神戸新聞杯2011予想
ディープインパクトが逃げる!

編集長おくりばんと
08期 予想歴21年

◎イグアス
  7着/8人気


阪神2400というコースは、雄大なレイアウトで、最後にきつい坂もあり、強い馬がきちんと力を出し切れるフェアなコースとして信頼している。
しかし、、それでもなお展開という面から疑ってかかってしまいたいメンバーだ。


まず有力馬からして。
オルフェーヴル、ウインバリアシオン、クレスコグランドとゲートに難のある後ろからレースを進めるタイプ、末脚にかけるタイプだ。

ヴァーゲンザイル、ギュスターヴクライ、カーマインもエンジンのかかりが遅くもっさりとした長距離向きタイプ。
スマートロビン、ダノンシャーク、テンペル、ロッカヴェラーノ、ショウナンマイティ、ステラロッサいずれもゲートに難あり。

ダノンミルも、陣営は脚をためる競馬が合っていると、末脚にかけるレースを示唆。


問題はフレールジャックで、これは前に行くだけのスピードは十分に持っているが、前走も折り合いを欠いたくらいの馬。
もともと距離の不安を抱えた馬で、折り合いにも難があり、その先にはさらに長距離の菊花賞が控えているとなれば、がつんと押さえつけて折り合い重視のレースをするのが定石だろう。
行かないのではないかと読む。



となると本当に前が手薄。



唯一頭、前に行くレースができる、定着してきたイグアスが非常に怖い存在になる。

ディアデラノビアの下の良血で名門角居厩舎の馬で、新馬では1番人気に推されたが、控える競馬ではぱっとせず。
前々走から前に行く競馬に活路を見出した。
走法としては完全にディープインパクトのそれ[6良安]で、なんでディープインパクトが逃げているのだろうと違和感を感じるくらいだが。これが合っているのだから面白いキャラクターだと思う。

これだけ前が手薄なメンバー、さらに、今週からコース変わりということもある。
このコースも前走で勝っているし。
注目してみたい。


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