中山牝馬S2012予想
ファンタジーな予想パート2

のび犬
10期 予想歴9年

◎ダンスファンタジア
  16着/13人気


アネモネSでは内伸びと見た馬場予想が見事に裏目って、パララサルーに豪快に差し切られました……
では、明日はどうなるのか?
内が荒らされて外差しになるのでしょうか?
あるいは、先週、先々週のように、内側から乾いて内伸び馬場が復活するのでしょうか?
正直、私にはわかりません。
ただ一つ言えることは、力の要る、時計のかかる馬場だということです。

このレースのデータ(2001~2010、去年は阪神開催のため除外)を見てみると、前走勝った馬が全く好走していないことがわかります。
特に、最も多くの好走馬を出している京都牝馬S組は、勝ち馬やタイム差なしに好走した馬が着外に沈み、負けた馬が巻き返しています。
前走の敗戦(特に京都での敗戦)には目をつぶって、適性のある馬を買うレースだということでしょう。

条件戦を勝ち上がった馬の成績もいまいちで、それなりに格のあるレースではあります。2、3歳時にGⅠで馬券になった馬が、リピート好走も含めると12/30とちょこちょこ来ているのも、それなりの格が必要なレースだということの表れだと思います。


以上を踏まえて、本命はダンスファンタジア。
着順だけを見れば、近走まるで良いところなし。13番人気も仕方がないでしょう。
ただ、前走の京都牝馬Sは適性もそうですが、輸送が合わないという言い訳ができます。
そして、前々走のターコイズSは55㎏を背負って軽斤量の馬を相手に0.1差。直線ではスムーズさを欠いていましたし、決して悪い内容ではありませんでした。

そして、なんといっても評価したいのは3歳春のフェアリーS。

http://www.youtube.com/watch?v=WRGosDA67Kk

これは強いでしょう。
このレース、タイムは1:33.7と速いですが、上りは36.6とかかっていて、ラップを見てもタフなレースであることがわかります。そんなレースでこのパフォーマンスですから、この馬はタフなレースに向いていると言っていいでしょう。

中山牝馬Sは例年厳しい流れになりやすいですし、それに加えて時計のかかる馬場状態ですので、この馬のタフさが活かせる条件が揃っています。
道悪が得意なファルブラヴ産駒というのも好材料。
そして、重馬場になった07年の中山牝馬Sでは、京都牝馬Sを14着に負けたマイネサマンサが巻き返して勝利しているというデータもあります。「ダンスファンタジアも同じ14着!」とか言うとオカルトっぽくなってしまいますが、要するに、今年も京都牝馬S大敗から巻き返しがある馬場状態になっているということです。

距離がどうかという問題もありますが、お母さんはマイルがベストながらも2000まではこなしていましたので、なんとかなるんじゃないでしょうか。


馬券は単、複で。


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