10期 予想歴26年
◎ネコパンチ
14着/9人気
○ビートブラック11着/1人
▲マイネルキッツ1着/4人
千葉は現在雨。１レース前からすでに重発表で、雨は午前中までは確実に降るだろうから、いくら開幕週とはいえ、重より回復することはないだろ。開幕週で重馬場・・・一番判断に困る条件だよな（;´Д｀）
ペースにもよるが、馬場が渋れば距離以上のスタミナを要する。ペースは過去の実績からしてドリームセーリングが逃げるだろうが、どれくらいの速さでいくのかは難しいところだけど、スローに落として逃げるような馬＆屋根ではないだけに、２週目３角あたりからのヨーイドンはないような気がする。ある程度前で長くしぶとい脚が使える馬が面白いんじゃないだろうか。
そこで狙ってみたいのがネコパンチ。血統的には鬼といえるくらいの洋芝向きで、函館で行われたみなみ北海道ステークスでは格上挑戦ながらも２着のコロンバスサークルに0.5差をつけての快勝。もちろん53kgという斤量に恵まれたこともあるんだろうけど、積極的に動いてのレース内容はまさに完勝だった。父ニューイングランドはサンデー系の中でも鈍重派で、その要因は母父チーフズクラウンの影響だろう。とにかく速い上がりには全く対応できず、しぶとく流れ込むのがウリ。母父ダンシングブレーヴは米国馬だが、欧州での活躍は言うまでもないだろう。凱旋門賞の勝ちっぷりは今でも話題になるからな。そんな訳で母系も欧州のパワー型でスタミナは豊富。京都大賞典はそもそも相手が強かったし、逃がされて競馬にならず。それでもローズキングダムとは0.9差。前走はだだっ広い府中ではお話しにならないんだから大敗しても気にすることはない。今回は実績もある小回りの中山だし、先行できる魅力、もしスローになったとしても自分から積極的に動いてレースを作ることも可能。人気馬が総じて差しというのもありがたいな。流れ込みに期待。
相手は血統的に渋った馬場は得意と思えるビートブラック、でも中山は初めてだし、小回りが向いているという印象はない。マイネルキッツは時計のかかる馬場向きではあるが、渋った馬場は微妙。使って良くなる馬だけに前走休み明けから２ヶ月経っているのもややキニナルところだな。ビッグウィークは血統以上にスタミナ型なんだろ。状態がまともならここで通用しないとこの先使えるレースがない。ルメ様擁したならそれなりに勝負がかかっている気もするが。
あとは力でフォゲッタブルとナムラクレセントだが、前者は重馬場＆小回りは大いに不安。後者は距離不問だが、さすがにここまで長いとどうかなと思う。だったらトウカイトリック。年齢的な衰えからか最近は後方からの競馬が続いているが、スタミナは無尽蔵だけに、他の馬がバテたら馬券圏内に突入も。
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