菊花賞2011予想
王道で3連覇のオルフェーヴルから馬柱を組むのが筋

たつやりん@名古屋
09期 予想歴3年

◎オルフェーヴル
  1着/1人気

○サダムパテック5着/7人
▲ベルシャザール17着/6人
×トーセンラー
×フレールジャック


◎:オルフェーヴル
○:サダムパテック
▲:ベルシャザール
△:フェイトフルウォー
☆:ウインバリアシオン
消:トーセンラー
消:フレールジャック

 ※土曜14時前後に予想はそのままも全文を改めました。過去の見解は=*=*=*=*=*=以下に残してあります。

 皐月賞→東京優駿→神戸新聞杯と王道を3連覇しているオルフェーヴルから馬柱を組むのが筋と読みます。そして、これらのレースでかちあっている他馬は既にオルフェーヴルとは決着済みで格下とするべきです。皐月賞では2着サダムパテックとは0.5秒差、東京優駿では2着ウインバリアシオンと0.2秒差、神戸新聞杯では2着同じくウインバリアシオンと0.4秒差ですから、これらのレースで既に戦っている馬たちとは実力差ははっきり。2着,3着と後ろで着順に入ることはあっても、それらの馬で頭を狙うのは無理があり、別路線を走ってきた馬たちに一筋の光があります。
 そんなオルフェーヴルも自身を一気に強くしたレースがあります。それは4走前=スプSです。5走前=きさらぎ賞でトーセンラーに負けた後の1着。スプSを挟まずにトーセンラーと同じ路線を走っていたら、実力を開花させることはなかったのかもしれません。敢えて別路線を走り、実力を開花させる陣営の戦略もまた必要なのかもしれません。
 そういう視点で注目しているのは、セントライト記念の面々。オルフェーヴルは出走していない、いわば王道路線ではなく邪道な駒の進め方かもしれませんが、レース自体のレベルが高く、オルフェーヴルのスプS同様に、これがセントライト組にとって、起爆剤になっている可能性が十二分にあります。
 セントライト記念1着=フェイトフルウォー…4角では5番手につけていながら上がりは最速。追われる競馬ではなく、前につけていながらそれを引き離す戦いに魅力あり。
 セントライト記念2着=トーセンラー…特に魅力がなく、起爆剤になっている要素がない。ハマっただけというか、相応に走っただけという感がある。オルフェーヴルが出走するレースでは凡走で、ここでもまたやられる感がある。よって【消】
 セントライト記念3着=サダムパテック…東京優駿=7着、セントライト記念=3着で失望されて人気を落としているが、セントライト記念3着はむしろ買い材料。皐月賞では2着を獲っており、その時も1番人気に支持されていた実力馬。実力としてはオルフェーヴルに最も近い馬といえる。セントライト記念を相応に好走したことでまたオルフェーヴルとの距離も縮まった。
 セントライト記念4着=ベルシャザール…サダムパテックとタイプは似ている。東京優駿3着はオルフェーヴルと1.4秒差(7馬身差)もあっただけにややマイナスだが、セントライト記念がきっかけになれば。
 また、もう一頭の【消】フレールジャックは神戸新聞杯3着では心もとなくて。人気は神戸新聞杯の1着→2着→3着をそのままなぞった通りになっているけど、そこにセントライト記念組が一石と投じるというのが予想の肝なので、その面々に馬券圏内を取られるという読み。
 馬券は過去の見解と同様で変えず、かなりトリッキー。【3連単】◎→○△☆→○△☆(オルフェーヴルを頭に、セントライト記念を好走したサダムパテック、フェイトフルウォーのいずれか、または両方入ると予想。)
 【3連複】◎○▲(東京優駿のワンツースリーを着順を問わず。セントライト記念を挟んだベルシャザールが着順を乱す可能性あり。)
 【3連複】○▲△(【消】のトーセンラーを除いたセントライト記念上位でかっちり。オルフェーヴルなし。)



=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=

 本命をオルフェーヴルとしたものの、難解で複勝圏外も視野に入れています。
 そもそも、3歳馬の面々は成績が不安定。実力拮抗としてもポカが多いとしても期待をあっさりと裏切る馬が目立ちます。例えば、サダムパテックは東京優駿で2番人気に推されていたものの7着、また、ベルシャザールは皐月賞で3番人気に推されていたものの11着、逆に、ウインバリアシオンは東京優駿で10番人気だったにも関わらず2着、フェイトフルウォーはセントライト記念で6番人気だったにも関わらず1着と、定評通りにはいきません。
 その点、オルフェーヴルをみると、ものの見事に駒を進めていて、非の打ちどころがないように思えます。しかし、ここで風穴を開けるのがセントライト記念で良い成績を収めた面々。皐月賞、東京優駿で凡走したメンバーがあっさりと勝っただけに「?」で、このレースは邪道でレベルが低いのではとも思われますが、私は逆に考えていて、この一戦は十二分に本戦で太刀打ちできるレベルであると読みます。
 馬柱は過去の実力を勘案し、セントライト記念の着順通りにはしていません。
 また、トーセンラーは入れず。過去のレースに難あって、また、差し馬で強豪が多すぎてこれでは差し切れず。セントライト記念では上位でもこれでは上位に入れないとみます。
 買い目は以下の通りで、かなりトリッキー。
 
 【3連単】◎→○△☆→○△☆(▲を絡めず:セントライト記念上位馬を相応に評価した形。オルフェーブルの頭はカタいとし、そこから○△☆へ流す。)
 【3連複】◎○▲(過去の実績を総合的に勘案するとこの形。これならオルフェーブルを負かす形もあり得る。)
 【3連複】○▲△(◎を絡めず:セントライト組で固める。オルフェーブルが入れないとしたらこの形。<消>のトーセンラーを除いた、セントライト組でカッチリ。)


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