この枠を利せる立ち回り馬ですがタレた2頭を捌こうとする意思もない男藤田フェアプレー(笑)騎乗ではどうにもなりません。
まぁそもそも休み明け滞在競馬で大幅馬体減。寒い時期の馬でしょうね。しばらくいらないでしょう。


14着 ▲アンシェルブルー
プラス14キロは明らかに太いです。ジョーカプチーノ同様で汗をボタボタと垂れ流していました。距離云々についてはまだまだ答えは出ませんが、スプリントG1ではさすがに用事はないと思います。


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