08期 予想歴13年
◎マコトリヴァーサル
2着/1人気
○アイラブリリ8着/3人
▲ゴーイングパワー5着/4人
★傾向分析★
2004年 タイム 1'08"2 1FAve=11.37 3FAve=34.10
テン33.4-上がり34.8 『前傾』
1着コスモヴァレンチ・・・マイネルラヴ×ブレイヴェストローマン=ミスプロ×ネヴァーベンド 〔2-n〕 3-4
2着ケイアイフウジン・・・アフリート×Wolfhound=ミスプロ×ヌレイエフ 〔16-c〕 2-1
3着コスモフォーチュン・・・マイネルラヴ×グルームダンサー=ミスプロ×レッドゴッド 〔7-c〕 1-2
2005年 タイム 1'09"1 1FAve=11.52 3FAve=34.55
テン33.6-上がり35.5 『前傾』
1着アルーリングボイス・・・フレンチデピュティ×End Sweep=ヴァイスリージェント×ミスプロ 〔9-f〕 1-1
2着セントルイスガール・・・Silver Hawk×Storm Cat=ロベルト×ストームバード 〔11〕 2-4
3着トーホウアモーレ・・・アグネスタキオン×マルゼンスキー=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔14-c〕 2-2
2006年 タイム 1'08"4 1FAve=11.40 3FAve=34.2
テン32.5-上がり35.9 『前傾』
1着アストンマーチャン・・・アドマイヤコジーン×Woodman=グレイソヴリン×ミスプロ 〔2-n〕 2-1
2着ニシノマオ・・・サクラバクシンオー×ニホンピロウイナー=プリンスリーギフト×ハビタット 〔2-s〕 5-4
3着スーサンライダー・・・アグネスタキオン×ナリタブライアン=サンデーサイレンス×ロベルト 〔16-c〕 3-3
2007年 タイム 1'09"3 () 1FAve=11.55 3FAve=34.65
テン33.5-上がり35.8 『前傾』
1着マルブツイースター・・・サクラバクシンオー×ウォーニング=プリンスリーギフト×マッチェム 〔8-h〕 3-2
2着ミリオンウェーブ・・・フジキセキ×スマコバクリーク=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔23-b〕 3-4
3着マイネレーツェル・・・ステイゴールド×サクラユタカオー=サンデーサイレンス×プリンスリーギフト 〔9-c〕 10-10
2008年 タイム 1'09"1 (良) 1FAve=11.52 3FAve=34.55
テン33.2-上がり35.9 『前傾』
1着デグラーティア・・・フジキセキ×Dehere=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 〔4-k〕 5-6
2着コウエイハート・・・バブルガムフェロー×アフリート=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔2-h〕 5-3
3着ツルマルジャパン・・・マンハッタンカフェ×Storm Cat=サンデーサイレンス×ストームバード 〔12-c〕 1-1
2009年 タイム 1'09"0 (良) 1FAve=11.50 3FAve=34.50
テン33.8-上がり35.2 『前傾』
1着ジュエルオブナイル・・・デュランダル×Last Tycoon=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔1-m〕 2-2
2着ダッシャーゴーゴー・・・サクラバクシンオー×Miswaki=プリンスリーギフト×ミスプロ 〔18〕 4-3
3着オレンジティアラ・・・サクラバクシンオー×サンデーサイレンス=プリンスリーギフト×サンデーサイレンス 〔3〕 1-1
2010年 タイム 1'08"7 (良) 1FAve=11.45 3FAve=34.35
テン33.1-上がり35.6 『前傾』
1着ブラウンワイルド・・・ワイルドラッシュ×ヤマニンゼファー=ニアークティック×ハビタット 〔19-a〕 9-9
2着シゲルキョクチョウ・・・オンファイア×ラストタイクーン=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔13-c〕 1-1
3着スギノエンデバー・・・サクラバクシンオー×ブライアンズタイム=プリンスリーギフト×ロベルト 〔9-f〕 8-7
テンは33秒台前半-上がりは35秒台といった流れになりやすく、『前傾』の流れ。展開上は差し・追込有利な展開のはずだが、4コーナーで5番手以内につけていないと連対の資格がないという傾向がみてとれます。ここもローカルコースの鉄則が当てはまると考えます。
血統の傾向としては、芝・ダート兼用の血統のヴァイスリージェント系やレッドゴッド系、そしてダート血統ミスプロ系の活躍。ストームバード系も相性よさそうです。サクラバクシンオー産駒も好走が多く、テン速く前で押し切る流れに強い血統がそのまま傾向として現れています。
ステップの傾向は、新潟2歳Sと違い未勝利戦勝ちあがりの馬が馬券の圏内に多数きています。
特に開催後半に勝ち上がった馬の成績が良いようです。開催前半に必要なのが馬場が荒れていないから『スピード』、後半は馬場の荒れから『パワー』と考えると、小倉2歳Sに必要なのは『スピード=短距離適性』と『パワー=ダート適性』が必要ということと考えます。
またフェニックスS好走馬はここでも好走しやすい傾向です。軸には最適と思います。
それから外枠が有利な傾向。内枠の人気馬より、外枠からすんなり先行して押し切るようなタイプを軸にするのが正解と考えます。
★予想★
◎マコトリヴァーサル・・・タヤスツヨシ×サクラバクシンオー=サンデーサイレンス×プリンスリーギフト 〔4-d〕
