10期 予想歴26年
◎グランプリエンゼル
2着/3人気
○ジョーカプチーノ6着/2人
▲ロードカナロア1着/1人
×ワンカラット
×ワイルドラズベリー
今週は良馬場で行われそうだが、先週は馬場が悪かっただけにどういう傾向になるか判断が難しいところ。まあ連続開催の最終週でもあるし、高速決着になるとは思えんな。過去の結果を見ても、その年の馬場の荒れ具合で大きく傾向が変わっている。今年は開催が進むにつれ、ダート志向の馬が活躍しているのが特徴。ここも重視したい。あとは荒れ馬場になったということで鈍重血統に注目だな。
そこで本命はグランプリエンゼル。アグネスデジタル×サンデーサイレンスの芝馬で思いつくのがヤマニンキングリー。平坦を得意とし、高速決着よりも時計のかかる馬場が向いている馬で、ブエナビスタを退けたのも洋芝の北海道だったわな。グランプリエンゼルも似たような特徴で、平坦コースでないとまず走れない。渋った馬場を得意とするのも同じ。今回はヴィクトリアマイルで4着にもってきたウィリアムズの手綱に戻るのが心強い。前走は最内枠でインからの競馬だったが、直線で前が壁になって全く追えず、前が開いた時にはすでに終わり。しかしそこから差を詰めて勝ち馬とは0.1差で完全に脚を余した競馬だった。
相手は鈍重のジョーカプチーノ。ムラ馬だけにアテにはならんが、前走で前向きさを取り戻したのは何より。一気に相手弱化だし、58kgも乗りなれているので心配はない。形にこだわらず気分良く走らせる外国人ジョッキーはこういう馬なら絶対に合っていると思うな。
ロードカナリアは1200m戦ではまだ底を見せていない。前走はハンデ戦でキョウワマグナムと同斤だったが、今回は別定戦で1kgもらったのは字面的にもかなり有利。常識的に京洛ステークス負け組がこの馬に先着するのは厳しいだろう。
あとは外差しがきく馬場になっていれば底力があるアーバニティの一発。これくらいだな。
ワンカラットは冬場はイマイチの馬だし、動きもまだ鈍い。ワイルドラズベリーは1200mで新味に期待なんだろうけど、前走の内容では買えない。ファルブラヴなら1400mのほうがいいだろ。ケイアイアストンは外枠が不利。
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