セントライト記念2011予想
夏を越してどれだけ

サニーのすけ
08期 予想歴15年

◎マイネルメダリスト
  8着/14人気

○フェイトフルウォー1着/6人


3冠を目指すオルフェーヴルを避けたのか、春のクラシックをにぎわせた関西馬の登録が例年よりも多く、条件馬にとっては抽選(たぶん10/12ぐらい)を通っても本番への道が狭くなったかな。本番は1000万下を勝った馬が普通に出られそうな気がしてきた。
でもオルフェーヴルを避けてしまうような春の勢力は本番で負かすことはなさそう。それならば条件馬の中から何かを探して応援してあげたい気持ちになってしまいます。
登録している条件馬は14頭で10頭出られそう。でもリアライズキングはたぶん土曜日の鋸山特別へ行くだろうし、関西馬はほとんど月曜日の美作特別に登録しているから抽選なしかもね。


◎マイネルメダリスト
てっきりおくりばんとさんはこの馬に重い印を打つものだと思っていたんだけどな。先にいただいてしまいますね。
早苗賞からの休み明け。勝ち切れない馬で早苗賞でも何かに負けるのだろうと思いきや同じく登録しているとーセインイーグル他に勝利。
ホープフルSではベルシャザールに離されてしまったり、京成杯の4着は勝ったフェイトフルウォーの真後ろで動きづらくなって仕掛けが遅れたりいろいろあるけど基本的には中山向きであることに疑いはないでしょう。
春をバリバリ盛り上げてきた馬たちにとって2200mという距離は何となく微妙。圧倒的に切れ味を持っている馬がいないしおそらく立ち回りの勝負になってくると思うので、この馬の中山巧者ぶりなら通用するのではないか。夏を越してどれだけ成長しているかも楽しみ。

現時点で騎手未定。マイネル1番手の松岡騎手がローズSのマイネイサベルに乗りに行くし札幌開催のない日だから恐らく前走に引き続いて丹内騎手でしょうね。コスモネモシンすればいいだけの話ですから問題ないです。中央場所でも大丈夫だってことは先週で示せていますから。


○フェイトフルウォー
新馬戦で放馬したり出遅れたり若さが目立っていた馬ですよね。それだけに京成杯を先行して制したときの成長っぷりには大いに期待を持ちましたけど、そこからぶっつけで皐月賞→ダービーと使って壁に当たりました。
正直経験不足ですよね。もったいない春を過ごしてしまったと思います。厩舎も経験不足ですから仕方ないのでしょうね。
気性的な成長を考えたらこの夏を越えてまた一つ変わっていても何ら驚きません。京成杯のように好意で粘り混む競馬なら上位でしょう。


複勝 ◎
馬連・ワイド ◎-○




サダムパテック
速いペースになって去年のクォークスター(どこいった?)みたいなレースでもされない限り苦しいか。
弥生賞を勝っても2000mはギリギリと言われて、中山だからこなせたという評が多かったこの馬。東京の皐月賞で2着したんだけどこれはだいぶ内枠を利した感じがありましたよね。
東スポ杯の内容からも広いコース向きであることに間違いはないし中山は不安。新聞では「勝って菊へ」と出ていたが「負けて盾へ」or「負けてマイルへ」の方がしっくりくる。厩舎的にも短縮が似合う。


ベルシャザール
この馬のピークってホープフルSですかね?切れない馬だと思っていたけどっていうか春はそれが露呈しましたけど、あの時は速い時計が出ましたしね・・・わからないんですよね。
広すぎるコースよりは中山の方がいいと思いますが立ち回るイメージというのも沸かないし本当にわからない馬。思うことはただ一つ。早くダート使ってくれませんかね?ということ。


トーセンラー
きさらぎ賞は強烈でしたよね。その後山元トレセンで被災して順調さを欠いた皐月賞、馬場悪化で能力全開ではないダービー。当然巻き返しを目論んでいるでしょうけど、どうしてこっちなんですかね?本当にクラシック2戦を度外視して期待しているのならば神戸新聞杯にぶつけていいと思うのですけどね。
あと基本的にディープインパクト産駒の中山戦は信用していません。


ショウナンパルフェ
対抗はこの馬でもよかったんですけどね。ラジオNIKKEI賞は余計だと思ってしまったのでフェイトフルウォーにしました。
葉牡丹賞でマイネルメダリストを豪快に差した内容は秀逸です。押して行って引っかかって無理矢理抑えつけて前が詰まって開いてからの脚は異常。
阪神で行われたスプリングSで上位とは切れの差を痛感した蛯名騎手が見事に青葉賞で早めに仕掛けて権利を獲得。
じっくり溜めたら切れてくれるけど、早目に行ってもそんなに止まらない。皇成騎手はその後から乗っているのでその辺のことをよくわかって騎乗してくれればいいのだけど。本番で買いたいと思ってるのでとりあえずこの騎手がどういう乗り方を示してくれるかに注目。


ユニバーサルバンク
これが対抗でもよかったんですけどね。これも勝ち切れませんよね。こういう馬が揃ってるからいかにも激戦になりそうで楽しみです。
もうすっかり松田博厩舎と田辺騎手のコンビというのは定着してきましたね。ここも田辺騎手がどうそのチャンスを生かしてくれるかは楽しみです。


ヴァーゲンザイル
吉田豊騎手の模様。このジョッキーはテン乗りだと必要以上に控えてしまうのが嫌です。
何週間か前にじっくり後ろで構えたほうが良さそうと思っていたシルクシュナイダーにテン乗りで乗っていたので、これは控えて行ってくれそうと大いに期待して購入したらテンから押して行って引っかかってたのには萎えました。基本的にテン乗りで買わない方がいい騎手というだけなのかもしれません。


tipmonaとは?