前走新馬戦1着(=小倉芝1200m)。新馬戦は2着馬メイショウハガクレを0.8秒差で突き放す内容で、その2着馬は次走フェニックス賞で1着好走。このことから本馬の実力を評価し、好走に期待する。
タヤスツヨシ産駒はサンデーサイレンス系で、力強いフットワークとスタミナを武器にダートの中距離で安定感を示す。芝ではジリっぽさがつきまとい、時計のかかる馬場や消耗戦が予想される展開での穴狙いげ賢明。母父サクラバクシンオーはプリンスリーギフト系で、テンのダッシュ力に優れ、スピードという意味合いではピカイチの種牡馬。休み明けから好走可能で、使い詰めるとパフォーマンスが低下する鮮度重視の特性がある。またサクラバクシンオー産駒には個々に持ち時計には限界があり、各馬の能力を示す指標にもなる。
No.〔4〕の牝系は、2歳時にも好走可能だが、3歳春から力をつけてクラシックでも好走することの多い牝系。成長能力に優れ、スタミナも豊富。2歳のこの時期はもともとの素質で走る感じだが、3歳春シーズンになると実が入り始める。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持ち、特にトライアルレースなど前哨戦快勝→GⅠは必殺のローテーションとなる。
○アイラブリリ・・・ストラヴィンスキー×トワイニング=ヌレイエフ×ミスプロ 〔1-x〕
前走未勝利戦1着(=小倉芝1200m)。前々走新馬戦3着(=小倉芝1200m:0.4秒差)から、前走は時計をつけての好走で、同日のフェニックス賞よりも速いタイムでの好走。この点を評価し期待する。
ストラヴィンスキー産駒はヌレイエフ系で、芝・ダート兼用の馬力型のスピードを武器にする。逆に言えば軽すぎる芝や、切れ味だけの勝負は能力を活かせず、平均してスピードを使うようなレースが得意。距離よりもペース重視のタイプ。また勝ち鞍がダート短距離に多いが、オープンまで出世するのは1400~1800mの得意なマイラーが中心で、芝馬の方が重昇級の活躍を期待できる。母父トワイニングはミスプロ系で、仕上がりの早さが売りで、2歳の新馬から軽いスピードを飛ばして穴をあける。3歳前半までの時期は芝の重賞でも無視できないし、完成度を活かして中距離もこなすから要注意。ただし成長力には乏しく、やがてダート路線に
落ち着くか、ローカル芝向きのムラ馬になる感じ。
No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。2歳~3歳春までは成長力で、他の牝系よりも完成度は高い。分枝記号xは、地味にこつこつと力をつけて重賞で好走するタイプ。
▲ゴーイングパワー・・・サクラバクシンオー×フジキセキ=プリンスリーギフト×サンデーサイレンス 〔8-k〕
前走新馬戦1着(=京都芝1200m)。
サクラバクシンオー産駒はプリンスリーギフト系で、テンのダッシュ力に優れ、スピードという意味合いではピカイチの種牡馬。休み明けから好走可能で、使い詰めるとパフォーマンスが低下する鮮度重視の特性がある。またサクラバクシンオー産駒には個々に持ち時計には限界があり、各馬の能力を示す指標にもなる。母父
フジキセキはスピード型サンデーサイレンス系で、内枠を活かして好位から抜け出すレースが得意。すっと好位を取って折り合い、一瞬のタイミングで馬群を抜けられる器用な脚を持っている。この器用さは2歳や3歳春では大きな武器。
No.〔8〕の牝系は、2歳~3歳春シーズンも好走は可能だが人気の時には詰めが甘い特性があり、本領発揮は3歳秋以降で古馬で真価を発揮するタイプが多い。叩き良化型で、高速時計にも強い。分枝記号kは、気性が激しくかなり時計の掛かる馬場や消耗戦で力を発揮する。冬場のダートや最終週の重馬場等が合う。
△シゲルスダチ・・・クロフネ×ブライアンズタイム=ヴァイスリージェント×ロベルト 〔12〕
前走フェニックス賞2着(=小倉芝1200m:0.1秒差)。
クロフネ産駒はヴァイスリージェント系で、鮮度と勢いが好走に非常に重要なポイントとなる。芝もダートも走れる兼用型だが、同系のフレンチデピュティと比べるとややパワー型で、持久力も豊富。勢いがある時には連勝も多く、上昇馬はクラスの壁を突き抜けて短期間にまとめて稼ぐ特性を持つ。母父ブライアンズタイムはロベルト系で、タフな展開や目一杯に仕上げられた時にMAXの能力を発揮するスパルタ型。ペースの緩まないマイル戦はプラス要因。間隔を詰めたローテションなどもスパルタ的な刺激のため好走が多い。
No.〔12〕の牝系は、早い時期から走る馬もいるが、3歳秋から古馬にかけて本格化する馬が多い牝系。また高齢でも衰えが少なくタフな馬が多い。分枝記号なしは、やや晩成気味ながらも、平均的に能力を発揮するタイプと考える。
△エピセアローム・・・ダイワメジャー×Cozzene=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔14〕
前走未勝利戦1着(=京都芝1200m)。前走は2着馬を1.0秒差突き放す圧勝の内容。
ダイワメジャー産駒はサンデーサイレンス系で、力強いスピードを持ち、芝1600~2000mを得意とするマイラーや中距離型。フジキセキに近いイメージで、自身がダートを圧勝した実績もあるのでダートの得意な馬力型のタイプと、芝で鋭く斬れる脚を使うタイプと存在するはず。母父Cozzeneはグレイソヴリン系で、大物喰いの特性を持ち、先行馬は二枚腰、差し馬はえげつない末脚を繰り出す。芝向きの豪腕血統で、淀みのない流れで持ち味が活きる。マイルを中心に産駒によって短・中距離もこなす。2歳から走り、一度落ち込んでも古馬になって復活する。
No.〔14〕の牝系は、早い時期にも活躍する馬もいるが、総じて晩成型で古馬になって強さを発揮する。分枝記号はなしにて、やや晩成気味ながらも、平均的に能力を発揮するタイプと考える。
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