皐月賞2012予想
素直な予想

のび犬
10期 予想歴9年

◎ワールドエース
  2着/2人気

○グランデッツァ5着/1人
▲アダムスピーク18着/5人


◎ワールドエース
◯グランデッツァ
▲アダムスピーク
△トリップ
×ディープブリランテ
×ゴールドシップ
×コスモオオゾラ

一日中雨が降り続いて、明日の馬場を予測することはほぼ不可能となりました。
深く考えずに「強いと思う馬、勝って欲しい馬」に印を打つことにしました。

本命はワールドエース。
脚質が嫌われてか、思ったよりも人気になっていませんね。
しかしながら、若葉Sで「道悪で最後方から大外回して直線一気」という「最悪のケース」をクリアしているので、ここでも不発というのは考えづらいです。
末脚のインパクトは他馬には無いものがありますし、この馬に世代のエースになってもらいたいという期待も込めて本命に。

対抗はグランデッツァ。
スプリングSは強いの一言。鞍上も皐月賞と相性の良いデムーロ騎手。脚質も先行で、ワールドエースよりも安心して買える印象。ただ、今後の活躍を考えたときに、ワールドエースの末脚の方が私には魅力的に映りました。
この馬も、大崩れは考えにくいです。

単穴はアダムスピーク。
ラジニケでグランデッツァとゴールドシップを倒しています。弥生賞は内伸び馬場で外枠を引き、折り合いに苦労した上、直線入口でごちゃついてしまいました。今回はラジニケと同じ内枠に入り、脚を溜められそうです。

押さえはトリップ。
なんだか存在感が薄くなっていますが、王道ローテで安定した成績を残しています。弥生賞のように内から伸びて馬券に絡む可能性は十分にあると思います。

以下は押さえの押さえ。3連複の相手として買います。

ディープブリランテは共同通信杯もスプリングSも一瞬、勝ち馬を突き放す脚を披露してから失速しています。この原因が距離なのか、脚の使い所が難しいのかはわかりませんが、安定した成績の割に、安定感を欠く走りで、軸にするには不安が大きいです。

ゴールドシップはローテとズブさが不安ですが、エンジンがかかれば確実に伸びてくる末脚の持ち主。共同通信杯ではスタートや位置取り、上りの速い競馬への対応という多かった課題を一気にクリアしていますし、オルフェーヴルと同じ「ステゴ×マック」の配合で成長力はありそう。3連複なら無印にはできませんでした。

コスモオオゾラは血統があまりにも地味ですが、弥生賞を勝っているのですから軽視は禁物。中山2000では負けていませんし、渋めの馬場も向くでしょう。

買い目

馬連9-2、3

3連複9、18軸-2、3、6、14、15

----------------------------------------------------

非常に難解なレースですね。大混戦というよりも、混戦なのかどうかすらわからないというのが正直なところです。
全てのトライアルが道悪で行われ、最重要ステップの弥生賞は大荒れ、世間の各馬への評価がコロコロ変わっている感じで、本当に強いのはどの馬なのかを掴みかねています。

こんな時はデータに頼ってざっくり絞ってしまいましょう。

中山で行われた01~10年のデータを見てみると……

①好走馬の8割が前走0.2以内
②好走馬の全てが前走で重賞か若葉Sを使っていた

これに該当するのは以下の6頭。

コスモオオゾラ
トリップ
グランデッツァ
ディープブリランテ
ワールドエース
ゴールドシップ

ここから中心となる馬を選ぶとすると、やはり人気を集めそうなワールドエースとグランデッツァになりますか。

ワールドエースに関しては、きさらぎ賞で高速馬場に対応しているのが他馬にはない強みですね。その上で、若葉Sで稍重でも強烈な末脚を使えることを証明しています。大外をぶん回して突き抜けるスタイルはとりこぼしを予感させる反面、底知れぬ能力を感じさせます。
ただ、末脚が自慢の素質馬が2、3着に負けるのが皐月賞。絶対の信頼は置けないですね。

グランデッツァはラジニケで落とした評価をスプリングSで一気に回復。大外枠から終始外を回って、直線では楽な手応えでディープブリランテを交わした内容は、能力の高さと中山適性の高さを示す素晴らしいものでした。
ただ、今度は18頭立ての一番外。さすがに不利だと思います。デムーロ騎手が強引に内に入ろうとすれば、他馬の進路を妨害する可能性もあります。
また、姉が桜花賞馬マルセリーナで、スピードを活かして楽に先行するスタイルは、マイラーなのではないかという不安を抱かせます。2000mで、今まで以上にペースが上がり、それを終始外目を先行すれば、スタミナ切れの懸念も。

皐月賞というレースは1番人気の成績は悪くないのですが、2~5番人気がいまいちで、15.0~19.9倍の馬がよく馬券に絡んできます。人気馬同士の決着にはなりにくいレースなので上記2頭のどちらかを軸に、どちらかは押さえまでにしようと思っています。

あとは当日の馬場状態。今年の中山開催は内伸び馬場で波乱が起こるケースが多く、馬場状態の把握が非常に重要だと思います。


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >