中山記念2012予想
差し損ねる要素が満載のトゥザグローリー

のび犬
10期 予想歴9年

◎フィフスペトル
  6着/5人気

○リアルインパクト3着/4人
▲トゥザグローリー10着/1人


◎フィフスペトル
◯リアルインパクト
▲トゥザグローリー

このレースの傾向でおもしろいと思ったのは、前走1600を使った馬の好走が多いこと。
ステップレースを見ても東京新聞杯(今年は一頭もいませんが)とマイルCSが好走馬を多数出しています。
つまり、このレースにはマイルをこなせるスピードが必要ということです。マイルの流れを経験した馬が、開幕週の中山の前残りの馬場にを味方につけて、好位を追走して粘り込むというのが好走馬のイメージですね。

もう一つ、注目すべきはリピート好走の多さ。
過去10年でリピーターは4頭いますが、内3頭が2勝し、3回馬券に絡んでいます。これはコース適性の重要さを示していると思います。


以上を踏まえて、本命はフィフスペトル。
優秀なステップレースであるマイルCSでタイム差なしの2着に健闘。GⅠでタイム差なし以上に好走してこのレースに臨んだ馬は1-1-0-0と信頼できます。
そして、なんといっても中山適性の高さが魅力です。同条件の夏至Sも、京成杯AHも早めに抜け出して、後続が迫っても抜かせないという着差以上に強い内容で快勝しており、上記の好走馬のイメージにぴったりです。

対抗はリアルインパクト。
1800は超スローを先行して2着だった毎日王冠しか経験しておらず、距離適正には不安もありますが、それ以上に内枠、先行できるスピード、先行してくれそうな騎手という3つの魅力が大きいです。
軽量だったとは言え、3歳春にして平均ペースの安田記念を先行して押し切った能力は高く評価したいです。中山も朝日杯FSで内を突く器用な競馬で2着に入っており、苦手では無いはず。

単穴にしたトゥザグローリーは能力では文句なしに一番でしょう。しかし、差し損ねる可能性が少なくないと考えています。
第一に、大外枠は0-2-2-6と勝利なし。コース形態を考えても有利な枠とは言えません。
第二に、後ろからの競馬をしそうな点。追込馬は0-5-3-34と勝ちきれません。
小回りが得意だとされていますが、小回りでの好走は全て瞬発力勝負でのもので「平均~持久力勝負を前で押し切る」といった経験はありません。それができるフィフスペトルやリアルインパクトに出し抜けを喰らう可能性は十分にあるでしょう。


馬券は◎◯の馬連、◎、◯→▲の馬単、◎◯▲の3連複の4点。さて、トゥザグローリーの2着付けはどんなオッズになるでしょうか?結構同じ事を考えている人は多いような気もしますが……
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2/25追記
トゥザグローリーの2着付けは前日オッズで30倍近く付きますね。リスクに見合ったリターンと言えるでしょう。
馬券は上記の通りで、トゥザグローリーが2着に差し損ねることを期待(?)した馬単、3着になっちゃう可能性も考えてフィフスとリアルの馬連、やっぱり強くてトゥザグローリーが勝ったとしても◎、◯が来れば当たる3連複(ダブル的中も視野に入れて)の4点で。


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