10期 予想歴8年
◎ブエナビスタ
4着/1人気
○ダークシャドウ2着/2人
×ペルーサ
×ローズキングダム
◎ブエナビスタ
◯ダークシャドウ
×ペルーサ
×トゥザグローリー
×ローズキングダム
×アーネストリー
過去10年の傾向を見ると、いくつか注目すべきポイントが浮かび上がってきます。
①中心は3~5歳
6歳以上で勝利したのはカンパニーだけです。
②牝馬が大活躍
3-2-3-6の好成績。ヘヴンリーロマンスなど人気薄の好走もあり、注目です。
③穴は1枠
1枠が3-2-1-13で好走率も回収率もトップ。穴を狙うなら1枠に期待。
ただし7、8枠からも勝ち馬は出ており「外枠だから消し」とまでは言えません。
④サンデー系、ロベルト系が他を圧倒
サンデー系に関してはスペ、タキオン、ダンス、ロブロイといった2000以上もこなせる血統が活躍しています。これは東京2000の傾向にも当てはまります。ロベルト系はシンボリクリスエスとウオッカのリピート好走で稼いでいます。
⑤リピーターに注目
過去10年で5頭がリピート好走。秋天好走歴のある馬は注目です。
前走についてはレースごとに細かく見ていきます。
①毎日王冠
好走馬は5着以内かつ0.5以内。本番で斤量が増えた馬はアグネスアークの2着が一回あるだけで不振。
→ダークシャドウとミッキードリームは本番で斤量が増えるので本命にはしづらいですね。
本番に近い条件で大敗した馬の巻き返しは期待薄なので、0.6以上負けた馬は全消しで。
②宝塚記念
好走馬は5着以内かつ0.5以内。好走馬の5/6に古馬GⅠを勝った実績があり、例外のツルマルボーイには古馬GⅠ連対実績があった。
→ブエナビスタとエイシンフラッシュがクリア。直行ではないですがアーネストリーとローズキングダムもクリアしています。
③京都大賞典
近6年は好走馬なし。
本番で連対した馬は2着以内、0.2以内、先行して上り2位以内だった。
→ローズキングダムがクリア。しかし、近年は活躍馬が出ていません。本番と求められる適性が違いすぎる気がしますし、強くは推せません。
オウケンブルースリ、ジャガーメイルはあっても3着までと出ました。
④札幌記念
好走馬は全て上り3位以内で勝利。
→トーセンジョーダンがクリアしていますが、それ以上に魅力を感じるのは3着に負けたレッドディザイア。大外をぶん回して上り最速。父がサンデー系のマンハッタンカフェでこのレースで大活躍の牝馬ですから、このレースの傾向にもばっちりはまります。
⑤オールカマー
0-1-0-19。唯一の好走馬はスウィフトカレント。
→データ的にはこのレースを使った時点で詰んでます。求められる適性が違いすぎるのでしょう。東京で大きくパフォーマンスを上げる馬でない限りは手を出しづらいです。
以上のデータを踏まえて、現時点での評価は以下のとおりです。
本命はブエナビスタ。
説明不要の名牝ですね。今年も王道GⅠはこの馬を中心に回っています(今のところは)。どんな条件でも一生懸命走ってくれる馬なので、枠や馬場に関係なく軸にする予定です。
対抗はダークシャドウ。
東京無敗(5-0-0-0)、2000では連対率100%(3-1-0-0)、高速決着にも対応(大阪杯)と、今回の条件では死角が無いように見えます。
戦ってきた相手のレベルを疑問視する声もあるかも知れませんが、大阪杯で同斤のヒルノダムールにタイム差無しなら問題ないでしょう。
初の58㎏が不安ではありますが、馬格もありますし、大きなマイナスにはならないと考えます。
何よりも、他の同世代の有力馬と違い、秋天に全力投球してくれそうなところに好感が持てます。
単穴はレッドディザイア。
3歳時はブエナビスタと接戦を繰り広げた馬。
4歳時はまともなローテーションで使われませんでしたが、ドバイWC前哨戦で後のドバイWC馬を倒したり、有馬記念は惨敗もひっそりと上り2位だったりで、能力の高さは見せていました。
久々のレースとなった前走では、1、2着馬が好位の内をロス無く回ったのに対して、後方から大外をぶん回して僅差の3着と見どころのあるレースを見せてくれました。
今のところは除外対象のようですが、出走できて、良い枠を引ければこのメンバーでも好走できるのではないかと期待しています。
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10/30追記
レッドディザイアが除外されてしまい、非常に面白みのない印になってしまいました……
手を広げようと思えば買いたい馬はいくらでもいるのですが、そのぶんリターンも少なくなりますし、ここはブエナビスタ、ダークシャドウのワイド一点買いで行こうと思います。
あと、有力馬の中で消したい馬が何頭かいるので、それについて書かせてもらいます。
ペルーサは大好きな馬です。強くなってほしいです。ですがここでは買えません。
GⅠ馬ならともかく、初戴冠を目指す身で春天以来のぶっつけローテというのは非常に買いづらいです。
去年のこのレースで出遅れながらも2着に来たように、秋天の舞台はペルーサにとってベストな条件だと思いますが、そこに全力投球してくれなかった陣営には少しがっかりしています。
調教は抜群に良いらしいですが、藤沢調教師自身が「いくら調教をしても、1回のレースには敵わない」「本来は叩いて良くなる馬」と発言していますので、買い材料とは言えません。
トゥザグローリーもGⅠ連対実績がないのに直行で、買えません。
ローズキングダムは近年結果が出ていない京都大賞典勝ち馬ということで消します。朝日杯を勝った馬ですが、近走を見ていると2400前後がベストの馬になってきているように思います。2000で平均以上のペースになると追走で脚を使ってしまいそう。
アーネストリーも本番と繋がらないオールカマーをステップにしているので消し。
陣営も府中への適正に疑問を感じているようですし、大外枠を引いてしまい、勝ち負けはかなり厳しいと思います。
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