08期 予想歴15年
次走狙い:サンカルロ
次走危険:テイエムオオタカ
次走危険:トウカイミステリー
サマースプリントシリーズの優勝の可能性があったエーシンヴァーゴウとトウカイミステリーは当然ここが勝負。一方香港2頭とダッシャーゴーゴーの目標はあくまで次(表向きは)。思惑が違うとこれだけ違うんだなと実感するレース。
北九州記念とは違ってペースは速くないので団子状態の先行集団。力のないシゲルキョクチョウが早々に後退してあとはほとんど前残りで後ろから来たのはサンカルロと4位入線降着したグリーンバーディーのみ。
1着 エーシンヴァーゴウ
直線1000mで連勝、ハイペースの北九州記念を経験した後で流れが落ち着いた今回も流れに乗っての勝利。前走は直線競馬の後だったのでコーナーでちょっと置かれるところがあったようなので速くない流れもよかったのか。
ダッシャーゴーゴーに先に出られているが差し返しましたよね。ん~差し返したというよりはダッシャーゴーゴーが外を回った分余力がなくなったという印象も・・・何せシリーズ優勝がかかっていた馬とあくまで(表向きは)叩き台の馬だからな・・・
さすがに次への余力はないだろうな・・・シリーズチャンピオンとして本番に参戦するんだろうけどかわいそうだ。しかしシリーズは牝馬が強い。今年は2000シリーズも牝馬だから・・・夏は牝馬の格言ってのは恐ろしいね。
2着 ラッキーナイン
終始外を回ったダッシャーゴーゴーと違って内に入れてきました。結果として後退してきたシゲルキョクチョウの外を捌いていたら届いていないかもしれないので、ちょっと出負けしたことが逆によかったのかも。この斤量でよくやっていると思います。本番も侮れないけど本番も意外と流れないからな・・・もっと厳しい流れになった方がしぶとくて良さそうなんだけど。
パドックの歩きがすごく硬くて、もっとほぐれたらまだやれるんだろうなと思ってしまいました。次走の敵はシンガポールからの刺客ということになるのかな・・・
3着 ○ダッシャーゴーゴー
この馬体重を考えたらやっぱり春の2戦は太かったですよね。あの時期はトランセンドのドバイ挑戦でもともと上手に調整できない腕に磨きがかかっていたのかもしれませんね。
正直今回は叩き台と陣営も言っていたけど春の太さを考えると仕上げてきたように見えてしまったんですけどどうですかね?陣営としてはカレンチャンへのアシストとして結構仕上げてきたような気も・・・
とりあえず叩き台のこの舞台で外外を回してそれでも3着。叩きとしては上々だから本番は大いに期待!とはならないな。この厩舎の仕上げ力に期待はできないし、何頭出るの?3頭?忙しいね。手が回るのかね?
あとG1で何かを起こす馬ですからね。今回も後ろで何かが起こってるからね・・・どうもきな臭い。絶対視はできません。
4着 ◎サンカルロ
1200mでテンに行けないのはいつものことなので仕方ないにしても行きっぷりは悪かったですね。まぁ覚悟の上ですけど。
基本的にはもっと紛れてくれないと1200mでは届かないのでこんなもんでしょう。外を回らずに枠を生かした騎乗はさすが。実はこの馬がスプリント戦を使った4回中3回降着事件が起こっているんだけど・・・この馬のせいなのか?(笑)
1200mではいずれも届いていない競馬を続けているんですがかなり堅実。本番もこの馬の信頼度は高いと思います。あとはどれだけ捌けるか。内を引いて今回のようにとにかく捌く。その競馬できれば・・・次の舞台が急坂ならばまさかの頭が・・・
5着 テイエムオオタカ
さて5着の賞金で石栗厩舎はどれだけ寿命が延びたのでしょうね。なにせこの馬以外の所属馬がかなりアレなのでこの馬の次走は適性云々ではなくて厩舎事情の賞金稼ぎになってしまうような気がして・・・
函館→小倉→阪神の関東馬でもう上がり目は期待できないのでスプリンターズSではさすがに厳しいとしても、他にどこへ行きますか?ちょうどいいレースがありませんよね。
エリザベス女王杯の週に東京にパラダイスSという1400mのレースがあるけどそこまで開ける厩舎とは思えないし・・・やっぱG1行くのかな・・・スワンSとか行っちゃうのかな・・・いずれにしてもこの厩舎を離れて余計な不安取り除いてやらないと・・・もったいないよ・・・
6着 エーシンリジル
中央場所の別定重賞ではこんなものでしょうかね。早々に下がって行ったように見えたのに6着に粘れているのは速くないペースの恩恵と枠の恩恵と後ろの情けなさでしょうか。もうちょっと粘ってほしかったですが・・・平坦向きでしょうね。次はどのあたりのレースを使ってくるか見物です。
7着 マジカルポケット
終始内を回るロスのない競馬。それにつきますね。どうしてキーンランドCとか北海道のOP特別を使わないのかがわかりません。また函館2歳Sの価値が下がって行く。しょうがないんだけどさ。
他
11着 トウカイミステリー
外に弾かれてしまったとはいえ前走はただの展開利と言われて仕方ない内容になってしまいました。どこかで巻き返したいでしょうけどそれこそ展開がハマらないとね・・・
北九州記念のようにバカみたいに速くなることなんて稀ですから勝ちを望むのであれば何かのきっかけが必要でしょうね。
14着降着 グリーンバーディー
よく追い込んできましたけどね。去年も内枠を引いて外に出しての好走。パターンとして一緒。もうピークは過ぎているのでは?と伝えられた中であれだけやれるのだから香港のスプリント、マイルのレベルは相変わらず高いですね。
これだけ走られたら本番で馬券に入れないわけにはいかないでしょうね。正直困ります。
果たして本番では審議のランプが灯るのか・・・それだけ激しいということなんだけどね。そのぐらい熱い戦いともやもやしないレースを期待したいですね。
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