11期 予想歴13年
◎オリービン
2着/3人気
○ダローネガ9着/1人
▲ダイワマッジョーレ8着/8人
開幕週の小雨の良馬場というのをどういう風に受け取るかというのが非常に難しいところ。
開幕週のセオリーとも言えますが、例年の傾向としては前が止まらない。4コーナーで5番手ぐらいいなければ厳しいことが多い。5番手どころか①①(①)の逃げ切りも多数発生するレースで('05'06'08'10 )コース形態が変わっても大差ない。今回誰が逃げるのかはっきりしないのであれですが、行けば行ったままというのもありえますね。誰が逃げるんだ!?
少しニュアンスが違うと思うのは、外回りでありながら、上がり3Fで33秒台を記録することがないこと。阪神の外回りと言えば、豪快な外差しが決まる馬場(というイメージが強い)。開幕週だから?この時期の3歳戦だから?と考えるがどうなんだろうか?
3週前に京都で行われたきさらぎ賞ではワールドエースが33.0、ヒストリカルが32.8のキレっキレのレースだったのが強烈な印象として残していることを考えれば、このレースに関してそのキレが思いのほか活きない形になるのではないかと思う。京都と阪神の差は思った以上に大きい。
◎オリービンは父ダイワメジャー×母父ジルザルという血統。父ダイワメジャーは周知のことになりつつありますが、種牡馬としては中山(阪神)巧者で、その源は父譲りのパワーではないか。京都ではキレ負けしても、阪神ならそこまでというところで、これは今回の狙いとしてはバッチリ当てはまる。“数字だけみると案外京都でも勝ってるんですがね…内回りかもしれないし…そこまで精査していません”オリービン自身阪神では(2.2.0.0)だし、前走は内枠の先行馬が台頭するなか外強襲して届かなかった。それを悲観することはなく、今回京都から阪神へのコース替わりと、C.デムーロ騎乗ということで、内枠に入れたこともあって積極的な競馬を期待したい。
○ダローネガは父ダイワメジャー×母父ホワイトマズルという血統で、父の説明は◎と同じとして、母父のホワイトマズルに関しては、イングランディーレやシャドウゲイト、シルポートと行った逃げ馬を輩出している。また、アサクサキングスやスマイルトゥモローなどのGⅠ馬もいるが、各々お世辞にもキレた馬ではない。しかし、スピードを持続することに長けていた印象が強く、マイペースで運べた時ほど強い。ダローネガもその血を色濃く受けていそうなものでキレはしないが、坂があれどしぶとい感じ。ダメジャー産駒らしさもあって阪神で2戦2勝、ある程度の直線の長さがあるレースで好走しており良いのではないか。
▲ダイワマッジョーレは父ダイワメジャー×母父ローソサイエティという血統。まぁここまできたらダメジャー祭りでもというところで▲にしてみましたが、キャリア1戦でよくわからないというのが実情。しかし、◎にしても○にしても昇級後いきなり通用していることから、特にキャリアは気にすることもないか。京都デビューでしたが、戦法からして阪神の方がよりハマりそうな気もする。
△ワイドバッハは父アジュディケーティング×母父スキャンという血統。いかにもダート馬っていう血統で、ダートのみ使われてきたわけだが、過去3頭ほどダート上がりで入着馬がいるので侮れない。内枠から経済コースを通り続ければ一発があっても…。
△チャンピオンヤマトは父メイショウボーラー×母父ワカオライデンという血統で。メイショウボーラーはどちらかというとスピードを活かすタイプで何か少しパワー不足な気が否めない。とはいえダートで勝ちあがってきたことも事実で…、あと母父ワカオライデンはロイヤルスキーの流れで早熟っぽいので、完成度の高さで勝負。来るとしたら鮮度のある今しかないんじゃないかな。
△ヴィンテージイヤーは父メイショウボーラー×母父スターボロー。母父は見慣れないが、ヌレイエフ系のマイラー。馬体は丸みがあってヌレイエフ系っぽい。馬場の問題になるが、少しでも湿るのであれば、ヌレイエフの血は大いに買いかなと思う。あのブリンカーは…伊達じゃない(謎
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