08期 予想歴10年
◎ファリダット
8着/2人気
○スズカフェニックス4着/1人
▲ファイングレイン5着/7人
×カノヤザクラ
★傾向分析★
2004年 タイム 1'21"9 (良) 1FAve=11.70 3FAve=35.10
テン34.3-中盤11.6-上がり36.0 『前傾』
1着タマモホットプレイ・・・フジキセキ×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト １０－１０
2着マイネルソロモン・・・トウカイテイオー×ロドリゴデトリアーノ=マイバブー×ノーザンダンサー ８－６
3着メイショウボーラー・・・タイキシャトル×Storm Cat=ヘイロー×ストームバード ５－２
2005年 タイム 1'21"5 (重) 1FAve=11.64 3FAve=34.93
テン34.3-中盤11.3-上がり35.9 『前傾』
1着コスモサンビーム・・・ザグレブ×Rainbow Quest=ヌレイエフ×レッドゴッド ９－８
2着サイドワインダー・・・トニービン×Afleet=グレイソヴリン×ミスプロ １３－８
3着ウインクリューガー・・・タイキシャトル×Be My Guest=ヘイロー×ノーザンダンサー １７－１７
2006年 タイム 1'20"3 (良) 1FAve=11.47 3FAve=34.41
テン34.5-中盤11.3-上がり34.5 『ハイレベル』
1着プリサイスマシーン・・・マヤノトップガン×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス ４－４
2着シンボリグラン・・・Grand Lodge×Linamix=ダンチヒ×リファール ８－８
3着アグネスラズベリ・・・エアジハード×トニービン=プリンスリーギフト×グレイソヴリン ８－８
2007年 タイム 1'20"7 (やや重) 1FAve=11.53 3FAve=34.59
テン33.7-中盤11.5-上がり35.5 『前傾』
1着スーパーホーネット・・・ロドリゴデトリアーノ×エルセニョール=ノーザンダンサー×ネイティヴダンサー １４－１２
2着フサイチリシャール・・・クロフネ×サンデーサイレンス=ヴァイスリージェント×サンデーサイレンス ５－４
3着ドラゴンウェルズ・・・Dynaformer×Hero's Honor=ロベルト×ノーザンダンサー ６－７
流れは、テン34秒台前半-中盤11秒台前半-上がり34秒台後半という『前傾』になりやすい。そのため逃げ・先行は不利、差し・追込が有利な流れで好走馬の多くも差しが多い。
05年・は07年は重馬場の影響もあってマイル重賞実績馬が上位を占めましたが、基本的に良馬場なら1200ｍ実績馬有利な傾向(=00年ダイタクヤマト、01年ビハインドマスク、02年ショウナンカンプ、03年ギャラントアローなどが勝ち馬から)。
ダイタクヤマト、ショウナンカンプといったスプリンターＧⅠ勝ち馬が好走した年はテンが33秒台の厳しい流れなのだが、好走した2頭は前に展開しての完勝。テンが速ければ速いほど、スプリンターの一流馬が好走する流れになると考えます。ただし前で展開して勝つとマイルＣＳでは求められる適性が異なるためか、それとも疲労のせいか、好走できない傾向。
また好走馬は夏を使っていたタイプ（=目標がスプリンターズＳのため？）よりも、9月あたりから始動したような馬（=マイルＣＳが目標？）が有利な傾向にもあるようです。
血統では、朝日杯ＦＳに縁のある血統がよく好走しているようです。コスモサンビーム、メイショウボーラーは自身が好走しているし、フジキセキやリンドシェーバー、コジーンも関連性の深い血統です。
対してサンデーサイレンス系がかなり不振な傾向(=フジキセキ以外好走していない)ですが、近2年母父サンデーサイレンスが好走中。サンデーサイレンスは短距離にシフトしつつある今なら、好走可能と思います。
★予想★
◎ファリダット・・・Kingmambo×Sunday Silence=ミスプロ×サンデーサイレンス
前走道頓堀Ｓ1着。Kingmambo産駒で、キングマンボ系は3歳春は詰めが甘く不可解な敗戦などもあるが、本格化すると一気に上昇するタイプが多い。またレコード決着など時計の速いレースは得意で、スプリンター質のこのレースには向くと考える。母父サンデーサイレンスは近2年で連続好走中(06年プリサイスマシーン、07年フサイチリシャール)で、母父サンデーサイレンスは出走馬では唯一の馬から、好走に期待する。母はスプリンターズＳ勝ち馬のBelieveで、適性は抜群と考える。
○スズカフェニックス・・・サンデーサイレンス×Fairy King=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー
前走スプリンターズＳ4着。前走は前が有利な展開で、後方からの追込が届かない流れ。速い上がりは6歳になってもずっと続けているサンデーサイレンス産駒で、展開さえ向けば好走はいつでも可能と考える。母父サンデーサイレンスを評価するならば、父サンデーサイレンスは要注意と考え評価する。休み明けから今回で3戦目、そろそろ嵌り時と考える。
▲ファイングレイン・・・フジキセキ×Polish Precedent=サンデーサイレンス×ダンチヒ
前走スプリンターズＳ10着。フジキセキ産駒は集中力型の産駒が多く、使いつつ上昇する傾向が強い。速い上がりはずっと使っているし、サンデーサイレンスが好走する短距離の流れで同様に好走することが多いフジキセキ産駒ということで期待する。また休み明けから3戦目で走りごろなのと、母父ダンチヒ系の人気が落ちたら好走する特性に期待する。
△トウショウカレッジ・・・ラストタイクーン×サクラバクシンオー=サンデーサイレンス×プリンスリーギフト
前走スプリンターズＳ6着。前走は差し・追込に厳しい流れの中で鋭く伸びたが6着の内容で、非サンデーサイレンス系の中ではキレ味鋭いセニョールグループのラストタイクーン産駒。母父サクラバクシンオーから間隔を詰めるとパフォーマンスが下がる傾向と思うが、適度に間をあけて使っていることで好走可能と考える。また断然人気では疑わしいが、人気が下がると好走するのもダンチヒ系とセニョールグループに共通の得意技。侮ってはいけません。
カノヤザクラも前走スプリンターズＳで、後方から速い上がりを使っていて好走適性があると思うのだが、今まで好走している時の連対血統が非サンデーサイレンス系ばかりのため、サンデーサイレンスがポイントと考える今回は消しにて勝負する。サクラバクシンオー産駒のショウナンカンプとサンデーサイレンス産駒のBelieveが一緒に好走しなかった過去の傾向からも、血統的な相性が悪いと考えています。
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