08期 予想歴22年
◎シルクシュナイダー
3着/6人気
○スタッドジェルラン4着/5人
▲レーザーバレット12着/9人
エスポワールシチーにしても、トランセンドにしても、スマートファルコンにしても、ダート界のトップホースというのは前に行って自分でレースを作っていける馬が多い。だから、力のない馬がたまたま上手に前や内で立ち回ったから勝ってしまったというようなことが許されない。
その意味でダート競馬には健全さを感じる。
ダートの場合は、高いレベルのレースほど、前に行く馬が集い、芝の場合は高いレベルになるほど差し馬ばかりになるという傾向がある。今週のAJCCと平安Sのメンバーを見ていてもそういったことを感じる。
エスポワールシチー、キクノアポロ、タカオノボル、タガノロックオン、トウショウフリーク、ヒラボクキング。このあたりはややもすれば自分でハナを切ってしまってもいいよ、自分でレースを作っていくよといった馬たち。
特に圧倒的人気になるであろうエスポワールシチーが積極的なレース運びをする馬と騎手だから、これらの馬たちがみなエスポワールシチーの動きを意識するだろう。
となると予想しておきたいのは、みんなが一斉にエスポワールシチーを目がけて動く、一緒に動いて、全体的に早仕掛けになるパターンではないだろうか。
みんながみんな、エスポワールシチーを負かすのを諦めて一斉に2着狙いを考えて仕掛けを遅らせるなどといううがったことを考えてみてもいいが、それはさすがにないだろう。また、そこまで夢のない予想もしたくない。
すると狙いたいのは、それらのごちゃつくのを避け、早めのスパートを後ろで我慢する、一歩遅らせて動くタイプ、差し馬。
こういうときは、ラストの上がりがかかる競馬で浮上するある意味ナタの切れ味でいいから、いわゆる決め手あるタイプではなく、大飛びで、外に出してズドンと伸びるタイプの持続型差し馬。
これに該当すると思っているのは、
シルクシュナイダー、スタッドジェルラン、レーザーバレットあたり。アドマイヤロイヤルやサイレントメロディやインバルコのような小さな走りでさばいてくるタイプの差し馬は違う感じがする。
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