ライラック賞2011予想
時計がかかり馬力を要する芝で見直し

KUROSHIMA
08期 予想歴16年

◎シルクエステート
  13着/11人気

○トキノヤマトボシ8着/12人
×セトノメジャー


 芝では実績が全くないシルクエステート。だが、近5走全てでダート戦ながら上がり3Fは常にメンバー中最速を計時している。スピードを要求されると苦しいが、コンスタントに決め手を使える部分は、芝でも時計のかかる状況なら応用が利いて不思議はない。北海道滞在4戦目と走り頃で、札幌も2開催目最終週とくれば芝は大分時計を削がれている様子。逃げ先行馬もソコソコそろっている今回、4コーナーで追い通しの展開なら末脚一気の期待がある。

 トキノヤマトボシは前走の勝ち時計が地味だが、好位のインで一旦置かれながら盛り返す味な内容。こういう脚の使い方をする馬は割と相手なりだろうし、決して外差しのみではない、札幌最終週の馬場にも適性があるはず。

 前走で自身が注目したセトノメジャーは、今回は多頭数プラス前回で上位2頭から離された3着だっただけに、相手が骨っぽくなるここでは芝はOKでも強調はできない。


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