JCダート2011予想
トランセンドが強気の競馬なら

nige
11期 予想歴18年

◎ワンダーアキュート
  2着/5人気

○トランセンド1着/1人
▲エスポワールシチー3着/2人
×ヤマニンキングリー
×ダノンカモン


まずはトランセンド・エスポワールシチーの話から。
この2頭の特徴は共に勝ったJCDのラップによく出ているのでラップから説明。

10年 1着トランセンド
12.5-10.7-12.7-12.0-12.1-12.3-12.0-11.8-12.8

09年 1着エスポワールシチー
12.5-11.1-12.7-12.5-11.9-12.1-12.4-11.8-12.9

違いは向正面に入ってからの加速(600~800m)と4コーナーで後ろを引きつけるか(1200~1400m)の2点。

これから解るように2頭の長所は、トランセンドは中盤緩めず相手を潰す走りのスタミナ・粘り。
エスポワールシチーはペースに緩急をつけて脚を溜めて瞬発力で押し切る走りのスピード・瞬発力。

このラップはフェブラリーSでも同じで、2頭が戦った南部杯はエスポワールシチーがトランセンドの得意なペースにしてしまったのであの結果になりました。

今回はどちらのペースになるかですが、トランセンドが大外の入ったことで逃げるのは無理しないといけないので3番手からが予想され、逃げるのはエスポワールシチーか逃げないとダメなトウショウフリークが無理して逃げるかのはず。
どちらが逃げてもペース落としたいタイプなのですが、ドバイに行くからにはここでは負けられないトランセンドがプレッシャーをかけて緩まないで11年のペースになると想定しています。

また特徴が違うこの2頭なので着差が2馬身ぐらいは着くはずで、1,2着がこの2頭で決まる可能性は低いと考えています。
馬券的な狙いはその間に入ってくる馬。

ということで、
本命は、ワンダーアキュート。
前走は走らない休み明けの走りがもろに出てそれでも4着なら問題なく、5勝している得意の阪神に変わり、トランセンドが作り出す一定ペースも得意で、トランセンド・エスポワールシチー以外では唯一ここを狙ったローテなのが勝負度感じる。
前の争いを見ながら5,6番手から直線外に出してじわじわ差を縮めるイメージ。

対抗は、トランセンド
スマートファルコンがいないここで負けてドバイなんて言えないので、強気の競馬をすると思うので勝つ確率は高いと思う。
負けるとしたらエスポワールシチーかトウショウフリークの逃げた馬のペースに付き合ってしまった場合、JBCクラシックでスマートファルコンの瞬発力に押し切られたようにエスポワールシチーに負けてしまう可能性ある。
あとは前走の疲れがなければ。

単穴は、エスポワールシチー
状態的には全盛期とは言わないまでもかなりいい状態まで戻ってきている印象。
勝つためにはどこかでペースを緩めたいので、ベストは逃げてトランセンドが緩めたペースに付き合ってくれる形。
プレッシャーかけられるとラスト1Fの失速率で劣るので負けてしまうはず。

4番手は、テスタマッタ
この馬は適条件で折り合えて出遅れなければ、ここでも勝ち負けできる力はある馬。
今回は阪神1800mで速いペースが想定され、内枠で前に壁を作れ、マーチSに騎乗していた四位騎手に戻るので条件は揃っている。
ワンダーアキュートの内か、後ろで脚を溜めて差してくるイメージ。
この馬は相手どうこうより自分との戦いの比率が高い。

5番手は、ニホンピロアワーズ
まだ底を見せてなく、前走は差す形で最速上がりを使え3着なのはここにつながる走りだった。
やや太めで使いつつ良くなる馬なので、まだ状態上がっていい。
1,2着のイメージは浮かばないが、遅れて差してきて3着なら。


<予想>
◎9ワンダーアキュート
○16トランセンド
▲6エスポワールシチー
△5テスタマッタ
☆12ニホンピロアワーズ

<買い目>
馬連(3点)
9-16(10000円:15.8倍)
6-9 (5000円:19.6倍)
5-9 (1000円:135.6倍)
3連複(3点)
6-9-16(2000円:9.2倍)
5-9-16(1000円:100.3倍)
9-12-16(1000円:91.6倍)
※オッズは午前2時時点。

トランセンドが強気の競馬をする決め打ちなので、瞬発力勝負になった場合はボロボロでしょう。


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JCダート2011回顧
躓きはしたが

nige
11期 予想歴18年

次走狙い:ワンダーアキュート
次走狙い:ダノンカモン


12.5-10.5-12.8-12.4-12.7-12.3-12.2-12.0-13.2

まずスタートでワンダーアキュートがおもいっきり躓いて出遅れ(ついでにテスタマッタも出遅れ)、この時点で「終わった…」と頭を抱えましたよ。

確率的に低いと考えていたトランセンドがやや無理してでも強引に逃げを選択。
ワンダーアキュートはすぐに内に入れて、ロスなく走れる所に入れて追走。

大外枠から逃げる為にいつもより脚を使ったので向正面で少し緩めて馬群が一団。
3コーナーに入りペースを上げて800mのロングスパートでエスポワールシチーの瞬発力を出させない作戦に出る。

エスポワールシチーは2番手からしっかり追走するが、残り200mからやっぱり失速。
トランセンドはいつもの粘りを見せて2馬身差をつけて1着確定。

ワンダーアキュートは3,4コーナーも動かず直線で馬群がばらけるのを待って追い出し、残り200mではまだ7馬身ぐらいは離れた10番手だったが、そこからじわじわ差を縮めてラヴェリータとエスポワールシチーの間に入りエスポワールシチーと並んでゴール!!
テレビでは斜めだったので届かなかったか…と思いつつ写真判定を待ったら、ハナ差で2着ワンダーアキュート!!
躓きはしたが和田騎手が諦めずに乗った結果の2着、感謝です!!
(3着だとスタートが…と言っていたでしょうが)

2着◎ワンダーアキュート
1着○トランセンド
3着▲エスポワールシチー
12着△テスタマッタ
9着☆ニホンピロアワーズ


馬券的にも2頭の間に入るならと本命にしたワンダーアキュートとトランセンドの馬連をきっちり3点でいただきました。
(おまけに押さえの3連複も)


ワンダーアキュートは馬体重+14kgでしたが、輸送がダメな馬でレースが終わったあとも、トレセンの自分の馬房に帰ってくるまでは、ほとんど水も飲まないのがいつもの馬体重なので、プラス体重は逆に状態がいい証拠と思っていました。
馬体重のおかげでオッズも上がり大満足の結果。


ワンダーアキュートは輸送がダメなので次走はたぶん東京大賞典でなく名古屋グランプリのはずなので人気確実ですが確勝でしょう。
ダノンカモンは1400~1600mの適距離に戻れば上位に来るはず。


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