天皇賞(春)2012予想

シーバス
09期 予想歴14年

◎オルフェーヴル
  11着/1人気

○ウインバリアシオン3着/2人
▲フェイトフルウォー13着/11人
△ジャガーメイル4着/9人


まず思い浮かんだイメージとしてはディープインパクトの勝った天皇賞(春)。
そして、ストラタジェムを探せるかどうかがポイントだと直感しましたが、果して。。。

・馬場
土曜の京都は3歳馬がタイレコードを出す程の超高速馬場。
開催2週目もややイン有利の傾向が継続中。

・展開
近走逃げの経験のある馬は数頭いるが、是が非でも行きたいという馬いない。
スタート後にまずハナに行くのはゴールデンハインドかケイアイドウソジンだろうが、
前がスローで逃げるようなら、ナムラクレセントが道中でハナを奪い行くケースもありそう。
人気のオルフェーブルは前走の反省から、無理にでも道中で前に壁作りたい。
大外枠に入ったのは誤算だったが、逆にこうなればスタートはソロっと出して
最後方からの競馬だろう。
2週目のバックストレッチから3角でオルフェーブルがマクリ気味進出を開始するようだと、
瞬時にペースの切り替えのできない先行馬には苦しい。
オルフェーブルの進出に合わせて4角を手応え良く回った馬に馬券圏内へのチャンスがありそう。

本命はオルフェーブル
前走は誰がどう見ても負けて強しの内容。
前に壁が作れないと抑えが利かず、1頭になると競馬に集中できないという弱点を露呈したが、
道中は最後方でも良いのでとにかく前に壁を作って、
道中早めに進出するような競馬をすれば、最後までしっかりと伸びることは有馬記念で証明済。
鞍上には前走の反省を活かし、スタートをわざと出遅れるくらいの気持ちで臨んで欲しい。

対抗はウインバリアシオン
前走は逃げた馬こそ捕まえ切れなかったが、1番人気のルーラーシップを
ゴール前できっちり捉えたことを評価。
折り合いに苦労する馬では無く、菊花賞の内容からも距離延長は問題無い。
道中での機動力もあり、オルフェーブルの進出に合わせて一緒に動く形になりそう。
菊花賞は仕掛けが遅かった印象だが、マークする競馬でどこまで差を詰められるか。

3番手はフェイトフルウォー
前走は渋った馬場に脚を取られて勝負所で動けず惨敗。
新馬戦こそ重馬場で勝っているものの、前走そしてダービーの走りを見る限り、
重馬場は不得手と考えて間違いない。
今回良馬場でやれそうな点はプラス。
菊花賞は道中馬群で揉まれてスムースさを欠く内容で力を出し切っておらず参考外。
血統的には距離延長はプラス。
菊花賞3着馬を退けたセントライト記念ぐらいの力を発揮できれば、
オルフェーブルはともかく、ウインバリアシオンあたりとは大きな力差は無い。

4番手はジャガーメイル
一昨年の勝ち馬。
有利な内枠を引けたのはプラス。
人気も無いので、3着した昨年のジャパンCと同じく、道中後方のインで脚をためて、
直線でインを突くロスのない競馬ができそう。
オルフェーブルが先行馬をまとめて潰してくれれば、無欲のイン差しが決まらないか。


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