10期 予想歴26年
◎サダムパテック
5着/7人気
○トーセンラー3着/3人
▲ショウナンマイティ8着/8人
×ウインバリアシオン
前日予想や当日の朝の予想で困るのは馬場。明らかに良馬場なら問題ないのだが、雨が降り出す時間や、前日に雨が降ってどこまで回復するのかを判断するのは非常に難しい。まあ、馬場の予想が当たっても馬券が的中する確率は非常に低いのだが・・・(；・∀・)
オルフェーヴル、、、まあ現時点で同世代の中では強いのだろう。しかしシンザン記念や、きさらぎ賞の勝ち切れなかったイメージが未だ頭の片隅に残っている。２冠にケチをつけるわけではないが、今年は震災の影響で皐月賞が府中で行われたからこそ、２冠を達成できたものだと思っている。小回りの中山では苦しかったのは間違いない。菊花賞に関しては府中と同じだだっ広いコースだから関係ないんだけれど。。。
２冠の馬が菊花賞に出てきて負けるとすればメイショウサムソン以来か。３冠は簡単に達成できるものではない。馬の力が抜けてたとしても、それ以上に人間の感情が左右される。気に入らないのは、陣営がやたら枠を気にしていること。確かにこのレースはスタートしてすぐ３コーナーに入るため、外枠が不利なのはわかるが、折り合いに不安があるわけではないし、ここまで過剰に意識する理由がわからない。スタミナだってそれなりに兼ね備えていると思うのだが。先週、ホエールキャプチャに乗って枠を敗因にした騎手のいい訳か。今週も負けたら似たようなことを言うのかな。
陣営のコメントを読んでて気になったのがペルシャザール陣営の『２周目の坂の下りからスパートする形に持ち込みたい』。下り坂を利用して動くのは非常に効率が良いことだが、本当にペルシャザールが動いたらオルフェーヴルも動かざる得ないのでは？ここにレースのポイントが隠されている気がする。勝負どころで動かずに直線勝負ではさすがに厳しい。自分で動けないウインバリアシオンはかなり危険だと思う。
狙いたいのはペルシャザールが動いて、その後ろにオルフェーヴル。ここで我慢してワンテンポ遅らせて自分から動ける馬。そういう馬にチャンスが膨らむのではないか。過去のレースからそういう競馬ができると思えるのはトーセンラー、サダムパテック、ショウナンマイティの３頭。その中でも一気に人気を落としたサダムパテックを本命にする。
フジキセキ産駒なら単純に距離が長いとは思うが、メンバー的にペースが速くなるとは思えないだけに、3000mのスタミナの資質を問われるレースにはならない。高速決着だったときに２着だったドリームパスポートもフジキセキ産駒。ドリパスは母父トニービンでスタミナを兼ね備えているが、この馬も母父エリシオで最近では昨年のステイヤーズステークスを勝ったコスモヘレノスが同じエリシオ。スタミナ豊富だったポップロックは父がエリシオと、決してベストな距離ではないが走れないとは言い切れないところがある。今回は人気が落ちているだけに、気楽に競馬ができるのも大きい。実績は皐月賞２着で申し分なし。あとは上手く立ち回れるかどうかだけ。
トーセンラーは母父がミスプロ系だけに長距離適性は疑問だが、さらにその上の父がサドラーズウェルズだから悪くはない。リファールのクロスが厄介なのだが、逆に大一番では仕事をしてくれそうな気もするんだよな。
ショウナンマイティが神戸新聞杯でも書いたが、青葉賞では自分から動いて自滅した馬だけに、積極的に動く馬と言えばメンバーの中で№１か。血統的に距離に疑問が残るが、今年はスタミナ豊富な馬が少ないし、さっきも書いたように前半ゆっくり流れれば、そんなに心配することもないか。
作戦がはまればペルシャザール、まだ底を見せていないフレールジャック、母系にリアルシャダイがいるダノンマックイン、このあたりまでかな。ユニバーサルバンクは本命も考えた馬だが、２桁着順から巻き返すのは厳しいだろうし、田辺くんは土曜日に重賞制覇しちゃったのが嫌味。フェイトフルウォーは中山でこそ。
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