08期 予想歴12年
◎メモリアルイヤー
18着/15人気
○カルマート14着/8人
▲アヴェンチュラ1着/2人
◎メモリアルイヤー
前走霧島賞で負かしたテイエムヨカドーは交流重賞で2着したことのある、(九州産の中では)トップクラスの有力馬。中央時代には1000万下を勝っている馬ですので、贔屓目に見て、古馬混合の1000万下級のレースだったと振り返っても良いんじゃないでしょうか。
霧島賞というのは九州産馬の天皇賞とも言われているレースで、ヨカドーに限らず全馬本気の仕上げをしてきたことでしょう。その中にあって、8月だけで3戦目だったメモリアルイヤーは、明らかに順調さを欠いていたはずです。
レース内容は、スンナリ逃げて先行馬を潰し、絶好の立ち回りでイン突きしてきたヨカドーと直線で競って、最後は突き放すという、素晴らしい内容。付け加えるなら、中央場所の古馬混合と違って斤量差も殆どありませんでした。
明らかに不向きと思えた距離に、初ダートと、いくらもあったマイナス材料を跳ね返してくれました。
間違いなく逃げられる脚はありますが、誰もが2000なんて持つわけないと考えてる。逃げ馬にとってこれ以上のことはありませんね。
……まあ4角までは楽しめるでしょう。
まあこんな予想をしてしまうのも、春クラシック組がトライアルで軒並み不振な結果を残してしまうからなわけでして。
というより、人気薄がワンツーを決めたオークス終了直後から、今年の牝馬クラシック戦線のレベルに疑問を感じていた人は多かったのでは。
唯一ローズS勝利で貫禄を見せたホエールキャプチャは、しかし春にも完封したマイネイサベルに、むしろタイム差を詰められる結果。果たして抜けた1番人気に似合う馬かというとどうなんでしょうか。
というわけで、春クラシックに縁がなかった、○カルマート、▲アヴェンチュラというような印にしてみました。
アヴェンチュラは準OKの内容は素晴らしかったですが、クイーンSではコスモネモシンに斤量3キロ貰ってタイム差なしってちょっとどうなんだろう、と思って若干評価を下げました。
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