12期 予想歴2年
◎グランデッツァ
5着/1人気
○ディープブリランテ3着/3人
▲コスモオオゾラ4着/6人
◎ 18グランデッツァ M・デムーロ
グランデッツァを和約すると「偉大」という意味らしい、言わずと知れた「幻の三冠馬」アグネスタキオンを父に持つ。
ハイレベルであった札幌2歳Sをゴール時に余力をもって勝ち切り、TRのスプリングSでは急仕上げの状態で坂を登りきった後グッとのびて1着。
ラジオN杯3着は一頓挫あったので度外視可能で、今回は仕上がりも非常に良い。
大外枠18番は確かに減点だが、最内で包まれるよりマシで、M・デムーロも考えて乗るだろうから、力を出せそうである。
よって、馬券の軸として◎。
〇 6ディープブリランテ 岩田康誠
共同通信杯、スプリングSともに1番人気に押されながらも2着。スプリングSではグランデッツァに屈した。しかし、一瞬の脚という点では18頭中では一番である。
問題は折り合いがつくかどうかである。中間は強制馬具をもちいて訓練しており、調教では抑えが利いていた。展開は逃げ馬2頭と、先行馬数頭を前に壁を作りやすそうで、スローペースにもならないだろうから折り合いもつきやすそうである。
岩田騎手もスプリングSのときにグランデッツァ(M・デムーロ)の走りは学習済みなので、逆転まで考えられて○。
▲ →無印 2アダムスピーク ピンナ
グランデッツァがラジオN杯3着のときの1着馬である。前走スプリングSは休み明け、道悪と敗因ははっきりしている。
今回は仕上がりもよく、騎手もよい。ラジオN杯の再現もあるとみているが、土曜の雨が残っているようなら減点で▲。
から、内がきびしいので評価さげます。
▲15コスモスオオゾラ
悪道外枠。評価あげます。
今年の皐月賞は気性悪やじりっぽい馬が多く、ステップレースも評価しにくかったので混戦模様でありどの馬がきてもおかしくない。印は上記のようにつけたが、人気薄が3着に、または実力・実績馬が1着に突っ込んできてもおかしくない。
馬券の買い方としては人気馬1着とひも荒れを想定し三連複フォーメーションで、◎(○)-○▲(△)-全通りのように幅広く購入することを考えている。()は軸の頭数を増やすかもしれない、△は当日の馬場や展開が向く馬を据える。
以下に無印馬の寸評をしめす。
9ワールドエース
初の長距離輸送で馬体重も減らしている様子。ハイペースでなし崩しに脚を使わされる可能性があり減点。
4コーナーの若葉Sは強かったが相手が弱かった。きさらぎ杯は相手は強かったが2コーナーで得意なコース形態であった。
あっさり1着になっても、あっさり負けてもおかしくないと考える。
人気もしており、押さえとする。
4メイショウカドマツ藤岡康太
16ゼロス川田将雅
この2頭が逃げ馬でハナを主張、両陣営ともに逃げ宣言。
枠では4番、ラップと騎手では16番か。ただどちらにしても後ろが強いので勝ち負けは難しいと考える。
そのうち、両馬がうまく折り合って大逃げ前残りの可能性も・・・
1モンストール柴田善臣
底力はあり、調子も良化。差しの脚色で最内は致命的。距離延長も減点。
3トリップ田辺裕信
スタートでピョッと出て先行好位でうまく立ち回れそうだが勝ちきれはしない。
5アーデント藤田伸二
調教もよく、底力もある、お買い得ディープインパクト産駆といった感じ、好位のインで進められそうで気性の悪さを出さなければ突っ込んでくる。
7ベールドインパクト藤岡佑介
気を抜く癖があり、じりっぽい。が、きさらぎ、すみれはなかなか良かった。前がつぶれたときにあるかも
8サトノギャラント横山典弘
スローをさせる脚力があり、良化傾向
10スノードン北村友一
切るならこの馬から
11マイネルロブスト武豊
良馬場ならこの馬だったと思う。調教も良い。
夢でこの馬が1着していたので気にはなる。ただ馬場が渋ってるしそれがどう出るか。
12フジマサエンペラー田中勝春
騎手がダメ。そのわりに良い走りをしており、大穴だすならこの馬。
13シルバーウエイブ北村宏司
2戦しかしてないのであまりわからないが、もしかするとめちゃくちゃ強いかもしれない。未知の穴馬。
14ゴールドシップ内田博幸
トモが弱くスタートがつかないが、長くいい末脚を使える。仕掛けるタイミングがすべてである。
15コスモオオゾラ柴田大知
外目先行か内に潜るかだろう、弥生賞1着からわかるように道悪・中山巧者である。今のところ△の第一候補。
17ロジメジャー安藤勝己
外でごまかして乗り、まえが潰れた時にきてもおかしくない。
展開予想
14 17 18 12
9 11 7 5 15 3 16 →
13 10 8 1 6 2 4
あまり自信がないしグランデッツァがあまりに人気になり、堅い決着になりそうなら買わないかもしれません。
明日の競馬を見て馬場状態を見極めてから最終的な予想にしたいと思います。
ただ、クラシック1冠目をかけた大混戦ということで面白くはなりそうです。
第61回皐月賞を制したあとクラシック三冠の志半ばで引退し、「幻の三冠馬」と呼ばれたアグネスタキオン。
同馬の最高傑作といわれるグランデッツァが父の無念を晴らし、「現実の偉大な三冠馬」となるための最初の一冠、皐月賞を獲ることができるのか。楽しみにしたい。
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