天皇賞(秋)2008予想

オウマ心理教
08期 予想歴39年

◎ウオッカ
  1着/1人気

○ディープスカイ3着/3人
▲エアシェイディ5着/8人
×サクラメガワンダー
×アドマイヤフジ


 府中の2千は内枠の逃げ先行が有利らしいが、平成14年の改修以来顕著ではなくなっている。むしろ、スピード+瞬発力+スタミナの総合的能力で決まると考えた方がよさそうだ。野芝のため宝塚記念、札幌記念と違い、パワーはそれほど必要としない。
 
 ◎はウオッカ。毎日王冠は逃げて僅差の2着、自らペースをつくり、目標にされてのレースでゴール前も伸びていた。
 本来はダービーのように直線伸びきる走りが得意なはずで東京向きである。
 外枠不利といわれている7枠に入ったが、総合的能力は一枚上の存在である。
 問題はメンタル面だが、調教でもかかることなく時計は抜群であった。パドックではきっと落ち着いていることであろう。

 ○にディープスカイ。多少スタミナに心配があるが、ダービー馬である。スピード、瞬発力は古馬にまじっても見劣りしない。
 差し馬であるが、内枠に入ったことがコース取りでロスをしなくてすみ、有利に働くし、56kの負担も有利に働く。

 ▲エアシェイディは、調教がすばらしい。もともと期待されていた血統馬で一度たたいて上昇、7歳にしてようやく本格化したという伊藤陣営のコメントにのってみたい。

 ドリームジャーニーは、小柄な馬で58kを背負わされる点と大外に入った点はマイナスでも、小気味のよい瞬発力とこの夏の著しい成長は特筆もの。一発があって不思議でない。

 ×の二頭は、どちらかといえばパワー型だったり、スタミナ型だったりする馬たちである。宝塚記念の回顧ナンデで次回危険馬に指名していたので、そのまま挙げておいた。


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天皇賞(秋)2008回顧
スカーレットは、有馬記念で有終の美を飾ることになるだろう

オウマ心理教
08期 予想歴39年

次走狙い:ダイワスカーレット
次走狙い:カンパニー
次走危険:ウオッカ


 強い馬がこれだけ集まり、その中で特に強い馬がこれだけ強い勝ち方〔レコードのおまけつき〕した天皇賞は、記録と記憶にのこるた゜ろう。しかも、人気の二頭が牝馬であり、人気に応え、1着、2着の上位を当然のごとく占めたのだから今年の記念碑的レースと言ってよいだろう。本当にすばらしいレースであった。

 ウオッカは東京競馬場なのでぶっちぎって勝つと予想していた。そうならなかったのは、相手が強かったというべきなのだろう。ただ有馬記念、宝塚記念には実績がない。乗り難しい馬であったときの結果であって、今なら大丈夫と言い切れるのか。コース、距離の適合性は問題ないのか。そんな心配から、次走危険馬に挙げた。

 ダイワスカーレットは、素直な落ち着いた性格と比類なきスピードでこれまで何回も頂点を極め、ウオッカに後塵をあびせた。今回は、ゴール寸前でウオッカに差されたが、本当にすばらしい牝馬である。有馬記念の適性は、十分と思われるので、是非優秀の美を飾ってほしい。引退後は、必ずやよい仔を出すことであろう。

 カンパニーは、瞬発力に優れ、常に怖い馬の一頭であるが、エアシェイディ同様、いよいよ完成の域に近づいたのであろうか。その可能性も高いと感じた。

 人気馬が順当に勝つときは、馬券は外れる法則どおりの結果である。いつものことであり、こうして人生は過ぎていくのであろうか。


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