セントライト記念2011回顧
大人になったのかな。

サニーのすけ
08期 予想歴15年

次走狙い:フェイトフルウォー
次走狙い:サダムパテック
次走危険:トーセンラー
次走危険:ベルシャザール


ロイヤルクレストがぶっ飛ばして逃げて最後は自力勝負になった。その逃げたロイヤルクレストが10着に粘ったしまったあたりそれ以下の馬たちが情けなさすぎるけど、勝ち馬の強さは光ったと思う。
5着馬から6着馬の間が大きく開いてしまって1~4着が春の勢力。下剋上は見られなかったけど春勢力の中での逆転がみられたと思う。


1着 ○フェイトフルウォー
もうスタートの心配はしなくてもいいのでしょうか。今回も五分に出て中団へ。無理に押さえる必要がない感じで追走してちょっと早いのかな?というぐらいの追い出し。最後は抑えているし2、3着馬の差はもっと直線が長くても永遠に差は詰まらないだろうという完勝。正直この馬がここまで強いと思いませんでした。
春は京成杯後すぐに皐月賞直行とそのままダービーへと決定してしまって個人的にはもっと経験を積んでほしいと思っていたことは予想にも書いたとおり。新馬戦で放馬したり出負けしたりとまだまだ幼稚な面を見せていただけに経験が必要と感じていたのですが、夏を越してだいぶ大人になっている印象。
このレースの勝ち馬どころか出走馬が本番で相性が悪いけどこの馬は気分さえよく進められればそう悪くない結果が出せそうな気がします。
このレースの醍醐味は既存勢力が潰れることだと勝手に理想を持っていたけど今年は春勢力での決着でも気持ちがいいです。

それにしても田中勝春→柴田善臣というスイッチはモンストールでも同じですね。勝春-宗像-薗部のつながりが善臣さんに幸運をもたらしておる(笑)



2着 トーセンラー
内枠が良かったのを最大限に生かした感じ。1コーナーでクワイアーソウルに前をカットされた上にその直後にズルズルと下がって来てヒットザターゲットとサダムパテックを外に弾いているけどご愛敬。
前が離して逃げて、2番手も大きく他を離してという展開はどこかで見ましたね。そうリキサンマックスが離して逃げて2番手にメイショウナルトがつけたきさらぎ賞と同じだ。その展開で差せないのであれば相手が上だということでしょう。
山元トレセンで被災して皐月賞は万全じゃなかった。ダービーは馬場が悪くて力が出せなかった。まさかレース後にこの発言が出るとは思わなかった。勝ってこれをいうならいいけど、この敗けでそれを言うのはちょっと違うよな。この展開でダメならばオルフェーヴルどころではないです。


3着 サダムパテック
正直レース内容としては速いペースを後ろで構えて最後に追い込んでくるという普通の競馬なんですけど、1コーナーで外に弾かれることがあっても我慢していたことに成長を感じました。
今まで(特に2歳時)は無理矢理抑えつけて我慢させるという競馬でしたのであそこでスイッチが入って終了だとレース中に思いましたから。
フェイトフルウォー同様精神面での成長を感じることができました。次走、距離はどんと来いではありませんが「長距離G1に求められるのは距離の適性」とは言えない昨今ですから落ち着いて走れれば逆転は難しいとしても馬券になってもいいでしょう。
正直菊花賞に出てくれればお客様だと思っていただけにこのレースの1コーナーの事件は菊花賞をより馬券的に迷わせるとともに菊花賞を楽しませてくれる要因になりました。


4着 ベルシャザール
これは前が飛ばしてくれてもかかり気味。もう行かせるしかないという感じで早目に出て4着に粘ったのだから力は出しているでしょう。そんなレースを先週もみたような気がすが・・・レインボーペガサスと一緒ですよね。アンカツさん・・・
松田国先生はどういった判断を下すのでしょうか。菊花賞に出るのであれば思い切って逃げの手を打つ意外にはないとは思ってしまう内容ですが。以前から言っているように早くダートへ行ってほしいのですけどね。どうなることやら。


5着 トウシンイーグル
よく頑張っていますよね。6着馬とは決定的な差がついているから自己条件に戻れば当然人気になるでしょう。
しかし勝ち切れない馬だということは頭に入れて置かないと。セントライト5着?これ強いだろ?という単純な単勝人気だったら却って頭を嫌って妙味。


6着 ラヴェルソナタ
末脚勝負なら定評がある馬ですから後方に構えればもがいた馬を捌けばこのぐらいはやれる馬でしょう。
新潟や府中の広いコースで直線だけの競馬をしていればいいでしょう。いまどき藤沢厩舎こんな馬も珍しいよね。


7着 レッドセインツ
離れた最後方から。新潟の新馬戦を上がりの競馬で圧勝して新潟2歳Sで一番人気になったほどの馬ですから溜めた脚を生かせばこんなもんでしょう。


8着 ◎マイネルメダリスト
ようやく500万下を勝ったばかり馬なのに休み明けでトライアル出走という強い馬を気取って+10キロで太くみせるようではどうしようもないです。もっと混戦になってしぶとさを生かせる展開ではないと苦しいです。こんなもんでしょう。





10着 ロイヤルクレスト
気持ちのいい逃げっぷりを見せてくれましたけど1周目スタンド前の急坂でおっつけて行かせちゃダメでしょ。そら止まるって。何を焦っていたのか。


tipmonaとは?

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