天皇賞(春)2012予想

スナフキン
09期 予想歴29年

◎オルフェーヴル
  11着/1人気

○ギュスターヴクライ5着/4人


距離を考慮すればウインバリアシオンは宝塚よりここ。
機動力のあるオルフェーヴルに仕掛けで遅れ、これまで勝てないまま。
盾取りへ打倒オルフェには直線手前で先に仕掛けたいはず。
前回を踏まえてそろっと出したいオルフェにウインの前目あるいは先仕掛けがありそう。

3角過ぎからナムラクレセントの動きが加わり、全体の流れが後半早めに加速するのではないでしょうか。
3200mの長丁場のスタミナ戦に各馬の思惑がさらにサバイバルの様相が予想されます。

今回も外枠発走となるオルフェーヴル。
ですが、休み明け、仕上がり過ぎ、外枠と折り合いを欠く要素のあった前走は道悪というファクターがそれに追い討ちをかけたと思います。
ダービー時も道悪で行きたがるものを後ろでなだめていました。
爪のかかりの悪い馬場では、乱気性の彼をのぞかせる一面があると考えています。

週末は天候が回復するので良馬場の見込み。
折り合いを欠いた4つの要素から今回は外枠のみとなります。
前に行く馬が内に数頭いるので折り合いを欠くのはないと考えます。
オルフェーヴルが不利なく力を発揮してくるとまず負けないでしょう。

そこで勝ちに来るウインバリアシオンの直線の脚が心配。
JCや京都記念のようにスムーズに自分の競馬ができないときの弱さがあります。
差し遅れによる差し届かずが好走の生んでいるとも言え、勝ちに来た時の不安ありでは。

持久色の強い一戦となりそうな今回は距離実績に注目したい。
3000mの阪神大賞典を勝ったギュスターヴクライの自身距離比較では、
2000m以下(0-0-2-4)
2200m以上(5-2-2-1)
比較は明らか、着外の1回は0.3差の4着で好走の部類。

問題はG1での通用に。
現にナムラクレセント、ヒルノダムール、ジャガーメイルを前走撃破。
内目好位でロスなく運べた有利よりも、好位追走で結果が出せたのは収穫。
斤量増を考えても本格化の今ならこなせていい。
ロスが大きかったオルフェではあっても抜かせなかったのは事実。
長丁場適性の裏づけがあり、これまでも58キロでの格下馬の活躍がある春天は斤量や格より距離適性がモノを言うはず。

全馬の馬体を見ると、一応の目安となるキ甲からのラインが立っていないのがギュスターヴクライとトウカイトリック。
このことからも長いところはいいと思う。

4走前で馬体を減らし、増やしつつクラスをクリアーしていて良血の開花がうかがえての
この舞台。
阪神大賞典の勝ち馬との相性は毎年よく、いい流れが来ている。


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