シリウスS2011予想
低調故難解

minom3
11期 予想歴21年

◎フサイチセブン
  3着/2人気

○タナトス10着/3人
▲キングスエンブレム2着/4人


非常に低調なメンバーに見える。GIIIというよりは、オープン特別のようなメンバー。これなら、3歳馬でも古馬と互角に渡り合えるであろうということでタガノロックオンが圧倒的な人気になりそう。

タガノロックオンは先行力があり、安定感はあるが、3歳馬が簡単に古馬に勝てないのも秋ダートの馬券的な妙味のひとつ。さらにいえば、前々走でタナトスに敗れている。確かに、本来は先行したい馬が中団からの競馬になったとか言い訳はある。けど、負けは負け。さらにいえば、そのときは同じ斤量を背負っていたのに、今回はタナトスに2キロのハンデを与えている。だったら、人気の盲点となるタナトスの方が面白い。

けど、タナトスも難しい。森厩舎のダート馬は地方回りをする習性がある。この馬も500万下を佐賀で勝っていたので、前述のレパートSでは全く人気にならなかった。けど、1600万下の身であるこの馬は交流重賞に出走するには実績不足で選ばれないだろうし、交流の条件戦は1600万はないので、しばらくは、中央で戦うしかない。なので、ここはある程度、本気モードと判断して買いの方向。でも、○まで。

低調なメンバーに見えたが、1頭強いのがいたではないか。フサイチセブン。長期休養以降、成績に冴えがないが前走で復調した。いや、違う。元々、適正距離を使っていなかったのだ。休み明け以降の大敗は1400で負けている。この馬には短かった。距離を延ばして、前走は快勝。なら、今回はタガノが人気を被ってくれるだけに、この馬は馬券的にも買いやすい。今回も先行力をいかして、スイスイ抜け出す可能性大とみて、本命に推します。

密かに狙っていたのが、キングスエンブレム。昨年の勝ち馬。JCダートで凡走以来、成績がパッとしませんが、休み明けの今回はと狙っていたのですが、思いの外、人気を集めている。だったら、馬券的には、人気薄のヒラボクワイルド、アドマイヤダンク、ピースキーパーの末脚に期待して、薄く流そう。

 ◎ フサイチセブン
 ○ タナトス
 ▲ キングスエンブレム
 △ ヒラボクワイルド
 △ アドマイヤダンク
 △ ピースキーパー


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