菊花賞2008予想
ハミが抜けることを祈って・・GⅠ2着馬スマイルジャックと心中

編集長おくりばんと
08期 予想歴18年

◎スマイルジャック
  16着/3人気

○マイネルチャールズ5着/2人
▲ナムラクレセント3着/9人
×オウケンブルースリ


1、「馬場が悪くなると、馬が下を気にして、普段折り合いの悪い馬が、折り合う。」

というのをよく聞く。

スマイルジャック・小牧は、「ダービーでは奇跡的にハミが抜けて折り合った」というが。
思えばダービーのときも前日の雨で、直前までやや重だった馬場、アドマイヤコマンド川田は「ノメった」ことを敗因にあげたほどだった。

今日の京都競馬場は午前中からしとしと雨が降り続いている。いまだ良馬場発表ではあるが、9Rの勝ち時計などを見れば少しでも悪化しているのは間違いない。

折り合い難のスマイルジャックには恵みの雨になってくれるのではないか。もうあとは祈るしかありません!

◎スマイルジャックはフットワーク的にも、前輪駆動的なタイプで、道悪は上手そうに見える。


2、「いつもは、ジリ脚で、もたもたしていて、ばてず伸びずで、決め手がなくて、勝ちきれない善戦マンタイプの馬が、距離延長やダート変わりによって、今までのもっさり感が嘘のように鮮やかに勝つ」

というのをよく見かけます。

今日の京都1Rでシゲルカサギヤマが勝ったのを見てそんなことを思い出しました。

○マイネルチャールズは、そういうもさもさタイプの馬ではないでしょうか。
皐月賞は、勝負所で反応が鈍くて、最後は伸びてきたが届かず。。ダービーもバテてはないけど、なんだか伸びない。
3000mならもしかして、、

△アグネススターチは、気分よく行くことさえできれば、の馬なので、23倍のオッズなら美味しいと思います。
▲ナムラクレセントは、神戸新聞杯の内容は強い。あれだけの内伸び馬場で、1~3着馬も道中は内を追走していたが、ナムラクレセントだけはずっと外を回していた。下手糞な騎乗ということもできるが、それでの3馬身差6着は力の証明になった。

△ノットアローンは、この中では貴重な、57キロを背負いこなしたことのある馬。やや人気しすぎたため△まで落としたが。。
△ドットコムは、底を見せていないという陣営の意味不明発言は怖いが。なんでこんなに穴人気なのかは意味がわからない。

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秋華賞予想で書いたとおりで、3歳馬に57キロ背負わせるような厳しいGⅠ競走では、
実績を重視して予想するべき、と思っているので。

ここまでの上り調子によって人気になりそうな
オウケンブルースリには、あまり飛びつきたくないなというのがあってとりあえずの×。

神戸新聞杯でもこの馬が人気したのは、
「とにかく現3歳クラシックはレベルが低い」→「それを打ち破るようなスターが出てきてほしい」
というような潜在的な願望の現れのように感じました。

でもきっとその世代のレベルが低いというのは、成長期の天候不順等によって牧場の牧草の鉄分含有量が少なかったからとか、そういった何か影響があるんですよね?きっと

であれば、本当に残念ではありますが、もうこの際諦めてしまいませんか。今年の3歳は弱いのだと。。
オウケンブルースリもきっとそんなカルシウム不足な牧草を食べていたことに変わりはないはずなのです。。


ということでダービーの実績を真摯に受け止め。
◎スマイルジャック。
この馬は折り合いひとつということのようなので。
前走負けたからどうのといったことではないはずです。

そのときハミを噛むか噛まないかだけ。
人気もある程度落とすのでしょうから、ハミ噛まないほうにいちかばちかで賭けてみるのもありではないかと。
今のところは考えております。


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菊花賞2008回顧
雑なレース、オウケンブルースリの前にいたはずの馬…

編集長おくりばんと
08期 予想歴18年

次走危険:フローテーション


ちょっと雑なレースを見た感がある。


アグネススターチが逃げるが、

ノットアローンが引っ掛かってハナを奪い、

スマイルジャックも引っ掛かって先頭に並びかけ、

もう一度アグネススターチがハナを奪い返し。

直線では前に行った馬たちがバテる外から

オウケンブルースリとフローテーションが飛んできた。

直線ではよれる馬も多く、メイショウクオリアはそのあおりで、追えない不利もあった。



素人目には、直線でどんでん返しで面白いレースに映ったかもしれないが、

競馬通の方は"雑さ"を感じたのではないだろうか。

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GⅠレースというと、週末にGⅠレースがあるというと
ワクワクしてしまうのが、競馬ファンではないだろうか。

月曜日に競馬ブックを開いて、GⅠレースの馬柱を見て、
あの馬とあの馬が出てくるのかあ。むふふ

と、もう気持は週末に飛んでしまって、
平日の日常を乗り切れる、というのがGⅠレースだと思う。



今年の菊花賞の馬柱を見て、、
そんなワクワクを感じれた人がどれだけいただろうか・・
ディープスカイとブラックシェルが抜けた、まさに飛車角落ちの菊花賞は、
まるでGⅡかGⅢのようなメンバーになってしまった。

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レースが終わった今も、
その印象はぬぐえなかった。

あのレースを見る限りでは、
菊花賞を回避すべき馬は他にもいたように思うのだ。

引っかかったノットアローン・スマイルジャック、
直線で寄れたヤマニンキングリー(アグネスデジタル産駒)、
タイキシャトル産駒のダイシンプラン、、、

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競馬先進国の欧米では、
菊花賞が範を取ったセントレジャーは、
時代の流れの中で、
すでに
「ワクワクしない」GⅠレースになり下がっている。


菊花賞もそうなってしまうのか?
ダービー馬が出てこれないような条件のレースにどれだけの価値があるのか?
クラシックロードとは言うが、本当に文字通りの意味での"クラシック(=古典)"になってしまうのか?

いまから来年の馬柱が心配だ・・・


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