フェブラリーS2012予想
ハイペースではまれば

編集長おくりばんと
08期 予想歴22年

◎スマイルジャック
  14着/14人気

○テスタマッタ1着/7人
▲ダノンカモン4着/5人


スマイルジャック
ここまで不人気なら肩を持ってみたい。
もともと折り合いに難があって、砂をかぶるくらいのほうが面白いのではないかという発想もあった。道悪は得意にしていてパワーもある走り。ここのところは全く競馬をしていないように難しいところのある馬だから、ダート変わりが何かの良い刺激にならないとも限らない。競馬は何が起こるかわからないというのが前提にある。
芝からの転戦組は道の魅力で変な穴人気になることが多いのだが、ここまで無視されているならちょっと買ってみても。もともとが意外性のあるタイプで、面白い試みではあると思う。

▲セイクリムズン
非常に飛びが大きく、走り方だけ見ていれば、東京1600は向きそうに見える。スピードが勝っていてここまでは実績がないが、経年変化でずぶくなってきた今なら・・・昨年の2番人気馬がここまで人気がないのなら少し・・

△ダノンカモン
大飛びワンペースタイプの、ハイペース差しなら、、という走り。乱ペースになればチャンス十分だろう。

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能力上位のトランセンド、エスポワールシチーがレースを作り、
その他にもトウショウフリーク、トウショウカズン、ケイアイテンジンがいるから、
まずスローペースは考えなくてよいだろう。
強いトランセンドがこれらを振り切り勝つ可能性は十分だろうが、
それでは予想として面白くないので他を探すとなると、、、
やはりオーバーペースになったときに、大外ズドンとできる馬を探すことしかないだろう。

それはこの東京1600ということも考えれば、
大飛びワンペースの、ハイペース用差し馬ということになる。
ダイショウジェットがいれば無理矢理取り上げることになりそうだった。。


◎テスタマッタ6伸
ダートでこれほど脚をよく伸ばして走る大飛び差し馬はそうそういません。
ハイペースになればこういう馬が浮上する。東京1600はハイペースなら向いていると思う。
その証明が2年前のフェブラリーS2着。
武蔵野Sは休み明けの58キロ。
JCDは出遅れから一気に上がっていく無理のある競馬。
東京大賞典はやや距離が長い中、真っ向勝負で悪くない競馬。
前走は58キロで、やや短かったことを考えれば上々の内容。
衰えはないはず。
スムーズな競馬ができればはまる可能性は十分。


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フェブラリーS2012回顧
フェブラリーSは連覇できない、その理由

編集長おくりばんと
08期 予想歴22年

次走危険:テスタマッタ


なんでフェブラリーステークスは連覇できないんでしょうねー?という問いに。

細江純子さんは
「ダートは一戦ごとの消耗度が高いから・・・」

といったことを話していたけれど、そうなのだろうか?ダート競馬はけっこう勢いに乗るとばりばりと連勝を続けることが多く、一回一回そこまで消耗していない場合もある感じがするし。ちょっと苦し紛れの回答だったように感じた。

フットワーク理論的に考ええてみるとこうだ。

東京ダート1600が特殊すぎるから。
ダートコースでこれほど広いコースというのは他になく。ダートで1800の4つコーナーあたりのレースが主流なのに対し、それからだいぶずれた東京1600で施行しているから、「変な馬」が勝ってしまうことが多い。東京1600専用のような特殊能力を備えた馬がアップセットを起こしてしまうことが多い。東京1600どはまりの大飛び差し馬のフットワークの馬が台頭してしまうことが多いからではないだろうか。

テスタマッタが正にそれ。

過去でいうと、ウイングアロー、グルメフロンティア、ノボトゥルー、サンライズバッカスなどがそう。
実際の人気がどうだったかはさておき、これらはダートの主流距離ではあまり活躍できないが東京1600ではどはまってしまう。こういった馬が前年のダートチャンピオンホースを倒してしまう現象が起こりやすいがためではないかと思う。

テスタマッタもまたダート1800あたりではコロっと負けるかもしれない。
だが、もしあるとしたら来年もまたフェブラリーに出てきたら、特殊能力をもってして連覇という初めてのケースもあるかもしれない。


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